
高野豆腐の煮物の作り方をご紹介します。
高野豆腐だけを使った、シンプルな含め煮のレシピ。
他に具材を加えずに作るので、高野豆腐の魅力を存分に堪能することができます。
高野豆腐にはだし汁がたっぷり染み込んでいて、ジュワッとジューシーな口当たり。
だしの旨味と高野豆腐のコクが口の中に広がって、オトナ好みの優しい味を楽しめます。
レシピ動画
「オトナ好みの滋味深さ!高野豆腐の煮物」のレシピです。
材料
高野豆腐 | 4枚 |
だし汁 | 400ml |
砂糖 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
醤油 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
- カロリー
- 1人分:117kcal
作り方

【工程1】
まず、高野豆腐(4枚)をぬるま湯(50度くらい)に1分ほど浸して戻します。
高野豆腐は戻さずにそのまま調理することもできますが、このレシピでは次の工程で食べやすいサイズに切り分けるので、ここで戻して切りやすくしておきます。
ちなみに、高野豆腐は、50度くらいの湯にひたすと、中までふっくら柔らかく戻ります。
水やそれよりも温度の低い湯だと、わずかですが煮物の仕上がりが硬めになりますので、面倒でなければ、50度くらいの湯で戻すことをおすすめします。
高野豆腐を戻したら、手のひらで挟んで、水気をややしっかりめにキュッと絞り、4等分に切ります。
手のひらで高野豆腐を挟むと、高野豆腐が崩れにくいですし、しっかり圧力をかけても絞りすぎになりません。

【工程2】
次に、小さめの鍋(もしくはフライパン)に高野豆腐を並べ、だし汁(400ml)・砂糖(大さじ1)・みりん(大さじ1と1/2)・醤油(大さじ1)・塩(少々)を加え、火にかけます。
使用する鍋は、高野豆腐が重ならずに並べられて、なおかつ、なるべくきっちり詰められるくらいの、少し小さめのものがおすすめです。
内径20センチくらいが使いやすいです。
あまり大きいと、高野豆腐が十分に煮汁に浸かりません。
だし汁や調味料を注いだ時に、それらの汁が高野豆腐の高さくらいまでくるような鍋がぴったりです。

そして、沸騰したら落しぶたをして、少し火を弱め、10分ほど煮ます。
煮ている間は、落しぶたに十分に煮汁が当たる程度の火力をキープしてください。
落としぶたがない場合は、写真のようにクッキングシートで代用したり、アルミホイルで代用したりすることもできます。
クッキングシートで作るのなら、鍋の大きさに合わせて切り、中心に空気穴を開けたら完成です。
詳しくは、「クッキングシートで落としぶたを作る方法」をご覧ください。

10分ほど煮たら完成です。

だし汁は、ほんのりとした甘みがあり、優しい味わい。
柔らかく煮えた高野豆腐に染みわたり、ジューシーで、滋味深い味に仕上がります。
和食の副菜として、ぴったりの一品です。
日持ち:冷蔵保存で4日ほど