春らしいお弁当の簡単レシピをご紹介します。
メニューは次の4品です。
- タレントの北斗晶さんの「春の海老ごはん」
- 料理の達人でNHK料理講師の高木ハツ江さんの「キャベツと牛肉のピリ辛レンジ蒸し」
- 茹で卵
- いちご
北斗さんの「春の海老ごはん」は、干し海老を使った炊き込みご飯です。

干し海老の香ばしさに生姜のさっぱりとした風味とバターのコクがよく合い、とても美味しいです。
炊飯時間を除けば、調理時間はわずか4分です。
高木さんの「キャベツと牛肉のピリ辛レンジ蒸し」は、材料を混ぜてレンジで8分チンするだけで完成します。

この2品を炊飯器とレンジで調理している間に、空いているコンロで茹で卵を作ります。
「茹で卵」と「いちご」を添えたら、今日のお弁当は完成です。
春色の海老ごはん
まず最初にご紹介するのは「春の海老ごはん」のレシピです。
小海老(1※) | 8g |
しょうが | 15g |
顆粒コンソメ | 小さじ2 |
バター | 10g |
米 | 2合 |
小海老(1※) | 4g |
菜の花(2※) | 2本 |
ごま油 | 適量 |
塩 | 適量 |
ラー油 | 好みで適量 |
1※ ピンク色の小海老を使用。
2※ 茹でた菜の花を使用。
- しょうがは千切りにし、菜の花は5ミリ幅に切る。
- 米を研いで炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水を注ぐ。
小海老(8g)・しょうが・コンソメ・バターを加え、普通に炊く。 - フライパンにごま油を熱し、小海老(4g)と菜の花を炒め、塩とラー油で味付けする。
- 2の粗熱を取ってお弁当箱に詰め、3をトッピングしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1・2】
まず米(2合)を研いで炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水を注ぎます。
そして小海老(8g)・しょうが(千切り15g)・コンソメ(小さじ2)・バター(10g)を加え、普通に炊きます。
この炊き込みご飯は、ピンク色の鮮やかな小海老を使ってご飯に色を付けます。
無い場合は地味な色の小海老でも美味しくできますが、春らしい色は出ません。
ピンク色の小海老を使って、春らしい桜色の炊き込みご飯を作ります。
【工程3】
次にフライパンにごま油(適量)を熱し、小海老(4g)と菜の花(2本)を炒め、塩(適量)とラー油(好みで適量)で味付けします。
ラー油の辛さは、大人向けには良いアクセントになります。
苦手でなければ、加えることをおすすめします。
【工程4】
ご飯が炊き上がったら粗熱を取ってお弁当箱に詰めます。
塩気は控えめになっていますので、あとでトッピングをすることも考えて、足りない場合は少し補ってください。
ご飯の上に炒めた菜の花をトッピングしたら完成です。
海老の香ばしい香りがふんわりと漂う、春らし色合いの味わい深い炊き込みご飯ですよ。
(レシピ情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2018年3月14日放映)
続いて、キャベツと牛肉のピリ辛レンジ蒸しのレシピをご紹介します。
キャベツと牛肉のピリ辛レンジ蒸し
次にご紹介するのは、料理の達人でNHK料理講師の高木ハツ江さんが考案した「キャベツと牛肉のピリ辛レンジ蒸し」のレシピです。
牛切り落とし肉 | 150g |
キャベツ | 1/4個(250g) |
オイスターソース | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/2 |
片栗粉 | 大さじ1 |
長ネギ(粗みじん切り) | 大さじ2 |
ショウガ | 15g |
醤油 | 小さじ2 |
ごま油 | 小さじ2 |
- キャベツの葉は手で一口大にちぎり、軸は薄切りにする。ショウガは千切りにする。
- 牛肉にAを混ぜ、キャベツにBを混ぜる。
- 耐熱ボールに2を重ねて入れ(キャベツ・牛肉・キャベツ・牛肉・キャベツの順に重ねる)、ラップをふんわりかぶせ、電子レンジ(600w)で8分加熱する。
- 3をラップをしたまま3分蒸らし、軽く混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まずキャベツ(250g)の葉を手で一口大にちぎり、キャベツの軸を薄切りにします。
そしてショウガ(15g)を千切りにします。
【工程2】
次に牛切り落とし肉(150g)に、A(オイスターソース:小さじ2、醤油:小さじ1、ごま油:小さじ1、豆板醤:小さじ1/2、片栗粉:大さじ1、長ねぎ:粗みじん切り大さじ2)を混ぜます。(写真左)
続いてキャベツに、B(ショウガ:15g、醤油:小さじ2、ごま油:小さじ2)を混ぜます。(写真右)
キャベツと牛肉は、あらかじめしっかり下味を付けます。
【工程3】
次にキャベツと牛肉を耐熱ボールに重ねて入れます。
まずキャベツ(1/3量)を敷き、その上に牛肉(1/2量)を広げます。(上の写真)
そしてさらにその上に、キャベツ(1/3)・牛肉(1/2)・キャベツ(1/3)の順に重ねます。
重ね方のポイントは、1番下と1番上をキャベツにすることです。
最後にキャベツをのせたら、ふんわりとラップをかぶせ、電子レンジ(600w)で8分加熱します。
キャベツと牛肉を交互に重ねると、温めた時に肉が固まりにくく、味が全体に馴染みやすくなります。
また1番上にキャベツをのせて牛肉を覆うと、牛肉がジューシーに仕上がります。
チンし終えたら、ラップをしたまま3分蒸らします。
最後に軽く混ぜたら完成です。(上の写真)
こってりとした甘みとコクのある、食べ応えのあるおかずが出来ます。
豆板醤の辛さは控えめなので、子供でも食べやすいと思います。
ちなみに、お弁当に詰めきれずに残ったら、そのまま作り置きおかずにするといいですよ。
冷蔵庫で4〜5日くらい日持ちします。
(レシピ情報元:NHK「きょうの料理ビギナーズ」2018年2月21日放映)
今日のお弁当は、以上2品のお料理(春の海老ごはん・牛肉ときゃべつ蒸し)に茹で卵といちごを添えました。
固茹で卵は、沸騰した湯に卵を入れ、9分茹でて冷水に浸したら完成です。
「牛肉ときゃべつ蒸し」の味付けがしっかりめなので、茹で卵は、お好みで味付けしなくてもいいと思います。
ちなみに「ゆで卵の作り方」が分かりにくい場合は、リンク先で詳しく紹介しています。
このお弁当は、数人分を一緒に詰めて行楽弁当にするのもいいですよ。
海老ごはんは、おにぎりにしてもとてもきれい。
お花見にぴったりのお弁当です。
忙しい朝でもラクに作れるお弁当なので、気軽にお試しください。