餅お好み焼きのレシピ|カリッと香ばしく、軽やかに仕上げる作り方

餅お好み焼き
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餅の香ばしい風味と、生地のカリッとした食感をいかした、餅お好み焼きのレシピです。
餅は少量の醤油をつけてから軽く焼き、香りを立たせてから生地に加えます。
生地の小麦粉は控えめにすることで重たくなりにくく、餅の存在感を引き立たせながら、キャベツや豚バラの旨味もしっかり感じられます。
いつもの材料で作れるのに、少し特別感のある餅のお好み焼きです。


材料

2枚分:調理時間25分
切り餅 2個
豚バラ薄切り肉 80g
キャベツ 3枚(150g)
1個
70ml
和風顆粒だし 小さじ1
醤油 小さじ1+少々
薄力粉 60g
サラダ油 小さじ2

餅お好み焼きのレシピ・作り方

材料の下準備

餅とキャベツと豚バラを切る

  1. ① 切り餅(2個)は、火が通りやすいように、縦に4等分の細長い棒状に切ります。
    キャベツ(3枚:150g)は3〜5mm幅の細切りにし、食べやすいように長さを3〜4cmくらいに切ります。
    豚バラ薄切り肉(80g)は、生地に広げやすい長さ(10cm前後)に切ります。


餅に下味をつけて焼く

切り餅の断面に醤油を付けて下味をつける
フライパンで切り餅を軽く焼いて香ばしさを出す
  1. ② 小皿に醤油(少々)を入れ、切り餅の広い断面(一面だけ)に軽く醤油を付けます。
  2. ③ フライパンを中火で熱し、油を引かずに、餅の醤油を付けた面を下にして並べます。
    表面に焼き色がつくまで、1分ほど軽く焼いて香りを立たせ、取り出します。
    取り出したら、水で濡らしたキッチンペーパーなどで、フライパンの表面を拭き取ります。
餅はとろっとした存在感が残るように少し大きめに切り、焼く前に薄く醤油をつけて軽く焼くのがコツです。
このひと手間で香ばしさが加わり、餅入りお好み焼きがぐっとおいしくなります。

生地を作る

ボウルで卵を溶いてお好み焼き生地のベースを作る
卵液に小麦粉を加えてお好み焼き生地を混ぜる
  1. ④ ボウルに卵(1個)を割り入れて溶き、水(70ml)・和風顆粒だし(小さじ1)・醤油(小さじ1)を加え、よく混ぜます。
    さらに薄力粉(60g)を加え、粉っぽさが少し残る程度にヘラでさっくりと切るように混ぜます。
小麦粉は控えめにし、生地は混ぜすぎないのがポイントです。
軽い口当たりに仕上がり、餅やキャベツ、豚バラそれぞれの存在感が引き立ちます。


具材を混ぜる

生地にキャベツと焼いた餅を加えて混ぜる

  1. ⑤ キャベツと焼いた餅を加え、全体を軽く混ぜ合わせます。

焼き始める

フライパンにお好み焼きの生地を広げて豚バラをのせる

  1. ⑥ フライパンにサラダ油(小さじ2)を熱し、生地を丸く広げ(直径12〜13cm:2枚)、上に豚バラ肉をのせて密着させます。
    弱めの中火で4分ほど焼き、生地の底面にこんがりとした焼き色をつけます。
    (生地2枚が一度に並べられない場合は、2回に分けて焼いてください。)

蒸し焼きにする

お好み焼きの生地をひっくり返す
蓋をして蒸し焼きにする
  1. ⑦ 焼き色がついたら裏返し、フタをして、弱火〜弱めの中火で5分蒸し焼きにします。
    焦げそうになったら、火を弱めてください。


焼き締める

蓋を外して少し焼いて肉をこんがりとさせる

  1. ⑧ フタを外して中火に戻し、豚バラ肉に脂がにじんで香ばしさが出るまで、1分ほど焼き締めて表面をカリッと仕上げます。
最後にフタを外して少し火を強めて焼くことで、豚バラの脂が香ばしくなり、表面はカリッと、中はふんわり仕上がります。

餅お好み焼きの完成!

餅のお好み焼き

  1. ⑨ 皿に取り出し、お好み焼きソース・マヨネーズ・青のりなど(各分量外)を順にかけたら完成です。

一般的なお好み焼きと比べると、もちっとした重さはなく、表面のカリッとした食感と、餅の香ばしさが印象に残る仕上がりです。
風味と食感の良さが際立つ、餅お好み焼きのレシピです。

よくある質問(FAQ)

餅お好み焼きで、餅を中までやわらかく仕上げるコツは何ですか?

餅を大きい状態で使うと、生地の中で火が入りにくく、硬いまま残ることがあります。
このレシピでは、餅を細長く切って使うことで、生地の中でも加熱ムラが出にくく、とろっとした食感を保ったまま仕上がるようにしています。

さらに、生地を焼いたあとにフタをしてじっくり蒸し焼きにすることで、餅の中心まで時間をかけてしっかり熱が伝わります。
小麦粉を控えめにしているため、生地に埋もれすぎず、餅の食感が自然に残るのもポイントです。

餅お好み焼きなのに、小麦粉が少なくてもまとまるのはなぜですか?

餅には加熱すると粘りが出る性質があるため、生地のつなぎとして自然に働きます。
このレシピでは小麦粉を控えめにし、その分、餅の粘りと卵の力を活かしています。
小麦粉が多いお好み焼きに比べて重たくなりにくく、キャベツの甘みや豚バラの旨味も感じやすい、軽い食べ心地に仕上がるのが特徴です。

餅お好み焼きは作り置きできますか?冷めると硬くなりますか?

餅お好み焼きは、焼きたてがいちばんおいしく、作り置きには向いていません。
時間が経つと餅が冷えて食感が変わりやすくなるため、保存はせずに、できたてをそのまま食べるのがおすすめです。
もし冷めてしまった場合は、フライパンで弱火にかけてフタをし、少量の水を加えて温め直すと、餅がやわらかく戻りやすくなります。

餅お好み焼きはお正月の余った切り餅でも作れますか?

はい、余った切り餅でおいしく作れます。
このレシピは、特別な材料を使わず、切り餅・キャベツ・豚バラといった定番食材だけで作れるのが特徴です。
切り餅は細長く切って使うことで火が通りやすく、普段のお好み焼きとは少し違った満足感のある一枚になります。

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