エビフライのレシピ・作り方をご紹介します。
プリッとしていて衣はサクサクの定番のエビフライ。
下処理さえ済ませてしまえば、揚げ方はとても簡単なので、初めての方でも美味しく作れます。
材料
エビ | 好みの量(12尾程度まで)※ |
塩こしょう | 少々 |
小麦粉 | 適量 |
卵 | 1個 |
パン粉 | 適量 |
揚げ油 | 2センチ程度 |
- 卵1個で12尾程度まで衣を付けられます。
レシピ(下ごしらえ)
- ① エビをきれいに洗い、尾の方の殻を一節だけ残して殻をむきます。
- ② 竹串(または楊枝)を使って背わたを取り除きます。
- ③ 尾の先をキッチンバサミ(または包丁)で斜めに少し切り落とします。
- ④ キッチンペーパーで尾を軽くつまみ、そのまま優しく引いて、尾の中に溜まった水分を取り除きます。
エビの身に付いた水気も、キッチンペーパーで軽く拭き取ります。
揚げる前に、キッチンバサミで端を少し切り落として中の水分を取り除くと、油はねを防げます。
なお、尾を切る際には、斜めに切ると見た目が良くなります。
- ⑤ エビのお腹の部分に、1センチ間隔で切り込みを入れて、身をまっすぐにします。
エビの腹に切れ目を入れる
エビは、身の内側の腹の部分に筋があります。
切り込みを入れてこの筋を断ち切ると、揚げた時に身が縮みにくくなるため、エビが丸まらずにまっすぐに仕上げることができます。
作り方・揚げ時間
- ⑥ 揚げ油を170〜180度になるまで温め始めます。
温度計がない場合は、こちらの動画を参考に油を温めてください。
菜箸の先を水で濡らしてから水気を拭き取り、油の中に入れます。
全体から細かい泡が出てきたら、180度くらいに温まっています。
- ⑦ エビの両面に塩こしょうを振り、尾の先まで小麦粉をしっかりとまぶします。
塩をしたら衣を付けてすぐに揚げる
エビフライは、塩こしょうを振って衣を付けたら、すぐに揚げます。
塩を振った後や衣を付けた後に放置すると、食感が硬くなりやすいためです。
そのため、たくさんのエビフライを作りたい場合は、一度にすべてのエビに衣を付けるのではなく、1回で揚げられる分だけに衣を付けるといいです。
- ⑧ 卵をきれいに溶いて、エビの身の表面全体に付け、さらにパン粉をまぶします。
- ⑨ 油が170〜180度まで温まったら、エビの尾先に付いた衣を指で軽く落とし、尾をつかんで油の中に入れます。
一度に多く揚げすぎない
また、一度に揚げるエビの量は、あまり多くならないようにするのがおすすめです。
たくさんのエビを詰め込み過ぎると、油の温度が下がり、揚げ時間が長くなるため、食感が硬くなりやすいです。
- ⑩ 油の温度をなるべく170〜180度に保ちながら、エビの両面を1分半〜2分半ほど揚げます。
短時間でさっと揚げる
エビは、中温(170〜180度)の油で短時間でさっと揚げると、身が硬くなりにくく美味しく仕上がります。
エビはわりと早く火が通りますが、揚げ時間は、エビの大きさによって若干変わります。
一番太い部分が2センチ以下の小さめのエビは、1分半ほどで揚がります。
大きめのエビなら2分半を目安にしてください。
- ⑪ エビが揚がったら、網(またはザル)の上に取り出して軽く油を切ります。
お皿に盛ったら完成です。
軽快な食感の、とても美味しいエビフライです。
エビフライは子供から大人まで人気のあるメニューなので、ぜひ試してみてください。
このエビフライは、お弁当おかずとしてもおすすめです。
献立は、メインのエビフライの他に、ブロッコリーベーコン炒め・ちくわの煮物・海苔チーズ巻き・千切りキャベツがよく合います。
お弁当箱に詰める際には、アルミホイルをカップ型に整え、エビフライと煮物が入るスペースに配置して仕切りにすると水気が移りません。
また、ソースは、市販の袋詰めのものを別途添えるか、エビフライの下の面だけに付けてから詰めると良いです。
- 生エビを下処理する際には、一般的には片栗粉を揉み込んで臭みを取りますが、エビフライの場合は、この工程は不要です。
揚げることで臭みが和らぐため、省いても問題ありません。 - 衣を二度付けして厚くすると、エビが過度に加熱されないため食感が柔らかくなるという意見もありますが、私の経験上、少し厚くした程度では食感に変化は感じられません。
それよりも、揚げ時間を必要以上に長くしないことの方が大切です。 - エビフライは、使用するエビの種類や質によって、味や食感が変わります。
特に食感に関しては、ブラックタイガーなどの大きいエビを使用すると、歯応えが出やすくなります。 - 油の量は、2センチ程度が経済的で最適だと思います。
油の量が少ないと、エビが十分に油に浸からず、逆に油を多くしても仕上がりにほとんど影響がないためです。
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