高野豆腐(凍み豆腐)の上手な戻し方を解説します。
戻さないで使える商品もある
高野豆腐といえばお湯で戻してから使うものというイメージがありますが、最近では、「戻さずに使える」ことをウリにしている商品も増えています。
そうした高野豆腐を煮物など使う場合には、わざわざ戻す必要はありません。
そのまま煮ればOKです。
50度くらいの湯がベスト
一方で、それらの商品を使わない場合や、汁気のない料理に使う場合は、熱湯で戻してから調理します。
高野豆腐は、50度くらいの熱湯に浸すと、最もふっくら柔らかく仕上がります。
一般的なお風呂の温度は40度前後ですが、50度はそれよりも高めの温度。
手を入れて少し熱いと感じるくらいの湯に浸せば、ものにもよりますが、だいたい1〜2分くらいで柔らかく戻ります。
のちほど詳しく解説しますが、高野豆腐を水で戻すと、やや硬くなる場合が多いです。
高野豆腐の戻し率
なお、戻した後にどれくらいの重さになるかは、高野豆腐に膨軟剤が含まれているかどうかで異なります。
スーパーなどでよく見かける、「膨軟剤を使った、厚みのある高野豆腐」の戻し率は、300%(3倍)くらいです。
ですから、高野豆腐4枚(70g)を戻すと、210gくらいに増えます。
手のひらに挟んで絞る
高野豆腐をお湯で戻したら、水気を絞ってから使います。
水で戻すと少し硬くなる
ところで、高野豆腐は、商品によっては、お湯で戻す方法だけでなく、水で戻す方法もパッケージに記載されていることがあります。
そうしたものは、メーカーの指示に従って、水で戻すのもアリです。
ただ、高野豆腐を水で戻すと食感がやや硬くなることが多いので、使いみちを考えたうえで戻すといいです。
水で戻した高野豆腐を唐揚げやカツなどに使うと、戻したあとの食感がわりとそのまま残ります。
一方で、煮物などであれば、水で戻した高野豆腐であっても、食感の違いが分かりづらくなります。
高野豆腐を削って粉にする
以上のように、高野豆腐は、戻してから食べる場合がほとんどです。
高野豆腐パウダーには、市販品もあり、小麦粉の代わりに使うことでムリなく糖質オフすることができるので、ダイエット向け食材として人気があります。
使い方は、小麦粉やパン粉の代わりだったら、ほとんどどんな料理にも使うことが可能です。
高野豆腐を削って、高野豆腐らしからぬ使い方をするのも楽しいですよ。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。