ラスクのレシピ・作り方。魅惑のサクサク食感!いつものパンが大変身。

ラスク
レシピ動画
魅惑のサクサク食感!ラスク

ラスクのおすすめの作り方をご紹介します。

パンを乾燥させて、バターと砂糖を絡め、こんがりと焼いたらできあがり。
サクサクとした軽い口当たりが食欲をそそる、定番スイーツのレシピです。

小腹が空いた時のお菓子にぴったりなのはもちろんのこと、わが家では、お酒を飲んだ後のシメのスイーツとしても人気があります。
フランスパンでも食パンでも簡単においしく作れるので、ぜひ試してみてください。

材料

調理時間25分
フランスパン(又は食パン2枚) 1/2本程度
無塩バター 30g
グラニュー糖 大さじ1
  • 同じ無塩バターでも、発酵バターを使うと、より風味良く仕上がります。


作り方

まずは、フランスパンでラスクを作る方法を解説します。

フランスパンを輪切りにする
輪切りにしたフランスパン
  1. ① フランスパン(1/2本程度)を1センチ幅の輪切りにします。

続いて、輪切りにしたパンを乾燥させます。
パンを乾燥させる方法は、大きく分けて2通りのやり方があります。
1つは、レンジで乾燥させる方法。
もう1つは、自然乾燥させる方法です。

フランスパンを耐熱皿に並べる
フランスパンをひっくり返す
  1. ②-a 【レンジで乾燥させる場合】
    • 耐熱皿にクッキングシートを敷き、その上にパンを重ならないように並べます。
    • 電子レンジ(600w)で1分加熱して、ひっくり返します。
    • 30秒ずつ加熱しながらその都度ひっくり返して、表面全体がカチカチに乾燥するまで加熱します。
    • 加熱し終えたものから順に取り出します。
      (加熱時間の目安は、合計3分〜3分半くらいです。)
乾燥したものから取り出す

表面全体が乾燥したパンを順次取り出して、乾燥が足りないパンは追加で加熱します。
加熱しすぎると一部が焦げてしまうので、必ずその都度確認してください。

なお、もう少しでカリカリになりそうなパンがある場合には、加熱時間を10秒くらいに縮めて少しずつ様子を見ながら加熱すると、より安心です。

フランスパンを盆ざるに並べる
自然乾燥させたフランスパン
  1. ②-b 【自然乾燥させる場合】
    • パンを盆ザルの上に重ならないように並べます。
    • 室内の涼しい場所に半日〜1日ほど置いて、全体がカチカチになるまで乾燥させます。
自然乾燥は初心者でも簡単

仕上がりに関しては、レンジを使っても自然乾燥させても、ほぼ変わりません。
ですから、どちらかといえば、短時間で乾燥できるレンジの方がおすすめです。

とはいえ、レンジの場合は、注意深く少しずつ加熱しないと加熱ムラができることもあるので、それが面倒だという場合は、自然乾燥させてみてください。
自然乾燥だったら、初心者でも簡単にパンを均一に乾燥させることができます。



バターをレンジで溶かす
レンジで溶かしたバター
  1. ③ バターを耐熱容器に入れ、ラップをかぶせずに電子レンジ(600w)で40秒ほど加熱して、バターを溶かします。

バターをフランスパンに塗る
バターをフランスパンの側面にも塗る
  1. ④ パンを大きめの皿に移し、ヘラやハケやスプーンなどを使って、溶かしたバターを表面全体に塗ります。

フランスパンにグラニュー糖を振りかける
フランスパンにグラニュー糖をまぶす
  1. ⑤ パンを皿に広げ、グラニュー糖を振りかけて、表面全体に万遍なくまぶします。


フランスパンをオーブンの天板に並べる
フランスパンのラスク
  1. ⑥ オーブンの天板の上にクッキングシートを敷き、パンを重ならないように並べ、120度に予熱したオーブンで15分ほど焼いたら完成です。
    (オーブンに120度の設定がない場合は、150度くらいまでの低温で10〜15分を目安に焼いてください。)

食パンを使ったラスク

続いて、食パンを使ってラスクを作る方法を解説します。

「パンの切り方」と「バターのまぶし方」だけは先ほどとやり方が違いますが、あとはまったく同じです。

食パンの耳を切り落とす
食パンを16等分に切る
  1. ① 食パン(6枚切りくらいの厚さ:2枚)の耳を切り落とし、1枚を16等分に切ります。

食パンの切り方

食パンは、フランスパンとくらべると、レンジで乾燥させる際にやや加熱ムラができやすいです。
そのため、小さめに切り分けるのがおすすめです。

また、耳は、切り落として使います。
耳がない方が、ラスクらしいサクサクした軽い食感が際立ちます。
なお、残った耳は、「揚げパン」にすると美味しいです。


食パンをレンジで乾燥させる
レンジで乾燥
食パンを自然乾燥させる
自然乾燥
  1. ②-a 【レンジで乾燥させる場合】
    • 耐熱皿にクッキングシートを敷き、その上にパンを重ならないように並べます。
    • 電子レンジ(600w)で1分加熱して、ひっくり返します。
    • 30秒ずつ加熱しながらその都度ひっくり返して、表面全体がカチカチに乾燥するまで加熱します。
    • 加熱し終えたものから順に取り出します。
  2. ②-b 【自然乾燥させる場合】
    • パンを盆ザルの上に重ならないように並べます。
    • 室内の涼しい場所に半日〜1日ほど置いて、全体がカチカチになるまで乾燥させます。


バターをレンジで加熱する
バターを食パンに絡める
  1. ③ 大きめの耐熱容器にバターを入れ、ラップをかぶせずに電子レンジ(600w)で40秒ほど加熱して、バターを溶かします。
  2. ④ バターが入ったボールに食パンをじかに入れて、ヘラでバターを手早く絡めます。
食パンの場合は、フランスパンと違って小さく切るので、バターを塗るのではなく、ボールに入れてバターを絡める方が簡単です。
食パンにバターが万遍なく付くように、ヘラや素手などで手早く絡めてください。


食パンにグラニュー糖をふる
食パンにグラニュー糖を絡める
  1. ⑤ グラニュー糖をボールに入れて食パンに絡めます。

オーブンの天板に食パンを並べる
食パンのラスク
  1. ⑥ オーブンの天板の上にクッキングシートを敷き、パンを重ならないように並べ、120度に予熱したオーブンで15分ほど焼いたら完成です。


ラスク

サクサクとした軽い食感が印象的な、とても美味しいスイーツが作れます。
適度な甘みがありつつも、しつこさは全くなく、油断するとついつい食べすぎてしまう一品です。

専門店のラスクにもひけを取らない味なので、食べきれないパンがあったら、ぜひ試してみてください。
ラスクに加工すると、最後まで美味しく食べられますし、日持ちもアップします。

ラスクの保存方法

ラスクを保存する際には、タッパーや袋で密閉したうえで、直射日光の当たらない常温(冷暗所)に置きます。
賞味期限は、1週間程度と考えてください。

以上、ラスクの作り方についてお伝えしました。

ラスクを手作りする場合は、今回ご紹介したレシピの通り、レンジとオーブンの併用か、あるいは自然乾燥とオーブンの併用がおすすめです。

オーブンで2度焼くという方法もありますが、そのやり方だと、難易度がかなりアップします。
オーブンだとこまめに様子を見ながら加熱できないので、パン全体を均一に乾燥させるのが難しいためです。

パンを乾燥させたい場合は、レンジか自然乾燥がいいですよ。

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