菜の花の辛子和えのレシピ・作り方。ツンとした辛みがクセになる!

菜の花の辛子和え
レシピ動画
旬の春先に食べたい!菜の花の辛子和え

菜の花の人気料理と言えば、やはり、辛子和えは外せません。

菜の花の少しほろ苦い風味と、からしのツーンとした辛みは、相性が抜群。
菜の花はアブラナ科に属しますが、からしもアブラナ科の植物の種子を原材料としているため、味の親和性が高いです。

ほんのりとした甘みのあるめんつゆと合わせるだけで、手軽に美味しく仕上がりますよ。

材料

4人分:調理時間5分
菜の花 1束(200g程度)
練りからし 小さじ1/2程度
めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ2程度
  • 他の濃度のめんつゆを使う場合は、下の文中を参考に量を微調整する。


作り方

菜の花の茎の端を切り落とす
菜の花を流水で洗う
  1. ① 菜の花(1束:200g程度)の茎の下の方の汚れた部分を少し切り落とし、きれいに洗います。

鍋に1.5リットルの水を入れる
湯を沸かして塩を加える
  1. ② 鍋に湯(1.5リットル程度)を沸かし、塩(小さじ1と1/2:分量外)を加えます。


菜の花を手でつかんで下半分を茹でる
菜の花をトングで挟んで下半分を茹でる
  1. ③ 菜の花を手でつかむかトングで挟むなどして、 菜の花の下半分(茎の太い部分)を湯に浸して、40秒ほど茹でます。
    丈が長い菜の花を使う場合は、同じようにして、1分ほど茹でます。

「丈が長い菜の花」の茹で時間

丈が短い普通の菜の花は、「菜の花の下半分(茎の太い部分)」を40秒茹でればOKです。

普通の菜の花と丈が長い菜の花
一方で、市販品には、丈が長い菜の花もあります。
こちらは茎の部分がかたいので、茹で時間を倍にして、1分茹でます。

茎の茹でる部分
なお、「菜の花の下半分(茎の太い部分)」というのは、右の写真の赤く囲った部分です。

茎がいくつも枝分かれして細くなっているところから下の、茎の太い部分だけを先に茹でます。


菜の花を葉の部分も湯にひたす
菜の花全体を茹でる
  1. ④ 菜の花の下半分を茹でたら、全体を湯に浸して、あと40秒ほど茹でます。
このときの茹で時間は、普通の菜の花でも、丈の長い菜の花でも、同じ40秒です。

なお、畑で採った菜の花など市販品以外を使う場合は、茹で時間が若干変わる場合があります。
スーパーの菜の花とくらべて見た目がかけ離れている場合は、このレシピの茹で時間を目安に、先に少し茹でてみて様子を見るといいです。

より詳しく:菜の花の茹で方


茹でた菜の花を鍋から取り出す
菜の花を冷水に移す
  1. ⑤ 茹で上がったら鍋から取り出し、たっぷりの冷水にさらします。


菜の花の茎を揃えて水気を絞る
菜の花を包丁で切る
  1. ⑥ 菜の花の茎を揃え、手で水気をやや軽めに絞り、食べやすい長さに切ります。

菜の花を切る前に手で絞ると、切ったあとに絞る場合とくらべて、絞り過ぎになりません。
とは言え、あまり水気が残っていると水っぽいので、適度に力を入れてきゅっと絞ってみてください。


めんつゆにチューブの練り辛子を加える
めんつゆと辛子を混ぜる
  1. ⑦ 練りからし(小さじ1/2程度)とめんつゆ(3倍濃縮:小さじ2)を混ぜます。

めんつゆを他の濃度で代用

3倍濃縮のめんつゆ(小さじ2)を他の濃度に換算すると、分量は次のように変わります。

2倍濃縮のめんつゆが手元にあるのなら、3倍濃縮よりも薄いので、めんつゆの量を大さじ1に変更します。
反対に、4倍濃縮の場合は濃いので、大さじ1/2になります。

参考:めんつゆを他の濃度で代用する方法


菜の花に辛子とめんつゆを混ぜたものを加える
菜の花と辛子などの調味料を和える
  1. ⑧ 菜の花をボールに入れ、混ぜておいた調味料を加えて和えたら完成です。


菜の花の辛子和え

菜の花にめんつゆを合わせるだけだと、味が優しすぎて少し物足りなさを感じますが、からしを加えることで、全体の味がスッキリと引き締まり、緊張感のある味に仕上がります。

鼻にフワッと抜けていく、からしの風味がいい感じ。
旬の春先に一度は食べたい、菜の花を使った定番おすすめレシピです。

作り置きには不向き

なお、この和え物は、作り置きには向きません。
からしの風味が時間の経過とともに飛んでしまうためです。

もし作り置きしたいのなら、茹でた菜の花をストックしておいて、食べる直前に、からしとめんつゆを混ぜてください。
茹でた菜の花の日持ちは、冷蔵保存で4日程度です。

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