さつまいもご飯(さつまいもの炊き込みご飯)のレシピをご紹介します。
だし汁と塩だけで味付けするレシピになっていて、余計な味はできるだけ加えずに、さつまいもの味を存分に活かします。
また、だし汁を水で薄めてから加えるのも、ポイントの一つです。
だしの風味とさつまいもの味がバッティングしないよう、適度な濃さに調整しています。
炊飯器に入れて普通の白米モードで炊くだけなので、調理も簡単ですよ。
米の量を選択
このレシピは、使用する米の量を選べるようになっています。
分量が変わっても、作り方はまったく同じです。
材料
さつまいも | 1本(300g) |
米 | 2合 |
塩 | 小さじ2/3 |
だし汁※ | 200ml |
水 | 適量 |
いりごま | 好みで少々 |
- 水(200ml)に顆粒だしの素(小さじ2/3)を溶かして使ってもOK。
作り方
- ① 米を研いでザルに上げます。
- ② さつまいもをきれいに洗い、皮ごと2センチ角くらいの大きさに切ります。
- ③ 5分ほど水にさらしてアク抜きをしてから、ザルに上げて水気を切ります。
水にさらす
さつまいもを炊き込みご飯の具材にする場合は、切ったそのままを使うのではなく、アク抜きしてから使う方が良いです。
さつまいもをあらかじめ水にさらすと、エグミが和らぐうえに、色良く仕上がります。
- ④ 炊飯器の内釜に米を入れ、だし汁と塩を加えます。
米2合なら2合の目盛りまで、米3合なら3合の目盛りまで水を注ぎます。 - ⑤ さつまいもをのせて、白米モードで普通に炊きます。
だし汁を水で薄めて使う
さつまいもご飯を作る場合、必要な水分の全量をだし汁に置き換えると、だしの風味が強くなりすぎてしまいます。
ですから、ここでは、だし汁の量を半分に抑え、足りない分は水を加えて補っています。
だし汁を水で薄めることで、さつまいもの味を際立たせるレシピになっています。
なお、使用するだし汁は、ごく一般的なかつおだしでOKです。
市販のだしパック(茅乃舎がおすすめ)を使うと、手軽にだしが取れます。
それが面倒な場合は、顆粒だしの素(ほんだし)を使うのもアリです。
2合を炊く場合は、水200mlに小さじ2/3を溶かして使います。
3合を炊く場合は、水300mlに対して小さじ1です。
- ⑥ しゃもじで軽く混ぜて、お茶碗に盛り付けます。
なお、お茶碗によそう際にさつまいもが少し崩れやすいのですが、少し崩れるくらいがご飯に馴染んで美味しいです。
- ⑦ お好みで、いりごま(少々)を振ったら完成です。
さつまいもご飯を作る際には、今回のように、味付けを必要最小限にするのがおすすめです。
加熱したさつまいも自体がもう既においしいので、ご飯に多少の塩気と旨味をプラスするだけで、お料理全体が味わい深く仕上がります。
シンプルな味付けにすることで、さつまいもの味をしっかりと堪能できますよ。
なお、このさつまいもご飯は、冷凍して保存することも一応可能です。
冷凍した場合の日持ちは1ヶ月ほど。
ただし、炊きたてとくらべると、やはり味が落ちるので、できれば早めに食べきってください。
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