ラスクのおすすめの作り方をご紹介します。
パンを乾燥させて、バターと砂糖を絡め、こんがりと焼いたらできあがり。
サクサクとした軽い口当たりが食欲をそそる、定番スイーツのレシピです。
小腹が空いた時のお菓子にぴったりなのはもちろんのこと、わが家では、お酒を飲んだ後のシメのスイーツとしても人気があります。
フランスパンでも食パンでも簡単においしく作れるので、ぜひ試してみてください。
材料
フランスパン(又は食パン2枚) | 1/2本程度 |
無塩バター ※ | 30g |
グラニュー糖 | 大さじ1 |
- 同じ無塩バターでも、発酵バターを使うと、より風味良く仕上がります。
作り方
まずは、フランスパンでラスクを作る方法を解説します。
- ① フランスパン(1/2本程度)を1センチ幅の輪切りにします。
続いて、輪切りにしたパンを乾燥させます。
パンを乾燥させる方法は、大きく分けて2通りのやり方があります。
1つは、レンジで乾燥させる方法。
もう1つは、自然乾燥させる方法です。
- ②-a 【レンジで乾燥させる場合】
- 耐熱皿にクッキングシートを敷き、その上にパンを重ならないように並べます。
- 電子レンジ(600w)で1分加熱して、ひっくり返します。
- 30秒ずつ加熱しながらその都度ひっくり返して、表面全体がカチカチに乾燥するまで加熱します。
- 加熱し終えたものから順に取り出します。
(加熱時間の目安は、合計3分〜3分半くらいです。)
表面全体が乾燥したパンを順次取り出して、乾燥が足りないパンは追加で加熱します。
加熱しすぎると一部が焦げてしまうので、必ずその都度確認してください。
なお、もう少しでカリカリになりそうなパンがある場合には、加熱時間を10秒くらいに縮めて少しずつ様子を見ながら加熱すると、より安心です。
- ②-b 【自然乾燥させる場合】
- パンを盆ザルの上に重ならないように並べます。
- 室内の涼しい場所に半日〜1日ほど置いて、全体がカチカチになるまで乾燥させます。
仕上がりに関しては、レンジを使っても自然乾燥させても、ほぼ変わりません。
ですから、どちらかといえば、短時間で乾燥できるレンジの方がおすすめです。
とはいえ、レンジの場合は、注意深く少しずつ加熱しないと加熱ムラができることもあるので、それが面倒だという場合は、自然乾燥させてみてください。
自然乾燥だったら、初心者でも簡単にパンを均一に乾燥させることができます。
- ③ バターを耐熱容器に入れ、ラップをかぶせずに電子レンジ(600w)で40秒ほど加熱して、バターを溶かします。
- ④ パンを大きめの皿に移し、ヘラやハケやスプーンなどを使って、溶かしたバターを表面全体に塗ります。
- ⑤ パンを皿に広げ、グラニュー糖を振りかけて、表面全体に万遍なくまぶします。
- ⑥ オーブンの天板の上にクッキングシートを敷き、パンを重ならないように並べ、120度に予熱したオーブンで15分ほど焼いたら完成です。
(オーブンに120度の設定がない場合は、150度くらいまでの低温で10〜15分を目安に焼いてください。)
食パンを使ったラスク
続いて、食パンを使ってラスクを作る方法を解説します。
「パンの切り方」と「バターのまぶし方」だけは先ほどとやり方が違いますが、あとはまったく同じです。
- ① 食パン(6枚切りくらいの厚さ:2枚)の耳を切り落とし、1枚を16等分に切ります。
食パンの切り方
食パンは、フランスパンとくらべると、レンジで乾燥させる際にやや加熱ムラができやすいです。
そのため、小さめに切り分けるのがおすすめです。
また、耳は、切り落として使います。
耳がない方が、ラスクらしいサクサクした軽い食感が際立ちます。
なお、残った耳は、「揚げパン」にすると美味しいです。
- レンジで乾燥
- 自然乾燥
- ②-a 【レンジで乾燥させる場合】
- 耐熱皿にクッキングシートを敷き、その上にパンを重ならないように並べます。
- 電子レンジ(600w)で1分加熱して、ひっくり返します。
- 30秒ずつ加熱しながらその都度ひっくり返して、表面全体がカチカチに乾燥するまで加熱します。
- 加熱し終えたものから順に取り出します。
- ②-b 【自然乾燥させる場合】
- パンを盆ザルの上に重ならないように並べます。
- 室内の涼しい場所に半日〜1日ほど置いて、全体がカチカチになるまで乾燥させます。
- ③ 大きめの耐熱容器にバターを入れ、ラップをかぶせずに電子レンジ(600w)で40秒ほど加熱して、バターを溶かします。
- ④ バターが入ったボールに食パンをじかに入れて、ヘラでバターを手早く絡めます。
食パンにバターが万遍なく付くように、ヘラや素手などで手早く絡めてください。
- ⑤ グラニュー糖をボールに入れて食パンに絡めます。
- ⑥ オーブンの天板の上にクッキングシートを敷き、パンを重ならないように並べ、120度に予熱したオーブンで15分ほど焼いたら完成です。
サクサクとした軽い食感が印象的な、とても美味しいスイーツが作れます。
適度な甘みがありつつも、しつこさは全くなく、油断するとついつい食べすぎてしまう一品です。
専門店のラスクにもひけを取らない味なので、食べきれないパンがあったら、ぜひ試してみてください。
ラスクに加工すると、最後まで美味しく食べられますし、日持ちもアップします。
ラスクの保存方法
ラスクを保存する際には、タッパーや袋で密閉したうえで、直射日光の当たらない常温(冷暗所)に置きます。
賞味期限は、1週間程度と考えてください。
以上、ラスクの作り方についてお伝えしました。
ラスクを手作りする場合は、今回ご紹介したレシピの通り、レンジとオーブンの併用か、あるいは自然乾燥とオーブンの併用がおすすめです。
オーブンで2度焼くという方法もありますが、そのやり方だと、難易度がかなりアップします。
オーブンだとこまめに様子を見ながら加熱できないので、パン全体を均一に乾燥させるのが難しいためです。
パンを乾燥させたい場合は、レンジか自然乾燥がいいですよ。
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