わらびの香りと食感をシンプルに楽しむなら、おひたしがおすすめです。
このレシピでは、アク抜き済みのわらびを使い、だし醤油とかつお節で風味豊かに仕上げます。
わらびは、軽く湯通しすることで、香りや食感をより引き立たせることができます。
春ならではの旬の味覚を、手軽なひと皿で味わってみませんか。
なお、冒頭の動画では、わらびのアク抜きの方法をご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
材料
わらび(アク抜き済み) | 150g |
濃いだし醤油(またはめんつゆ原液) | 小さじ2程度(好みで調整) |
かつお節 | 適量 |
わらびおひたしのレシピ・作り方
わらびをアク抜きする
- ① わらびはアク抜き済みのものを用意します。
生のわらびをアク抜きして使う場合は、生わらび(150g)をバットに並べ、重曹(小さじ1)を振りかけ、沸騰した湯(1リットル)を回しかけてしっかりと浸し、ひと晩(8時間)ほど常温に放置します。
その後に、流水で洗って清潔な水に10〜15分さらすことを、2〜3回繰り返したら完了です。
なお、わらびのアク抜きの方法は、冒頭の動画かリンク先でより詳しく解説しています。
わらびを湯通しする
- ② わらびを熱湯でさっと1分ほど湯通しし、ザルに上げて水気を切ります。
※アク抜きしたばかりで、茹で具合が十分なわらびを使う場合は、この工程を省いてもかまいません。
アク抜きの際に芯までしっかり火が通っていないことがあるため、再度軽く熱を通し、食感や香りを安定させるために湯通しします。
また、市販品や保存後のわらびは、独特のにおいや水っぽさが出ることがあるため、湯通しすることで風味を整える効果もあります。
さらに、アク抜き後に常温放置や長時間冷蔵されたわらびに対しては、湯通しによって食中毒リスクを下げる効果も期待できます。
なお、アク抜き直後で茹で具合もほど良いわらびの場合は、湯通しせずそのまま使った方が、よりシャキッとした食感を楽しめます。
わらびを切る

- ③ わらびを4〜5cmほどの食べやすい長さに切ります。
わらびのおひたしの完成!

- ④ 器に盛り、濃いだし醤油(またはめんつゆ原液)を回しかけ、かつお節をのせたら完成です。
冷蔵庫で少し冷やして食べても美味しいです。
濃いめのだし醤油を食べる直前に少しかけて食べると、わらびの風味が引き立って美味しく仕上がります。
だし醤油は「かける」スタイルにすることで、味がぼやけず、しっかりとした香りと旨みを感じることができます。
ほんの少しのだし醤油とかつお節だけで、わらびの魅力がぐっと引き立つおひたし。
アク抜きや湯通しのひと手間で、さらに美味しく仕上がります。
旬のわらびが手に入ったら、ぜひこのシンプルなおひたしで、春の味覚を存分に楽しんでくださいね。
よくある質問(FAQ)
わらびのおひたしにごまやポン酢を使ってもいいですか?
はい、アレンジとしてとてもおすすめです。
醤油だけでなく、ポン酢をかけるとさっぱりとした味わいになりますし、すりごまや練りごまを加えるとコクが出ます。
気分に合わせて、いろいろな味付けを楽しんでください。
わらびの根元がかたく感じるのですが、取り除いた方がいいですか?
はい、太くてかたい根元部分は、食べる前に切り落とすのがおすすめです。
湯通し後に手で軽く曲げてみて、折れにくい部分は筋っぽいので、その部分は短めにカットすると、食感がよく仕上がります。
わらびのおひたしは作り置きできますか?
冷蔵庫で保存する場合は、しっかり水気を切ってから保存容器に入れ、1〜2日を目安に食べきるのがおすすめです。
かつお節やだし醤油は食べる直前にかけると、風味が落ちにくくなります。
わらびのおひたしは冷凍できますか?
基本的にはおすすめしません。
わらびは水分が多く、冷凍すると食感が損なわれたり、水っぽくなったりするためです。
湯通ししたあとは水にさらした方がいいですか?
わらびの場合、湯通し後はざるにあげて自然に冷ますのが基本です。
緑色をより鮮やかにしたい場合や、ぬめりが気になる場合だけ、サッと流水で流す程度にすると良いでしょう。
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