
包まない餃子のおすすめレシピをご紹介します。
料理研究家のあまこようこさんが考案した「ワンパンビッグ円盤餃子」です。
この餃子は、タネを1個ずつ包む手間がかかりません。
皮の上に餡をのせて、さらにもう1枚の皮をその上にかぶせるだけです。
また、洗い物も少なくて済みます。
タネは、ボールではなく、フライパンに直かに入れて混ぜます。
調理時間は15分。
この餃子だったら、忙しい時でもラクに作れます。
シンプルで飽きの来ない味付けで、中身はとてもジューシーですよ。
(一部情報元:テレビ東京「ソレダメ!」ワンパン料理 2018年8月15日放映)
包まない餃子の材料と作り方

「ワンパンビッグ円盤餃子」のレシピです。
材料
豚ひき肉 | 200g |
キャベツ | 3枚(120g) |
ニラ | 3本 |
ショウガ | 1かけ |
ニンニク | 1かけ |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/4 |
餃子の皮 | 24枚 |
ゴマ油 | 適量 |
水 | 100cc |
作り方
- キャベツ・ニラ・ショウガ・ニンニクをみじん切りにする。
- タネの材料をフライパンに入れ、よく混ぜる。
- フライパンの中央にタネを寄せ集め、そのまわりに餃子の皮を12枚並べる。
- 餃子の皮の上にタネをのせ、さらにその上に餃子の皮12枚をかぶせ、皮のふちを指で軽く押さえる。
- フライパンを火にかけて温める。
餃子の皮の上に水を万遍なくかけ、フタをして中火で5分蒸し焼きにする。ごま油を回しかけ、表面をカリッとさせたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、キャベツ(3枚:120g)・ニラ(3本)・ショウガ(1かけ)・ニンニク(1かけ)をみじん切りにします。
ショウガとニンニクをみじん切りにするのが面倒な場合は、チューブ(適量)を使っても美味しくできます。

次に、タネの材料すべてをフライパンに入れ、よく混ぜます。
この餃子のタネは、ボールではなく、フライパンを使って混ぜます。
ちなみにフライパンは、26センチくらいか、それよりも大きいものを用意してください。
タネの材料は、豚ひき肉(200g)・キャベツ(3枚:120g)・ニラ(3本)・ショウガ(1かけ)・ニンニク(1かけ)・酒(大さじ1)・醤油(小さじ2)・塩(小さじ1/4)です。
このタネは片栗粉は使いません。こしょうはお好みで使っても美味しいです。
ボールの代わりにフライパンを使ってタネを混ぜると、洗い物が減らせます。

続いて、上の写真のように、タネをフライパンの中央に寄せ集めます。

そして、タネのまわりに、餃子の皮(12枚)を並べます。
餃子の皮は少しずつ重なるように置いてください。

次に、餃子の皮の上にタネをのせます。
タネは、皮からはみ出ないように皮の内側に置きます。

そして、タネの上に、餃子の皮(12枚)をのせます。
皮で包まないので、ごく普通の餃子とくらべると、全体が平らな形状になります。

最後に、餃子の外側と内側のフチを指で軽く押さえます。
これであとは焼くだけです。
ちなみに、このフチを押さえる作業は、それほど神経質にやらなくてもいいです。
円形の餃子の外側と内側フチの部分の皮同士がなんとなく触れていれば、焼いている間に自然にくっつきます。
皮に水を付けたりする必要はありません。
この餃子は、皮で餡を包みません。
皮の間に餡を挟んで焼くだけなので、簡単に短時間で作れます。

フライパンを火にかけ、温めます。
油は引きません。
タネを混ぜた後に残った豚ひき肉の脂が、油の代わりになります。

フライパンが温まったら、餃子の皮の上に、万遍なく水(100cc)をかけます。

水をかけたらすぐにフタをして、中火で5分ほど蒸し焼きにします。

5分経って水分が飛んだら、仕上げにごま油(適量)を回しかけ、下の面をカリッと焼いたら完成です。

お皿に取り出す時は、上の写真のように皿をフライパンにかぶせ、フライパンごとひっくり返すと簡単です。

この餃子の仕上がりは、上下の皮がちゃんとくっつくので、ごく普通の餃子のように、皮の中に餡が閉じ込められた状態になります。
皮の上面はカリッとしていて香ばしく、また餡はとてもジューシー。
超時短レシピなのに、1個ずつ包んだ餃子と変わらない食べ応えがあります。
ニンニクとショウガの風味をほど良く効かせたシンプルな味付けなので、飽きが来ませんし、合わせる調味料によって味変がいろいろ楽しめますよ。
包まない餃子あと1品
最後に、包まずに簡単に作れる餃子のおすすめレシピをあと1品ご紹介します。

餃子の皮なしで作れる超簡単レシピになっていて、餃子の皮の代わりに油揚げを使うのが特徴です。
表面はパリッとして肉ダネはジューシーに仕上ります。
合わせてぜひ参考にしてください。