高野豆腐(凍り豆腐)と豚バラ肉を使った、簡単おかずの作り方をご紹介します。
甘辛くて濃厚な味がクセになる、高野豆腐の肉巻きのレシピです。
高野豆腐を肉巻きにするにあたっては、単純に豚肉で巻くだけだと、表面の豚肉にブロックされて、高野豆腐に味が染み込みにくくなってしまいます。
でも、このレシピなら大丈夫です。
戻した高野豆腐を、あらかじめ豚肉と一緒に調味料に浸してから肉巻きにするので、しっかりと味が絡みます。
中まで十分に味が染み込んでいて、ご飯との相性が抜群。
お弁当のおかずにもぴったりですよ。
材料
豚バラ薄切り肉 | 8枚 |
高野豆腐 | 2枚 |
ごま油 | 大さじ1 |
小ねぎ | 好みで少々 |
おろしにんにく | 小さじ1/2 |
おろし生姜 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 小さじ1と1/2 |
みりん | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ2 |
作り方
高野豆腐は、ごく一般的な、スーパーでよく見かける厚みのあるタイプを使ってください。
ものによっては、8ミリくらいの薄い高野豆腐もありますが、そうしたものを使う場合は調味料の分量が変わってしまいます。
まず、高野豆腐(2枚)をぬるま湯か水で戻し、水気を軽く絞ります。
高野豆腐は、50度くらいの湯に1〜2分ひたすと柔らかく戻りますが、水で戻せる商品もあります。
戻した高野豆腐は、あまりきつく絞ると硬くなってしまいますので、きゅっと軽く1回絞ればOKです。
より詳しく:高野豆腐の戻し方
次に、たれの材料すべてをフライパンに入れて、高野豆腐を加え、軽く転がして味を全体に絡めます。
高野豆腐は味が染みにくいので、肉で巻く前に、味をある程度付けておきます。
続いて、高野豆腐を端に寄せ、豚バラ薄切り肉(8枚)にもタレを絡めます。
そして、高野豆腐を豚肉で巻きます。
高野豆腐と豚肉の両方にタレが付いているので、巻く作業はフライパンの中で行います。
巻き終わりは、ぴったり密着させるようにすると、剥がれにくくなります。
豚肉を巻いたら、巻き終わりを下向きにして並べ、ごま油(大さじ1)を回しかけます。
そして、フライパンを中火にかけ、転がしながら3分ほどかけて豚肉に火を通します。
この時、巻き終わりの部分を最初にやや長めに焼くと、より剥がれにくくなります。
味を絡めながら煮詰めて、たれが少なくなって、豚肉に少し焼き目が付いたら完成です。
皿に盛り、フライパンに残ったたれをかけ、お好みで小口切りにした小ねぎをのせていただきます。
高野豆腐の肉巻きは、具材に味を絡めてから巻くのと、巻いてから味を絡めるのとでは、味染みがまったく違います。
後から味を絡めると物足りない仕上がりになってしまうので、このレシピの手順で作るのがおすすめです。
できあがった肉巻きは、味が染み染みで濃厚な味わい。
高野豆腐を使った料理というと少し地味なイメージがありますが、このお料理に関しては、かなり満足度が高いですよ。
なお、この肉巻きは、作り置きすることもできます。
日持ちは、冷蔵で3〜4日。
その際には、小ねぎをトッピングせずに保存してください。
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