レシピ動画
菜の花(なばな)の美味しい茹で方や茹で時間など、下ごしらえの方法を詳しく解説します。
菜の花の洗い方
まず、菜の花をきれいに洗います。
菜の花は、葉の付け根やつぼみあたりに泥や汚れがたまりやすいです。
汚れがひどい場合は、最初にため水に浸して汚れを浮き上がらせてから、流水に当ててきれいに洗うとすっきりします。

菜の花の茹で方
菜の花をおひたしや和え物などにする場合は、さっと茹でてから使うと、アクも取れて食べやすくなります。
湯は少したっぷりめに沸かす
なお、菜の花1束(200g程度)を茹でるのなら、湯は1.5リットルくらい用意すると、短時間で美味しく茹でられます。
それくらいの湯の量があれば、菜の花全体が浸かりやすくなりますし、菜の花を浸けても湯の温度が下がりにくくなります。
必要な湯の量は菜の花の量に応じて変わりますが、いずれにしろ、湯は少したっぷりめに使うのがおすすめです。
菜の花を茹でるにあたっては、まず、鍋に湯(1.5リットル程度)を沸かし、塩(小さじ1と1/2)を加えます。
塩を加えて茹でると、アクが取れやすく、仕上がりの緑色がきれいに出ます。
次に、菜の花の下半分(茎の太い部分)を湯に浸し、30秒ほど茹でます。
「下半分」というのは、茎の太い部分を指します。

ちなみに、茹でる際に手がやけどしそうと思う方は、小分けにしてトングなどで葉をつかんで茹でてもいいです。
菜の花の茹で方のコツ
菜の花は、部位によって火の通りやすさが異なるので、時間差で2段階に分けて茹でるのがおすすめです。
茎が太い部分(下半分)を先に茹ではじめ、茎が枝分かれして細くなっている部分と葉をあとから湯にひたします。
続いて、菜の花全体を湯に浸して、あと40秒ほど茹でます。
菜の花の茹で時間
菜の花の茹で時間の目安は、茎の太い部分(下半分)を30秒、全体を40秒、トータルで1分10秒ほどがおすすめです。

右の写真は、スーパーでよく売られている菜の花ですが、こうしたものと見た目がかなり異なる場合は、先にちょっと茹でてみて、様子を見るといいです。
茹で上がったら、菜の花をたっぷりの冷水に浸します。
すぐに冷水に浸すと、熱がすぐに取れるので緑色の鮮やかさをキープすることができますし、アクもさらに和らぎます。
菜の花の水気をきゅっと絞り、食べやすい長さに切れば、すぐに、おひたしや和え物などに使えます。