見た目も味も大満足!お雑煮のレシピ。旨味たっぷりな作り方。

お雑煮

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見た目も味も大満足!お雑煮

お雑煮の簡単で美味しい作り方をご紹介します。

お餅のほかに、鶏肉・小松菜・大根など6種類の具を加えた、具だくさんなお雑煮のレシピ。
味が良いのはもちろんのこと、見た目が華やかなうえにボリュームも満点なので、お正月らしい豪華な気分を味わえます。

おつゆは、かつおだしをベースにしたすまし汁。
醤油やみりんなどで味付けをして、優しくて旨味たっぷりな味に仕上げます。

お正月の人気料理といえば、やはりお雑煮は外せません。
それぞれの具材にいい感じにおつゆが染み込んでいて、とても美味しくいただけますよ。

材料

2人分:調理時間20分
鶏もも肉 100g
大根 100g
人参 5ミリ輪切り6枚
椎茸 1個
小松菜 1/4束(50g)
かまぼこ 2切れ
柚子の皮 少々
2個
出汁 400ml
みりん 大さじ1/2
小さじ1/4+1/8
醤油 小さじ1+1/3

具材の下ごしらえ

小松菜を茹でる
①茹でる
小松菜を冷水に取る
②冷水に浸す
小松菜を醤油洗いする
③醤油を加える
醤油洗いした小松菜を軽く絞る
④軽く絞る

最初に、小松菜を茹でます。

手順は、まず、小松菜(1/4束:50g)の根元に十字の切れ目を入れます。

そして、湯(1リットル程度)を沸かし、塩(小さじ1:分量外)を加えます。
小松菜の茎の部分を湯にひたして30秒ほど茹で、さらに、全体を湯にひたして20〜30秒茹でます。

小松菜を茹でたら、冷水にさらし、取り出して軽く水気を1回絞ります。
醤油(小さじ1/3)を回しかけ、手でもう1回軽く絞ってから、食べやすい長さに切ります。

醤油洗いをする

この工程では、小松菜を茹でて軽く絞り、そこに醤油をかけて再び軽く絞っています。
この一連の作業は「醤油洗い」と呼ばれる調理法で、これをしておくと、小松菜に軽く下味が付いて、お雑煮に添えたときに、より美味しくいただけます。


鶏肉の水気を取る
①水気を拭き取る
鶏肉を小さめの一口大に切る
②包丁で切る
鶏肉に塩をまぶす
③塩を揉み込む
鶏肉から出た水分を取る
④水気を吸い取る

鶏もも肉(100g)は、水気をキッチンペーパーで拭き取り、少し小さめの一口大に切ります。
そして、塩(小さじ1/4)を揉み込んで10分ほど置き、再びキッチンペーパーで水気を軽く吸い取ります。

鶏肉に下味を付ける

鶏肉は、そのままの状態でおつゆに加えると、中心部分まで味が染み込みにくいです。
そのため、あらかじめ塩を染み込ませることで、つゆとの一体感を出します。


むすびかまぼこ

かまぼこ(2切れ)は、お正月らしい飾り切りをして、「結びかまぼこ」にします。

かまぼこに3本に切れ目を入れる

手順は、まず、かまぼこ1切れをまな板の上にのせ、上部と下部に、それぞれ左右逆方向から切れ目を入れます。(上の写真の
切れ目の長さは、かまぼこの幅の3/4程度が目安です。

続いて、かまぼこの中央に小さな切れ目を入れます。(上の写真の

切れ目を入れたかまぼこの下の端
下の端を小さな切れ目に通す

そして、かまぼこの下の端を、中央の小さな切れ目に通します。

切れ目を入れたかまぼこの上の端
上の端を小さな切れ目に通す

かまぼこの上の端を、先ほどとは反対側から切れ目に通したら完成です。

なお、上の端をあとから通す理由は、こちらの方が先端が細いので切れ目に入れやすいためです。


輪切りにした人参を花の型で抜く
大根をいちょう切り椎茸を薄切りに柚子を千切りにする

人参(5ミリ輪切り6枚)は、花型で抜きます。

大根(100g)は皮を剥いて5ミリ幅のいちょう切りにして、椎茸(1個)は軸を取って5ミリ幅の薄切り。
ゆずは、皮(少々)を削いで千切りにします。


お餅を焼く

温めたトースターに餅を入れる
トースターで5分焼いた餅

餅(2個)は、あらかじめオーブントースターを温めておき、5分ほどかけてこんがりと焼きます。


すまし汁を作る

鍋にだし汁と調味料と大根と人参を入れる

次に、出汁(400ml)・みりん(大さじ1/2)・塩(小さじ1/8)・大根・人参を鍋に入れ、中火にかけます。

かつおだしがおすすめ

出汁は、かつおだしを使うのがおすすめです。
かつおだしと聞くと面倒そうなイメージがあるかもしれませんが、だしパックを使うと簡単に本格的なだしが取れるので、かなりハードルは低いです。

ただ、そうは言っても億劫に感じるという場合は、水(400ml)に顆粒和風だし(ほんだし:小さじ1強)を加えて簡単に作るのもアリです。


だし汁が沸騰したら鶏肉を加える

沸騰したら鶏肉を加え、少し火を弱めて10分ほど煮ます。


お雑煮の汁に椎茸を加える

10分煮たら、椎茸を加えてさっと火を通します。


お雑煮のつゆにかまぼこと醤油を入れて火を止める

最後に、かまぼこを加えて軽く温め、醤油(小さじ1)を加えて火を止めます。


お椀に盛り付ける

お雑煮

焼いた餅をお椀に入れて、つゆを注ぎ、かまぼこ・小松菜・ゆずの皮を飾ったら完成です。

トースターで焼いたお餅はふっくらとしていて柔らかく、旨味たっぷりのおつゆが染み込んで、味わい深く仕上がります。
また、鶏肉は、塩をしてから鍋に入れているので、ほどよい塩気があり、おつゆの味ともよく馴染みます。

さらに、最後にゆずの皮を添えるのも大切なポイントです。
お椀を顔に近づけたときに、柑橘系の香りがふわっと広がって、とても幸せな気分に浸れます。

お正月にぴったりな、見た目も味も大満足な一品。
おめでたい日の食卓によく合いますよ。

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