粉ふきいもの作り方。シンプルさが人気!じゃがいもの簡単レシピ。

投稿日:2019年11月28日 更新日:

粉吹き芋(こふき芋)

レシピ動画

ホクホク美味しい!粉ふきいも

粉吹き芋の基本レシピをご紹介します。

粉吹き芋(こふきいも)とは、じゃがいもを使った家庭料理のひとつ。
じゃがいもを茹でた後に炒って水分を飛ばし、粉が吹いたように仕上げることから、この名前があります。

とてもシンプルなお料理なので、家庭科の調理実習でもお馴染みのメニューです。

粉ふきいもを美味しくするコツ

粉ふきいもを上手に作るポイントは、大きく2つあります。

  • メークインではなく男爵を使う。
  • 切ったじゃがいもを水にさらし過ぎない。

使用するじゃがいもの品種は、ホクホクしたタイプの男爵がおすすめ。
上の2つのポイントを押さえると、粉ふきいもらしい食感が際立ち、とても美味しくなりますよ。

材料

2人分:調理時間20分
じゃがいも(男爵) 2個
少々
カロリー
1人分(150g)110kcal

作り方

じゃがいもの皮をむく
じゃがいもを一口大に切る

まず、じゃがいも(男爵2個)の皮をむき、少し大きめの一口大に切ります。

参考動画:じゃがいもの皮むき


じゃがいもを水にさらす

次に、じゃがいもをさっと水洗いします。

この工程は、流水で軽く洗う程度でOK。
あまり長時間水にさらし過ぎると、粉ふきいもらしさが失われてしまいます。

じゃがいもを軽く洗う

じゃがいもをさっと水洗いすると、アクが抜けるので、苦味やエグミが和らいで美味しく仕上がります。

ただ、水に長時間さらしてしまうと、じゃがいものでんぷんが抜け過ぎて、風味やホクホク感が失われます。
ですから、軽く水洗いする程度にします。

参考:じゃがいもを水にさらす理由


じゃがいもと水を鍋に入れる

続いて、じゃがいもを鍋に入れ、かぶるくらいの水を加え、強火にかけます。
じゃがいもは、水から茹でます。


じゃがいもを茹でる

沸騰したらアクを取り、中火に落とし、じゃがいもの表面が少し煮崩れて竹串がすっと通るまで、10〜15分茹でます。

アク(白い泡)をお玉などできれいに取り除くと、苦味やエグミがさらに和らいで、より美味しく仕上がります。

少し柔らかめに茹でる

粉ふきいもは、じゃがいもの表面が少し崩れるくらいまで、やや柔らかめに茹でます。
そうすると、粉ふきいもらしい、粉を吹いたような見た目とホクホク食感が出やすくなります。


じゃがいものゆで汁を捨てる

じゃがいもが茹で上がったら、鍋のフタを少しずらしてかぶせ、ゆで汁を捨てます。

ゆで汁を最後までしっかり切ったら、鍋を再びコンロに戻します。


粉がふいたこふき芋

最後に、中火にかけ、鍋を軽くゆすりながら水分を飛ばし、粉が吹いたように仕上げます。

鍋をゆすると、じゃがいも同士がぶつかり合って、表面に粉が吹いたようになります。
この工程の説明が分かりにくい場合は、冒頭の動画をご覧ください。

塩(少々)を振ったら完成です。


粉吹き芋(こふき芋)

塩だけで味付けするシンプルレシピ。
飽きが来ないうえに、じゃがいもの風味とホクホク食感が存分に楽しめます。

お好みで、青のりや粉チーズを加えたり、バター醤油で和えたりしても美味しいです。
お弁当のおかずとしてもおすすめですよ。

粉ふきいもの保存

ところで、こふき芋は出来たてが一番美味しいですけど、作り置きもできます。
日持ちは、冷蔵で3日、冷凍で1ヶ月くらいと考えてください。

冷凍する場合は、保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜きます。
解凍は冷蔵庫に移すかレンジで。
じゃがいもを潰して、ポテトサラダやマッシュポテトにアレンジするのもいいですよ。

著者
やまでら くみこ

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