シンプルで美味しい、さつまいも蒸しパンの人気レシピをご紹介します。
バターを使ったレシピになっていて、さつまいもの優しい甘みがバターのコクで引き立ち、しっとりふわふわな満足度の高いスイーツに仕上がります。
調理のポイントは、さつまいもをレンジで加熱してから生地に混ぜることです。
さつまいもは、生地とくらべると火の通りがあまり良くありません。
でも、あらかじめ柔らかくしてから蒸し器にかけることで、そうした点をカバーすることができます。
なお、この記事ではセイロを蒸し器として使っていますが、金属製の蒸し器でもいいですし、あるいは、鍋に蒸し板をのせて使ってもOKですよ。
「バターのコクが合う!さつまいも蒸しパン」のレシピです。
材料
さつまいも | 200g |
薄力粉 | 100g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
卵 | 1個 |
砂糖 | 大さじ3 |
水 | 大さじ2 |
有塩バター※ | 30g |
※無塩バターを使う場合は塩(少々)を補う。
作り方
まず、さつまいも(200g:小1本程度)を皮ごと1センチ角に切り、水に5分ほどさらします。
さつまいもを水にさらすと、アクが抜けてエグミや苦味が和らぐうえに、色良く仕上がります。
そして、水気を切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかぶせて、電子レンジ(600W)で4分加熱します。
レンチンしたら、皿に広げて冷まします。
さつまいもをレンジで加熱
さつまいもは、蒸しパンの生地よりも少し火の通りが悪く、1センチ角の大きさを生地と一緒にそのまま蒸すと硬い部分が残ってしまうので、あらかじめレンジでチンして柔らかくしておきます。
次に、有塩バター(30g)をレンジで30秒ほど加熱して溶かし、蒸し器にたっぷりの水を入れて火にかけます。
有塩バターの代わりに無塩バターを使う場合は、塩をほんの少しだけ補ってください。
ちょっとの塩気で、さつまいもの甘みが引き立ちます。
続いて、卵(1個)と砂糖(大さじ3)と水(大さじ2)をボールに入れ、泡立て器で混ぜます。
そして、薄力粉(100g)とベーキングパウダー(小さじ1)を、粉ふるいを使って振るい入れます。
粉をすべて加えたら、ヘラで少し混ぜてから、溶かした有塩バターを加えます。
そして、粉っぽさがなくなるまで、切るように混ぜます。
生地ができたら、さつまいもを加え、軽く混ぜます。
次に、カップ5個にグラシン紙を敷き、生地を流し入れます。
蒸しパンのカップ(型)なしの場合
写真は、アルミカップにグラシン紙(グラシン紙カップ)をのせて、そこに生地を入れています。
グラシン紙は、クッキングシートやアルミホイルで代用できます。
また、アルミカップがない場合は、紙コップや湯呑みに直接生地を流し入れてもいいです。
蒸気が上がった蒸し器にカップを入れ、フタをして、強火で15分蒸します。
生地の膨らみが悪くならないように、蒸している間は、フタはあけないようにします。
15分蒸したら、お芋蒸しパンの完成です。
生地はしっとりとしつつもふんわりとした食感で、さつまいもはホロッと柔らか。
有塩バターのコクと塩気が加わって、さつまいもの甘みがよりはっきりと感じられます。
生地の甘みは少し控えめになっているので、食事としてもスイーツとしても美味しく食べられます。
時間に余裕のある休日には、こうした蒸しパンを優雅に手作りするのも楽しいですよ。
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