トマトクリームパスタのレシピ|生トマトで作る濃厚でまろやかな一皿

トマトクリームパスタ
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トマトクリームパスタは、生の完熟トマトで作ると、濃厚で格別な味わいになります。
やさしい酸味と自然な甘みがクリーミーなソースによくなじみ、口いっぱいに豊かな風味が広がります。
市販のトマト缶は酸味が強く、煮込むと風味が単調になりやすいですが、生トマトならフレッシュ感とコクを同時に味わえます。

このレシピでは、トマトの湯むきや種取り、丁寧な煮詰め方で水っぽさを抑え、クリームと一体化したまろやかなトマトクリームソースに仕上げます。
レストランのような本格的なトマトクリームパスタを家庭で手軽に楽しめます。


材料

2人分:調理時間30分
完熟トマト 大2〜3個(450g)
生クリーム 120ml
玉ねぎ 1/2個(100g)
にんにく 1片(6g)
乾燥パスタ 180g
オリーブオイル 大さじ1
バター 20g
砂糖 小さじ1/2
粉チーズ(パルミジャーノ) 30g
小さじ1/8
黒こしょう 少々
粉チーズ・パセリ(トッピング用) 適量

トマトクリームパスタのレシピ・作り方

トマトの湯むきをする

トマトを沸騰した湯に入れる
トマトを湯むきする
  1. ① トマトの湯むきをします。
    トマト(大2〜3個:450g)のヘタを包丁でくり抜きます。
    鍋にトマトが浸かるくらいの熱湯を沸かし、10秒ほどトマトをくぐらせて、すぐに冷水に取ります。
    切り口から、めくれた皮を手でむきます。
皮をむくことで、口当たりがよくなり、トマトがクリームソースになじみやすくなります。
なお、トマトの湯むきの手順については、冒頭の動画かリンク先の記事で詳しく解説しています。


トマト・にんにく・玉ねぎを切る

トマトを刻み、玉ねぎとにんにくを切る

  1. ② トマトを8等分くらいのくし切りにします。
    指やスプーンなどで種をかきだして取り除き、果肉部分を2〜3センチ角に粗く刻みます。
  2. ③ 玉ねぎ(1/2個:100g)とにんにく(1片:6g)はみじん切りにします。
トマトの種のまわりには水分と酸味が多く含まれています。
取り除くことでソースの水っぽさを防ぎ、酸味がやわらいで生クリームとの相性が良くなります。

玉ねぎとにんにくを炒める

バターとオリーブオイルで玉ねぎとにんにくを炒める

  1. ④ フライパンにオリーブオイル(大さじ1)とバター(20g)を入れて、弱めの中火で熱します。
    バターが溶けたらにんにくと玉ねぎを加え、時々混ぜながら7〜8分ほど炒めます。
    玉ねぎがうっすらきつね色になったら、甘みがしっかり引き出された合図です。


トマトを加えて煮詰める

刻んだトマトを加えて煮詰める

  1. ⑤ 刻んだトマトと砂糖(小さじ1/2)を加えて中火にします。
    時々混ぜながら7〜8分ほど煮詰めながら炒め、水分が半量くらいになるまで加熱します。
    トマトがとろりとして全体がまとまったら次の工程へ進みます。

生クリームを加えて仕上げる

トマトソースに生クリームを加えて混ぜる

  1. ⑥ 生クリーム(120ml)を加え、弱めの中火で3分ほど煮詰めます。
    とろみがついてソースが全体になじんだら、塩(小さじ1/8)とこしょう(少々)で味を整えます。

パスタを茹でる

パスタを鍋で茹でる

  1. ⑦ 鍋に湯(1.5リットル:分量外)を沸かし、塩(15g:分量外)を加えて乾燥パスタ(180g)を茹でます。
    袋に記載の茹で時間が5分以下であれば表示通りに、それより長い場合は1分短めに茹でるのがおすすめです。


パスタとソースを絡める

茹でたパスタをソースに加えて和える

  1. ⑧ 湯切りしたパスタをソースに加え、全体を混ぜてしっかりと絡めます。
    火を止めてから粉チーズ(パルミジャーノ:30g)を加え、軽く混ぜて余熱でとろけさせます。
火を止めてから粉チーズを加えることで、高温によるダマや分離を防ぎ、なめらかでツヤのあるソースに仕上がります。

トマトクリームパスタの完成!

トマトクリームパスタ

  1. ⑨ 皿に盛りつけ、黒こしょうをふります。
    仕上げに追い粉チーズとみじん切りにしたパセリを散らしたら完成です。

生トマトのやさしい酸味とコクが、クリーミーなソースに溶け込み、口いっぱいに広がります。
素材の持ち味を引き立てた、飽きのこないトマトクリームパスタです。
週末のランチや、ちょっと特別な日の食卓にぜひどうぞ。

よくある質問(FAQ)

生トマトとトマト缶では味にどんな違いがありますか?

生トマトは酸味がやわらかく、自然な甘みと香りがあり、クリームと合わせると味がまろやかにまとまります。
一方、トマト缶は加工の段階で酸味が強くなりやすく、風味が単調になりやすい傾向があります。
クリームパスタは穏やかな酸味のほうが乳製品のコクを引き立てるため、生トマトのほうが相性抜群です。
このレシピでは湯むきや種取り、煮詰めの工程を加えることで、水っぽさを防ぎつつ酸味を整え、クリームとなじむなめらかなソースに仕上げています。

酸味が強いトマトを使う場合の対処法は?

砂糖の量を少し増やして煮詰めると、酸味がやわらぎ、全体のバランスが整います。

パスタの種類は何がおすすめですか?

スパゲッティやリングイネなど、やや太めのパスタがおすすめです。
ソースがよく絡み、もっちりとした食感がクリーミーなソースと相性抜群です。

トマトクリームパスタを作り置きできますか?

作り置きは可能ですが、ソースのみを保存し、パスタは食べる直前に茹でるのがおすすめです。
ソースはパスタを絡める前の段階で保存容器に入れると、冷蔵で1〜2日ほど日持ちします。
茹でたパスタは時間が経つと食感や風味が落ちるため、保存には向きません。

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