チョコチップクッキー|外はサクッと中はしっとり!本格アメリカンレシピ

チョコチップクッキー
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本格アメリカンスタイルのチョコチップクッキーのレシピです。
外はサクッと軽く、中はしっとり柔らか。噛むと弾力のあるチューイな食感が楽しめます。
香ばしさと深いコクがあり、チョコとくるみの風味がしっかり際立ちます。
工程はシンプルで扱いやすく、家庭でも本場の雰囲気を手軽に味わえるクッキーです。


材料

22枚分:調理時間60分(冷蔵時間を含む)
チョコチップ 150g
くるみ(ロースト・粗く刻む) 50g
溶かしバター(無塩) 100g
グラニュー糖 60g
三温糖 80g
溶き卵 全卵1個分(50g)
バニラオイル 4〜5滴
薄力粉 180g
重曹(ベーキングソーダ) 小さじ1/2
小さじ1/4

チューイな食感が生まれる理由
重曹を加えると生地が少しふくらみ、焼き色がつきやすくなり、中がやわらかく仕上がります。
三温糖は水分をよく抱えるので、生地がしっとりして、コクのある味になります。
さらに溶かしバターを使うと生地が固くなりにくく、ほどよい弾力が出ます。
この3つが合わさることで、アメリカンタイプのチューイな食感が生まれます。

チョコチップクッキーのレシピ・作り方

溶かしバターと砂糖を混ぜて生地の土台を作る

溶かしバターにグラニュー糖と三温糖を加えてヘラで均一に混ぜる
バターと砂糖をしっかり混ぜてなめらかにする
  1. ① ボウルに溶かしバター(100g)を入れ、グラニュー糖(60g)と三温糖(80g)を加え、均一になるまでヘラでよく混ぜます。
    溶かしバターは、熱くなりすぎないようにして使います。


溶き卵を加えて乳化させる

溶き卵を数回に分けて加えながら乳化するまで混ぜる
溶き卵とバターがなめらかに乳化していく混ぜ工程
  1. ② 溶き卵(全卵1個分:50g)を2〜3回に分けて加え、その都度しっかり乳化するまでよく混ぜます。
    そのあと、バニラオイル(4〜5滴)を加えて混ぜます。

粉類をふるい入れてさっくり混ぜる

薄力粉と重曹と塩を合わせて生地にふるい入れる
粉類をヘラで切るようにさっくり混ぜる
  1. ③ 薄力粉(180g)・重曹(小さじ1/2)・塩(小さじ1/4)を合わせてふるい入れ、粉っぽさが少し残る程度に、ヘラで切るようにさっくり混ぜます。


チョコチップクッキーの具材を混ぜて冷やす

生地にチョコチップとくるみを加えて全体に均一に混ぜる
完成したクッキー生地をラップで包んで冷蔵する準備工程
  1. ④ チョコチップ(150g)と刻んだくるみ(50g)を加え、全体が均一になるまでさっくり混ぜます。
    練らないように注意しましょう。
  2. ⑤ 生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
    チョコチップクッキーの生地は柔らかく広がりやすいため、冷却は必須です。

チョコチップクッキーの成形と並べ方

30gずつ丸めた生地を天板に間隔をあけて並べる

  1. ⑥ オーブンを170℃に予熱して、天板にクッキングシートを敷きます。
    生地を冷蔵庫から取り出し、手早く30gくらいずつにして並べます。
    その際には、それぞれを直径4cmくらいの円柱状に整え、間隔を5cmほどしっかり空けてください。
冷えた生地を少し高さを出して成形し、手早く並べて焼くことで、生地の広がりを抑え、厚みのあるチューイな食感に仕上がります。
生地が温まると焼いている間に広がりすぎてしまうため、冷たい状態を保つことがポイントです。
成形中に生地が柔らかくなってきたら、天板ごと一時的に冷蔵庫に戻すと、よりきれいな形に焼き上がります。

チョコチップクッキーを焼き上げる

170℃で焼き上がったチョコチップクッキーを天板に置いた状態

  1. ⑦ 170℃のオーブンで13〜14分ほど焼きます。
    縁が色づき、中央がやや柔らかい程度で取り出します。


チョコチップクッキーの完成!

