フライパンひとつで手軽に作れる、蒸し鶏の基本レシピをご紹介します。
鶏むね肉を使った蒸し鶏はシンプルな料理ですが、火加減と余熱の使い方で仕上がりが大きく変わります。
パサつきやすい鶏むね肉も、弱火で静かに蒸し、最後は余熱で火を通せば、しっとりやわらかく仕上がります。
そのまま食べるのはもちろん、サラダや和え物などにも使いやすい一品です。
材料
| 鶏むね肉 | 1枚(300g程度) |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| 酒 | 大さじ2 |
| 水 | 100ml |
| 生姜(薄切り) | 好みで2〜3枚 |
蒸し鶏のレシピ・作り方
鶏むね肉の下ごしらえ
- ① 鶏むね肉(1枚:300g程度)は冷蔵庫から出して15〜20分置き、常温に近づけます。
中心まで穏やかに火を通すためです。
厚さが2cm以上ある部分は、包丁で切り込みを入れて切り離さずに開き、全体の厚さをなるべく均一にします(分かりにくい場合は冒頭の動画参照)。 - ② 全体に塩(小さじ1/2)を均一にまぶし、室温で10分ほど置きます。
塩は保水のために大切です。
フライパンで蒸し鶏を加熱する

- ③ フライパン(直径20〜24cm推奨)に鶏肉を皮目を下にして入れます。
酒(大さじ2)は肉の上から回しかけ、水(100ml)はフライパンの端から静かに注ぎます。
肉に生姜(好みで2〜3枚)をのせ、フタをして中火にかけます。
弱火で静かに蒸す

- ④ フライパンの中がふつふつしてきたら弱火に落とし、5分ほど蒸します。
途中でフタを開けず、ぐらぐら煮立たせず、静かな沸騰を保ちます。
火を止めて余熱で火を通す

- ⑤ 5分経ったら火を止め、フタをしたまま10分置いて余熱で火を通します。
この工程がしっとり仕上げの最大のポイントです。 - ⑥ 竹串を最も厚い部分に刺し、透明な汁が出れば蒸し上がりです。
赤い汁や濁った汁が出る場合は、再び弱火で1分だけ加熱し、再度10分置きます。
蒸し鶏の完成!
- ⑦ 取り出してすぐ切らず、鶏肉がちょうど収まるくらいの縁のある器に移します。
フライパンに残った蒸し汁を全体に回しかけ、ラップをふんわりとかけて粗熱が取れるまで15〜20分ほど置きます。
粗熱が取れたら、時間があれば室温近くまで冷ますとよりしっとり仕上がります。 - ⑧ やわらかく仕上げるため、繊維を断つ方向にそぎ切りにして皿に盛り付けます。
そのままでも、醤油やポン酢を少したらしてもおいしく、サラダや冷やし中華、和え物などにも使えます。
強い火に頼らず、静かに蒸して余熱で火を通す。
基本を守るだけで、鶏むね肉はしっとりやわらかく仕上がります。
シンプルだからこそ差が出る蒸し鶏を、ぜひ試してみてください。
よくある質問(FAQ)
蒸し鶏がパサついてしまう原因は何ですか?
蒸し鶏がパサつく主な原因は、火を強くしすぎることと、加熱しすぎることです。
強い火で急激に加熱すると、鶏肉のたんぱく質が一気に収縮して水分が外に出やすくなります。
ぐらぐら煮立たせず、弱火で静かな沸騰を保ち、最後は火を止めて余熱で火を通すことが大切です。
また、加熱後すぐに切らず、蒸し汁をかけて冷ますことで水分が落ち着き、しっとり仕上がります。
蒸し鶏は冷蔵保存できますか?
はい、保存できます。
粗熱をしっかり取り、蒸し汁ごと保存容器に入れて冷蔵で2〜3日を目安に使い切ります。
乾燥を防ぐため、必ず蒸し汁をまとわせた状態で保存してください。
食べるときはそのままでも構いませんが、冷蔵庫から出して少し室温に置くと、やわらかく感じられます。
生姜をのせて蒸したら、鶏肉が少し色づきました。失敗でしょうか?
生姜をのせて蒸すと、接していた部分がほんのり黄色やオレンジ色に色づくことがあります。
これは、生姜の成分が移ったもので、火が通っていないわけではありません。中まで白く火が通り、透明な肉汁が出ていれば問題ありません。
色づきを抑えたい場合は、生姜を繊維に沿ってやや厚めに切り、水気を軽く拭いてからのせます。強く煮立たせず、蒸し上がったら早めに取り除くのも効果的です。
生姜を上にのせて蒸す方法は、蒸気を通して香りが穏やかに移るため、風味の面でも理にかなったやり方です。多少色づくことはありますが、自然な現象ですので安心してお召し上がりください。














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