粉ふきいもの作り方。シンプルさが人気!じゃがいもの簡単レシピ。

粉吹き芋(こふき芋)
レシピ動画
ホクホク美味しい!粉ふきいも

粉吹き芋の基本レシピをご紹介します。

粉吹き芋(こふきいも)とは、じゃがいもを使った家庭料理のひとつ。
じゃがいもを茹でた後に炒って水分を飛ばし、粉が吹いたように仕上げることから、この名前があります。

とてもシンプルなお料理なので、家庭科の調理実習でもお馴染みのメニューです。

粉ふきいもを美味しくするコツ

粉ふきいもを上手に作るポイントは、大きく2つあります。

  • メークインではなく男爵を使う。
  • 切ったじゃがいもを水にさらし過ぎない。

使用するじゃがいもの品種は、ホクホクしたタイプの男爵がおすすめ。
上の2つのポイントを押さえると、粉ふきいもらしい食感が際立ち、とても美味しくなりますよ。


材料

2人分:調理時間20分
じゃがいも(男爵) 2個
少々
カロリー
1人分(150g)110kcal

作り方

じゃがいもの皮をむく
じゃがいもを一口大に切る

まず、じゃがいも(男爵2個)の皮をむき、少し大きめの一口大に切ります。

参考動画:じゃがいもの皮むき



じゃがいもを水にさらす

次に、じゃがいもをさっと水洗いします。

この工程は、流水で軽く洗う程度でOK。
あまり長時間水にさらし過ぎると、粉ふきいもらしさが失われてしまいます。

じゃがいもを軽く洗う

じゃがいもをさっと水洗いすると、アクが抜けるので、苦味やエグミが和らいで美味しく仕上がります。

ただ、水に長時間さらしてしまうと、じゃがいものでんぷんが抜け過ぎて、風味やホクホク感が失われます。
ですから、軽く水洗いする程度にします。

参考:じゃがいもを水にさらす理由


じゃがいもと水を鍋に入れる

続いて、じゃがいもを鍋に入れ、かぶるくらいの水を加え、強火にかけます。
じゃがいもは、水から茹でます。


じゃがいもを茹でる

沸騰したらアクを取り、中火に落とし、じゃがいもの表面が少し煮崩れて竹串がすっと通るまで、10〜15分茹でます。

アク(白い泡)をお玉などできれいに取り除くと、苦味やエグミがさらに和らいで、より美味しく仕上がります。

少し柔らかめに茹でる

粉ふきいもは、じゃがいもの表面が少し崩れるくらいまで、やや柔らかめに茹でます。
そうすると、粉ふきいもらしい、粉を吹いたような見た目とホクホク食感が出やすくなります。



じゃがいものゆで汁を捨てる

じゃがいもが茹で上がったら、鍋のフタを少しずらしてかぶせ、ゆで汁を捨てます。

ゆで汁を最後までしっかり切ったら、鍋を再びコンロに戻します。


粉がふいたこふき芋

最後に、中火にかけ、鍋を軽くゆすりながら水分を飛ばし、粉が吹いたように仕上げます。

鍋をゆすると、じゃがいも同士がぶつかり合って、表面に粉が吹いたようになります。
この工程の説明が分かりにくい場合は、冒頭の動画をご覧ください。

塩(少々)を振ったら完成です。


粉吹き芋(こふき芋)

塩だけで味付けするシンプルレシピ。
飽きが来ないうえに、じゃがいもの風味とホクホク食感が存分に楽しめます。

お好みで、青のりや粉チーズを加えたり、バター醤油で和えたりしても美味しいです。
お弁当のおかずとしてもおすすめですよ。

粉ふきいもの保存

ところで、こふき芋は出来たてが一番美味しいですけど、作り置きもできます。
日持ちは、冷蔵で3日、冷凍で1ヶ月くらいと考えてください。

冷凍する場合は、保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜きます。
解凍は冷蔵庫に移すかレンジで。
じゃがいもを潰して、ポテトサラダやマッシュポテトにアレンジするのもいいですよ。

おすすめの献立
今回ご紹介したお料理には、たとえば次の献立が良く合います。
ホクホク美味しい!粉ふきいも
定番おかずの風味をUP!ししゃもの南蛮漬け
旨味しみしみ!豚肉とキャベツの味噌汁
コメント

このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。

関連レシピ