手巻き寿司のレシピをご紹介します。
おすすめの具と巻き方についてです。
手巻き寿司といえば、子どもから大人まで幅広い世代から愛されるお料理で、パーティー料理としても定番です。
そうした高い人気を誇る手巻き寿司ですが、調理する側から見ても魅力的なお料理です。
酢飯さえ作ればあとの準備はとても簡単なので、ストレスなく当日を迎えることができます。
ポイントは、市販の素材を中心に具材を組み合わせること。
酢飯と焼き海苔は相性抜群なので、ムリに手をかけなくても、十分満足度の高い味に仕上がります。
材料
酢飯 | 3合分 |
焼き海苔 | 好みの量 |
わさび・醤油 | 適量 |
マヨネーズ | 適量 |
マグロ・サーモン・甘海老・いか・ホタテなどの刺身 | 4切れずつ |
いくら | 40g |
卵焼き | 8センチの棒状のもの8本 |
きゅうり | 1本 |
たくあん | 8センチ |
アボカド | 1個 |
納豆 | 1パック |
ツナマヨ | 1缶分 |
生ハム | 8枚 |
クリームチーズ | 70g |
白髪ねぎ | 1/2本分 |
玉ねぎスライス | 1/2個分 |
大葉 | 8枚 |
かいわれ大根 | 1パック |
みょうが | 2本 |
手巻き寿司の具材
こちらは、定番の具材(レシピ通りの具材)を盛り付けたところです。
マグロサーモン甘海老イカホタテいくら卵焼ききゅうりたくあんアボカド生ハムクリームチーズ白髪ねぎ玉ねぎスライス大葉かいわれ大根みょうが
刺身と薬味は必須で、あとはお好みで。
刺身以外の具材に関しては、個人的にはクリームチーズは外せません。
クリームチーズは、たくあん・塩昆布・生ハムなどと合わせても美味しいですし、アボカドともよく合います。
手巻き寿司の具材と言えば刺身一辺倒になりがちですが、クリームチーズのまったりとしたコクを加えることで、幅広い具材と合わせやすくなります。
また、レシピの具材の中では、納豆とツナマヨもかなりおすすめです。
納豆ツナマヨ
どちらも廉価な食材ですし、わりとどんな具材にもよく合ううえに、酢飯との相性も抜群です。
しかも、準備がとてもラクです。
納豆は、付属のたれや辛子を混ぜるだけですし、ツナマヨは、ツナ缶の汁気を切って、マヨネーズとこしょうを混ぜるだけで作れます。
手巻き寿司をラクにおいしく楽しむには、市販品を最大限活用するのがおすすめです。
ただ、そうは言ってももう少し手をかけたいという場合は、次のメニューがよく合います。
牛肉しぐれ煮肉味噌茹でエビ干し椎茸煮物油揚げ煮物かんぴょう煮物高野豆腐煮物酢れんこん茹で絹さや茹でスナップエンドウ茹で菜の花がりみょうが酢漬け山椒佃煮
特におすすめなのは、牛肉しぐれ煮や干し椎茸の煮物といった、酢飯によく合う甘辛い具材です。
さっぱりとした酢れんこんやあっさりとした茹でエビなども、あれば、手巻き寿司の味に深みが出てとてもいいです。
それぞれの作り方は、リンク先を参考にしてください。
どれも2〜3日前から準備しておけるものばかりなので、当日になってバタバタすることもありません。
なお、エビフライなどの揚げ物やミートボールを合わせる方もいらっしゃいます。
手巻き寿司の具材としては少し変わっていますが、お子さんも一緒に食べる場合は、出来合いの惣菜でも構わないので、こうした具材を取り入れるのもいいと思います。
手巻き寿司の下ごしらえ
酢飯の作り方
続いて、手巻き寿司の下ごしらえの方法を解説します。
酢飯は次の手順で作ります。
- 白米(3合)を洗ってザルに上げ、水(540ml)を加えて炊きます。
- 炊き上がったご飯を飯台(もしくは大きいボール)に移し、酢(大さじ6)・砂糖(大さじ4)・塩(小さじ1と1/2)をよく混ぜたものを回しかけ、しゃもじで切るように手早く混ぜます。
- ご飯を広げ、うちわなどであおいで軽く冷まします。
ご飯をひっくり返して、もう一度あおいで冷ましたら完成です。
刺身の準備
まぐろ・サーモン・ほたてなどの刺身は、大きい場合は縦半分くらいに切ると食べやすくなります。
いか・甘海老・いくらは、そのまま皿に盛ればOKです。
薬味の切り方
大葉は、軸を取り除いて縦半分に切ります。
かいわれ大根は、根元を切り落とし、長さを半分に切ります。
みょうがは、縦半分に切ってから千切りにして、水にさらして、水気を取ります。
玉ねぎスライスは、玉ねぎを横に(繊維を断ち切るように)薄切りにして水に5〜10分ほどさらし、ザルに上げて水気を取ります。
スライスする際に繊維を断ち切るようにすると、辛味が抑えられます。
白髪ねぎは、長ねぎを4〜5センチ幅の輪切りにして、縦に包丁を入れ、中にある芯の部分を取り除きます。
残った表面の柔らかい部分を繊維に沿って千切りにして、水にさらしてザルに上げ、水気を取ります。
刺身と薬味以外の切り方
刺身や薬味以外の具材のうち大きいものは、7〜8センチの長さの棒状に切ったうえで、5ミリ〜1センチ程度の厚さに切るのがおすすめです。
細く切ると具材がいっぱい入るうえに、子どもでも食べやすくなります。
卵焼きを手作りする場合は、リンク先を参考にしてください。
そして、焼き海苔に酢飯を少し広げ、その上に好みの具材をのせ、焼き海苔で巻きます。
わさび・醤油・マヨネーズなどを付けていただきます。
手巻き寿司の巻き方
最後に手巻き寿司の巻き方をご紹介します。
手巻き寿司を巻く際には、酢飯と具材はやや少なめにするのがおすすめです。
一つの手巻き寿司にあまり多く詰め込みすぎると、巻きにくいうえに、すぐにお腹がいっぱいになってしまいます。
少量づつ何度も巻いて、色々な組み合わせを試すと楽しいです。
お寿司屋さんの巻き方
こちらは、お寿司屋さんで定番の巻き方です。
半分サイズの海苔を使います。
- ① 焼き海苔を半分に切ります。
- ② 焼き海苔の手前の片側半分にご飯を薄く広げ、その上に具材を斜めにのせます。
- ③ 手前の海苔を具の上にかぶせます。
- ④ 残った海苔で酢飯と具を巻きます。
わが家の巻き方
こちらは、私のおすすめの巻き方です。
1/4サイズの海苔で巻くと、具材の存在感がより際立ちます。
- ① 焼き海苔を4等分に切ります。
- ② 焼き海苔の中央にご飯を薄く広げ、その上に具材を斜めにのせます。
- ③ 両サイドの海苔をかぶせたら完成です。
以上、手巻き寿司のおすすめの具と巻き方についてお伝えしました。
酢飯と焼き海苔にはどんな具材でも美味しく調和させる包容力があるため、あまり難しく考えなくても、和風の具材であれば、たいていのものはよく合います。
ただ、あまり頑張りすぎると準備が大変なので、市販品を主軸にしつつ、好みの具材を合わせるのがおすすめです。
手巻き寿司にはハレの日のお料理というイメージがありますが、普段使いのお料理としても優秀です。
日本に生まれてよかったと思える美味しさですよ。
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