うどの皮のきんぴらレシピ。皮だけで調理するのが旨さの秘訣。

うどのきんぴら
レシピ動画
ムダなく活用!うどの皮のきんぴら

うどの皮を使ったきんぴらのレシピをご紹介します。

うどの皮は、身の部分とくらべて食感がかなりしっかりしていますが、その反面、身よりも風味が強いです。

ですから、捨ててしまうのはもったいない。
甘辛く炒めてきんぴらにすれば、とても美味しく食べられます。

もちろん、皮だけでなく、身の部分もきんぴらの材料として使えます。
ただ、皮と身は食感がかなり違いますし、必要な加熱時間も異なるため、別々に分けたうえで、それぞれの特徴をいかして調理するのがおすすめです。

なお、うどの身のきんぴらについては別記事でご紹介していますので、合わせて参考にしてください。

うどの皮の量を選択

このレシピは、使用するうどの皮の量を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。

材料

1人分:調理時間18分
うどの皮 正味100g
鷹の爪 1/4本程度
ごま油 小さじ2
いりごま 小さじ2
砂糖 小さじ2/3
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
150ml


作り方

うどの皮の切り方

  1. ① うどの皮の繊維を断ち切るように、3〜4ミリの細切りにします。

このとき、うどの皮に生えたうぶ毛は、取らずにそのまま使うのがおすすめです。
あっても食感が気になりませんし、あった方が、味が絡みやすくなります。

繊維を垂直に断ち切る

うどの皮は、繊維質で食感がしっかりしています。
うどの繊維は縦に通っているので、横に切って繊維を断ち切ると、とても食べやすくなります。

うどの皮を切る方向
皮を切る方向は、こちらの写真で確認してください。

縦にむいた皮を横向きに切ると、ごく一般的な「きんぴら」のイメージとくらべて、少し短めの細切りになりますけど、まったく問題はありません。
むしろ、そのように少し細かく切った方が、食べやすくなります。

穂先の茎の部分も一緒に使える

なお、うどの皮のきんぴらには、「穂先の茎の部分」も一緒に使うことができます。

うどの穂先の茎を切る
その場合は、写真のように3〜4ミリ幅の輪切りにしたうえで、皮とまったく同じように使ってください。

きんぴらには葉の部分は使いませんが、残った葉の部分については、さっと湯がいて「マヨネーズ和え」にするのがおすすめです。


うどの皮を水にさらす

  1. ② うどの皮をたっぷりの水に5分ほどさらし、ザルに上げて水気を切ります。

水でアク抜き

うどはアクが強いため、酢水に浸してアク抜きするのが一般的です。
でも、炒める場合はそれだけで食べやすくなるので、水に軽く5分ほどさらす程度で十分です。



調味料を混ぜる

  1. ③ 砂糖・みりん・醤油を混ぜます。

うどの皮を炒める

  1. ④ 鷹の爪を小口切りにしてフライパンに入れ、ごま油を加えて中火にかけて、うどの皮を1分ほど炒めます。

炒めたうどの皮に調味料を加える

  1. ⑤ 混ぜておいた調味料と水を回し入れます。


うどの皮を煮る

  1. ⑥ フタをして火を少し弱め、7〜8分煮ます。

軽く煮る

うどの皮は少し硬いので、炒めてから更に煮ることで、くたっと柔らかい食感に仕上げつつ、味馴染みを良くします。


うどの皮の汁気を飛ばす

  1. ⑦ フタを取り、汁気が残っている場合は完全に飛ばして火を止めます。

うどの皮にいりごまを混ぜる

  1. ⑧ いりごまを混ぜたら完成です。


うどの皮のきんぴら

うどの皮は普段捨ててしまいがちな食材ですが、きんぴらにするととても美味しいです。

皮は身の部分よりも風味が強いため、うどの味がしっかりと感じられます。
そのうえ、苦味やエグミは全くなく、「風味」と「食べやすさ」がいい感じに両立しています。

うどの味を堪能したいのなら、この食べ方がおすすめです。
うど好きの方にはきっと気に入ってもらえると思います。

うどの皮の冷蔵保存

ちなみに、他の料理をつくった際に残ったうどの皮は、塩水に10分ほどひたしてアク抜きしておけば、1〜2日くらいだったら冷蔵保存しておくことができます。

うどの皮の保存方法
塩水は、水200mlに対して小さじ1/5の塩を混ぜて作るといいですよ。

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