シシャモ(柳葉魚)の南蛮漬けのおすすめレシピをご紹介します。
少量の油でシシャモを揚げ焼きにするレシピになっていて、調理がとても簡単です。
そのうえ味もかなり美味しくて、南蛮酢のコクが具材にしっかりと染み込んで、後引く旨さに仕上がります。
調理のコツは、シシャモをフライパンで揚げ焼きにする際に、ごま油を少し加えること。
ごま油を加えることで、風味が格段にアップします。
また、南蛮酢を温めてからシシャモにかけるのもポイントの一つです。
軽く沸騰する程度に加熱することで、短時間でも味が染みやすくなります。
なお、シシャモは、少し高価な「本シシャモ」を使ってもいいですし、広く流通している「カラフトシシャモ」を使ってもOKです。
カラフトシシャモでも、十分美味しく仕上がりますよ。
材料
ししゃも | 10尾(120g程度) |
玉ねぎ | 3/4個(150g) |
人参 | 1/3本(50g) |
小麦粉 | 大さじ1/2 |
ごま油 | 大さじ1 |
サラダ油 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ2と1/2 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
だし汁※ | 大さじ4 |
赤唐辛子(小口切り) | 1/2本程度 |
- 水(大さじ4)に顆粒だしの素(小さじ1/6)を溶かして使っても良い。
作り方
まず、玉ねぎ(3/4個:150g)を縦に薄切りにして、人参(1/3本:50g)を千切りにします。
人参は、皮をむいて使ってもいいですし、皮ごと使って食感を少ししっかりめに仕上げてもいいです。
いずれにしても、50gほど千切りにしてください。
ししゃも(10尾:120g程度)は、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
そのため、表面に染み出した水分に臭みがあるので、あらかじめ軽く吸い取ってから使うのがおすすめです。
そして、ししゃもに小麦粉(大さじ1/2)をまぶします。
次に、フライパンにごま油(大さじ1)とサラダ油(大さじ1)を入れて熱し、ししゃもを並べます。
そして、弱めの中火〜弱火で、両面を4〜5分ほど揚げ焼きにします。
ししゃもは、頭と尻尾が焦げやすいので、少し弱めの火力で調整しながら、表面がこんがりとするまで焼きます。
ししゃもを揚げている間に、南蛮酢の材料を小鍋に入れ、軽く煮立てて砂糖を溶かします。
南蛮酢は、ししゃもに回しかける寸前に軽く沸騰する程度に温めておくと、砂糖がきれいに溶けるうえに、ししゃもに味が染みやすくなります。
ししゃもが揚がったら、玉ねぎと人参をよく混ぜて、半量をバットに広げます。
そして、揚げたてのアツアツのししゃもをその上に並べ、さらにその上に、残った玉ねぎと人参をかぶせます。
ししゃもは、油を切らずに、引き上げたフライパンからダイレクトにバットに並べます。
ししゃもは味が蛋白な魚なので、揚げ焼きにした油のコクと風味も少し取り入れます。
具材をバットに広げたら、温めておいた南蛮酢を万遍なく回しかけます。
味が染みるまでしばらく置いたら完成です。
置く時間は、最低でも30分ほどとるのがおすすめです。
とは言え、味の染み具合は好みもあるので、味見をして良さそうな場合は、もう少し早く食べ始めることもできます。
なお、すべての具材が浸かるほど南蛮酢をジャブジャブに入れるわけではないので、味を染みさせている間、一番上にかぶせた玉ねぎと人参は酢に浸かっていない状態になります。
浸かり具合にある程度差がでますが、そうした差があるのも美味しいものです。
もし、まんべんなく味を染みさせたい場合は、野菜が少しクタッとしたあたりで、全体を軽く混ぜるといいです。
揚げ焼きにしたシシャモには十分なコクがあり、そこに甘酸っぱくて濃厚な南蛮酢が加わって、満足度の高い味に仕上がります。
また、人参と玉ねぎの存在もかなり重要で、これらの野菜のさっぱりとした味がアクセントになって、飽きずに最後まで美味しくいただけます。
夕食の主役にぴったりな魚料理。
ご飯との相性も抜群ですよ。
なお、このししゃもの南蛮漬けの日持ちは、冷蔵保存で2〜3日程度と考えてください。
すこし置くと、その分、南蛮酢がしっかりと染みて、やや濃い目の味を楽しめます。
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