ホットサンドのレシピ|チーズ×ハムを格上げ!はちみつとマスタードで本格派

ホットサンド
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シンプルなのに本格的な、ホットサンドのレシピをご紹介します。
カリッと香ばしいトーストの間から、とろけたチーズとハムのうま味が広がる定番の一品です。

ディジョンマスタードのやさしい酸味にはちみつをほんの少し加えることで、コクと一体感が生まれ、味わいがぐっと深まります。
フライパンひとつで手軽に作れるので、朝食や軽食にもぴったりです。


材料

2人分:調理時間10分
食パン(8枚切り) 4枚
バター 15g
ディジョンマスタード 5g(小さじ1)
はちみつ 2g(小さじ1/3)
とろけるスライスチーズ 4枚
ロースハム 4枚
黒こしょう 少々

ホットサンドのレシピ・作り方

パンにバター・マスタード・はちみつを塗る

食パンにバターとマスタードとはちみつを塗る

  1. ① 食パン(8枚切り:4枚)の片面に、室温で柔らかくしたバター(15g)を薄く塗ります。バターを塗った面は、焼くときに外側になります。
  2. ② もう片面にディジョンマスタード(5g:小さじ1)を塗り、その上に、はちみつ(2g:小さじ1/3)を薄く重ね塗りします。
    マスタードとはちみつを塗った面は、焼く時に内側になります。


具材をのせてサンドする

ハムとチーズを重ねてホットサンドを組み立てる

  1. ③ 食パン1枚のマスタードを塗った面に、とろけるスライスチーズを1枚のせます。
    その上にロースハムを2枚重ね、黒こしょう(少々)を振ります。
    さらにチーズ1枚を重ね、もう1枚のパンを、バターを塗った面が外側になるようにかぶせます。
    残りの食パン2枚も、同じようにチーズやハムを挟みます。

フライパンで焼く

フライパンでホットサンドを押さえながら焼く
ホットサンドの両面がきつね色に焼けた状態
  1. ④ フライパンをしっかり温め、サンドを(1組ずつ、または2組一度に)焼きます。
    弱めの中火で両面を2分くらいずつ焼き、パンがきつね色になってカリッとしたらOKです。
    焼き始めて1分ほど経ち、パンの下側がきつね色になってチーズが溶け始めたら、フライ返しで上から1〜2秒ほど軽く押さえて全体をなじませます。
    裏返して同様に1分ほど焼き、もう一度1〜2秒ほど軽く押さえます。
チーズが溶けてきたタイミングで上から軽く押さえることで、パンと具材が密着し、熱が均一に伝わります。
これにより、外はカリッと香ばしく、中はチーズが全体に広がってとろりとした一体感のある仕上がりになります。
フライパンで作るとおいしく仕上がる理由はこちら


ホットサンドの完成!

焼き上がったホットサンドを半分に切る
焼きたてのホットサンドを皿に盛り付ける
  1. ⑤ 焼き上がったらまな板に移し、30秒ほどおいてチーズを少し落ち着かせてから、半分にカットします。
    皿に盛り付け、熱々をいただきます。

焼きたてを頬張れば、香ばしいパンととろけるチーズの一体感が口いっぱいに広がります。
マスタードの酸味とはちみつの甘みがほんのり効いて、飽きのこないおいしさ。
シンプルな材料で作れるのに、満足感のある本格派のホットサンドです。

よくある質問(FAQ)

ホットサンドメーカーとフライパンで作る場合はどう違いますか?

ホットサンドメーカーでも作れますが、このレシピではフライパンで作る方法をおすすめしています。
フライパンなら、焼き加減を目で確認しながら仕上げられるため、パンの表面を好みの香ばしさに調整できます。
外はカリッと、中はチーズがとろりとした理想的な焼き上がりに。

また、焼いている途中に軽く押さえることで、パンと具材がしっかりなじみ、チーズのとろける食感がいっそう引き立ちます。
ホットサンドメーカーに比べて自由度が高く、シンプルな材料でも香りと食感を存分に楽しめるのが魅力です。

ホットサンドはお弁当や作り置きに向いていますか?

お弁当や作り置き向けのホットサンドを探す方も多いですが、このレシピは「焼きたてを食べる」ことを前提にしています。
チーズをメインにしているため、冷めるとチーズが固まり、パンのサクッとした食感や香ばしさが失われてしまいます。
焼きたてのホットサンドこそ、チーズがとろけてパンと一体になり、バターの香りがふわっと立つ最高の状態です。

お弁当として持っていく場合は、チーズを少なめにしたり、ツナや卵など冷めてもおいしい具材に変えるのがおすすめです。
とはいえ、ホットサンド本来の魅力は「とろけるチーズと熱々の香ばしさ」にあるため、このレシピでは焼きたてをぜひ味わってください。

ホットサンドの具材はどんなアレンジができますか?

ホットサンドの具材は、好みに合わせて自由にアレンジできます。
定番のハムとチーズのほか、ツナマヨ・ベーコンエッグ・アボカドチーズなども人気です。
甘いアレンジなら、バナナ×チョコ、りんご×シナモン、ピーナッツバター×ジャムの組み合わせがおすすめ。

ポイントは、水分の多い具材を直接パンにのせず、チーズやハムで挟んでから焼くことです。
こうすることでパンがベチャッとせず、香ばしさをキープしたまま仕上がります。

ディジョンマスタードとは何ですか?

フランスのディジョンにあるディジョンマスタードの本店
ディジョンマスタードは、フランス・ブルゴーニュ地方の都市「ディジョン」発祥のマスタードです。

日本のスーパーでもよく見かける、世界的に知られた定番のマスタードで、白ワインや白ワインビネガーを使って作られています。
酸味がおだやかで香り高く、上品な味わいが特徴です。
なめらかな口当たりでクセが少なく、ハムやチーズなどの素材の味を引き立ててくれるので、今回のホットサンドにもとてもよく合います。

代用する場合は、フレンチマスタードやイエローマスタードの中から、酸味が穏やかでなめらかなタイプを選ぶと近い風味になります。
商品によって酸味や辛味の強さが少しずつ違うため、最初は少量で試してみるのがおすすめです。
なお、粒マスタードは加熱すると香りが強くなり、ややクセが出やすいため、このレシピではあまりおすすめしません。

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