焼き立てのクッキーに追加のチョコチップを押し込んで仕上げる

  1. ⑧ 焼き立てのクッキーにチョコチップ(1枚につき3粒程度:分量外)を押し込み、見た目を整えます。
    そのまま天板に2分ほど置いてから、網の上に移して冷ましたら完成です。

焼きたて(10〜15分以内)は、チョコのとろっとした食感が楽しめます。
冷まして20〜30分ほど経つと、クッキーの食感(外サク・中しっとり)や風味が安定するので、今回のようなチューイ系のアメリカンクッキーはこの時間帯に食べるのがベストです。

クッキーの生地が余ったら、冷蔵で通常2〜3日ほど保存できます。
冷蔵することで生地が落ち着き、中心のチューイ感や風味がより深くなります。
より詳しい保存方法については、下のFAQをご覧ください。

生地をしっかり冷やして焼くことで、中心はしっとり柔らかく、外側はほどよくサクッとしたバランスの良い食感に仕上がります。
溶かしバターと三温糖が生む深いコクに、チョコとくるみの食感が重なり、最後まで食べ飽きない味わいです。
家で気軽に本格的なクッキーを楽しみたい日にぴったりのレシピです。

よくある質問(FAQ)

生地がだれて成形しにくいときはどうすればよいですか?

生地が柔らかくて扱いにくいときは、一度冷蔵庫で10〜15分ほど冷やしてから成形すると扱いやすくなります。
室温が高い季節は特に生地が緩みやすいため、天板ごと冷やしながら作業すると、焼き上がりの形も整いやすくなります。

チューイとはどのような食感ですか?

チューイ(chewy)とは、中心がしっとり・もっちりして、噛むと弾力があり、軽くねばり気のある食感のことです。
アメリカのチョコチップクッキーでよく好まれるスタイルで、外はややサクッと、中は柔らかいのが特徴です。

重曹がない場合の代用はありますか?

重曹がない場合はベーキングパウダーで代用できます。
ただし、膨張力と風味が異なるため、チューイ感はやや控えめになります。
代用する場合は、重曹小さじ1/2に対してベーキングパウダー小さじ1を目安に使うのがおすすめです。

三温糖は普通の砂糖で代用できますか?

三温糖は、重曹を使うチューイ系クッキーと特に相性の良い砂糖です。
弱い酸性と高い保湿性があり、重曹の反応をしっかり引き出すことで、チューイな柔らかさと深い焼き色・風味が生まれます。
上白糖でも代用できますが、重曹の効果が弱まり、中心のしっとり感や香りが控えめになります。
本来のアメリカンらしい仕上がりにしたい場合は、三温糖やブラウンシュガーなどの茶色い砂糖を使うのがおすすめです。

溶かしバターではなく、普通のバターでも作れますか?

常温に戻したバターでも作れますが、仕上がりはサクッと軽い食感に寄ります。
アメリカ風のしっとり・もっちりしたチューイ食感を再現したい場合は、溶かしバターのほうが適しています。

短期保存なら冷蔵(2〜3日)、長期なら冷凍(約1か月)が向いています。
どちらの場合も、生地が乾燥しやすいため、ラップと密閉袋の二重保存がおすすめです。

また、冷凍する場合は、必ず成形してから冷凍してください。
冷凍生地はそのまま焼け、焼き時間を1〜2分追加することで、中心のチューイ感はしっかり残り、外側との食感の対比も出やすくなります。
アメリカンクッキーらしい仕上がりになる一方で、冷凍によってわずかに水分が抜け、焼き上がりがややパサつくこともあります。
そのため、食感や風味を最優先する場合は冷凍せずに焼くのがベストですが、冷凍保存は必要な分だけ焼ける便利な選択肢として十分おすすめできます。

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