うどの酢味噌和えのいちおしレシピをご紹介します。
生のうどを薄く切って酢水にさらし、酢味噌をかけたらできあがり。
とてもシンプルなお料理であるため、その分、うどの風味をしっかりと堪能できます。
なお、使ううどの種類は、葉先が緑色の「山うど」でも、全体が白っぽい「軟白うど」でも、どちらでもOKです。
うどを生食したいのなら、この食べ方が一番おすすめです。
旬のうどの味と香りを存分に楽しめる和え物ですよ。
材料
うど | 正味100g(1/2本) |
塩蔵わかめ | 好みで10g |
味噌 | 大さじ3 |
酢 | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
練りからし | 好みで小さじ1/2 |
使用する味噌は、白味噌がおすすめです。
ほかの味噌を使う場合は、下の表を参考に、分量を微調整してください。
味噌の種類を選択
分量 | |
---|---|
白味噌 | 大さじ3 |
酢 | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 大さじ1と1/2 |
練からし | 好みで小さじ1/2 |
分量 | |
---|---|
赤味噌 | 大さじ3 |
酢 | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 大さじ2 |
練からし | 好みで小さじ1/2 |
分量 | |
---|---|
西京味噌 | 大さじ3 |
酢 | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 大さじ1/4 |
練からし | 好みで小さじ1/2 |
作り方
まず、うどをきれいに洗い、根元の硬い部分を少し切り落として、4〜5センチ幅の輪切りにします。
うどの種類について
酢味噌和えに使用するうどは、「山うど」と「軟白うど」、どちらでもOKです。
「軟白うど」は、光を当てずに栽培したもので、全体が白っぽくて、風味は少し控えめ。
一方の「山うど」は、葉先が緑色をしていて、風味が強いのが特徴です。
うどらしい香りと味を楽しみたいのなら、「山うど」の方がおすすめです。
参考:残ったうどの葉のレシピ
そして、うどの皮を少し厚めにむき、皮をむいたものを100gほど用意します。
皮をやや厚めにむく
うどの皮のすぐ内側には、しっかりとした繊維が通っています。
ですから、繊維質な部分を皮と一緒に取り除いて、柔らかい部分だけを使います。
うどの皮をむいたら、縦半分に切り、切った面を下に向けて、3ミリ幅の短冊切りにします。
そして、酢水(分量外:水800ml + 酢小さじ4)をボールに入れ、うどを10分ほどさらします。
酢水でアク抜き&変色防止
うどを切ったら、すぐに酢水にさらして、アクを抜きつつ、変色も防ぎます。
うどは、切ってそのまま放置しておくと茶色っぽくなってしまうので、切ったそばから酢水の中に入れるといいです。
酢水をつかう理由は、変色をおさえる効果が水よりも高いからです。
水に浸した場合も、空気を遮断できるので、ある程度の色止めはできます。
でも、酸性の液体にうどをさらすことで、フラボノイドという色素が茶色く変色するのを防げるため、より高い効果が期待できます。
わかめを使う場合は、塩蔵わかめ(10g)を流水で洗い、たっぷりの水に5分ほど浸して塩抜きをします。
そして、食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーにのせて、水気を軽く取っておきます。
わかめは、なしでも作れますが、うどの風味ととてもよく合うので、付け合わせるのがおすすめです。
酢味噌は、味噌・酢・砂糖・練りからしを混ぜるだけで完成します。
それぞれの分量は、使用する味噌の種類に応じて少し変えるのがおすすめです。
分量は、上の表を参考にしてください。
なお、練りからしは、大人向けに作る場合は、使った方が風味良く仕上がります。
続いて、酢水にさらしたうどをザルに上げ、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
うどの水気を取る
うどはもともと水分の多い食材なので、濡れたままの状態で使うと、せっかくの風味が薄まってしまいます。
そのうえ、酢味噌にうどの水分が加わると、間延びした味になりがちです。
ひと手間かけて、キッチンペーパーで水気をきっちり取っておくと、うどの風味が薄まらず、引き締まった味に仕上がります。
うどとわかめを器に盛り、酢味噌をかけたら完成です。
和えずに「かける」
うどを酢味噌で和えてから器に盛ると、食べるまでの間に水分が出やすいので、和えずにかけて、すぐに食べるのがおすすめです。
うどを生のまま使ったお料理ですが、エグみや苦味はありません。
しっかりとした風味がありつつも、食べやすい味に仕上がります。
また、うどと酢味噌は、味の相性が抜群です。
うどのキレのある風味に、酢味噌の絡みつくようなコクと旨みが加わって、とても美味しくいただけます。
うどの味と香りを堪能するのに、ぴったりのお料理です。
なお、このお料理は、作り置きにはあまり向いていません。
酢味噌をかけてから保存すると水分が出てきますし、切ったうどだけを冷蔵保存したとしても、風味が損なわれやすいためです。
作ったら、早めに食べ切るのが一番美味しいですよ。
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