粗びき牛肉の食感をいかしたジューシーなパティに、2種類のソースを合わせた本格ハンバーガーのレシピです。
レタスやトマト、ピクルスを重ねた王道アメリカンスタイルを、家庭でも作りやすいよう手順を工夫しました。
下にはまろやかなマヨネーズ、上にはケチャップ×マスタード×生姜のキリッと香るソース。
軽く焼いたバンズの香ばしさと肉の旨みが重なり、最後の一口まで飽きずに楽しめます。
材料
| 牛粗びき肉 | 300g |
| チェダーチーズ | 2枚 |
| トマト | 輪切り2枚(1cm厚) |
| 玉ねぎ | 輪切り2枚(8mm厚) |
| レタス | 2枚 |
| ピクルス | 6〜8枚(3mm厚) |
| バンズ | 2個 |
| 塩 | 小さじ1/3 |
| 黒こしょう | 少々 |
| バター | 10g |
| サラダ油 | 小さじ1 |
| ケチャップ(ハインツなど) | 大さじ2(36g) |
| イエローマスタード(フレンチズなど) | 小さじ2(10g) |
| 生姜(すりおろし) | 小さじ1/4 |
| マヨネーズ | 大さじ1(12g) |
ハンバーガーのレシピ・作り方
パティを作る
- ① 牛粗びき肉(300g)をボウルに入れ、塩(小さじ1/3)と黒こしょう(少々)を加えて、全体を軽くほぐすように混ぜます。
練らずに、空気を含ませるイメージでまとめます。 - ② 2等分して直径10cmほどの平たい円形に成形し、焼く直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
粗びき肉の食感をいかすために、軽くほぐす程度にまとめるのがポイントです。
焼く直前まで冷やしておくと形が崩れにくく、肉の脂が溶けずにジューシーに仕上がります。
具材やソースを準備する
- ③ トマトは厚さ1cmほどの輪切り2枚にし、玉ねぎは厚さ8mmほどの輪切り2枚にします。
レタス2枚は洗って水気をしっかり拭き、バンズよりも少し大きめにちぎります。
ピクルスは3mmほどの薄切り6〜8枚にします。 - ④ バンズ(2個)は横半分に切り、内側にバター(10g)を塗っておきます。
- ⑤ ソースは2種類用意します。
小皿にマヨネーズ(大さじ1:12g)を取り、下のバンズ用のマヨネーズソースとしてそのまま使います。
別の小皿でケチャップ(大さじ2:36g)・マスタード(小さじ2:10g)・生姜すりおろし(小さじ1/4)を混ぜ、上のバンズ用の特製バーガーソースを作っておきます。
2種類のソースを作る理由はこちら
パティを焼く
- ⑥ フライパンを中火で熱し、サラダ油(小さじ1)を広げます。
煙がうっすら出たらパティを並べ、3分ほど動かさずに焼きます。
裏返してさらに2分ほど焼きます。 - ⑦ 焼き上がり直前にチェダーチーズ(2枚)をのせ、フタをして弱火で1分蒸し焼きにします。
チーズがとろけたら、パティをフライパンから取り出します。
焼き色の深さがおいしさの決め手です。
玉ねぎ・バンズを焼く
- ⑧ 同じフライパンで玉ねぎを両面1〜2分ずつこんがりと焼き、塩こしょう(各少々:分量外)を振ります。
焼けたら取り出します。 - ⑨ 続けて、バンズの断面を下にして上から軽く押さえ、香ばしく焼きます。
焼けたら火を止め、取り出します。
重ねて仕上げる
- ⑩ 下のバンズにマヨネーズソースを塗り、レタス、トマト、焼いた玉ねぎ、チーズのせパティ、ピクルスの順に重ねます。
上のバンズには特製バーガーソースを塗り、重ねたら軽く押さえます。
ハンバーガーを包んで完成!
- ⑪ クッキングシートで全体を包み、上から軽く押して1〜2分ほど置き、全体をなじませます。
肉汁とソースがバンズに染みて、より一体感のある味わいに仕上がります。
バーガー袋などを使うと食べやすいです。
素材の持ち味をいかして作るからこそ、シンプルなのに味わい深い仕上がりです。
フライパンひとつで作れるので、週末のごちそうランチやおもてなしにもぴったり。
家でも香ばしくジューシーな本格ハンバーガーを楽しみたいときに、ぜひ試してみてください。
よくある質問(FAQ)
ハンバーガーの食べ方を教えてください

クッキングシートを正方形に切り、対角線で半分に折って三角形にします。
次に、両サイドの尖った角を中央に向かって折りたたみ、重なった部分をホチキスやテープで軽く留めます。
これで、ハンバーガーを包むのにぴったりの簡単なバーガー袋が完成。
上の写真のような形になればOKです。
このハンバーガーはなぜ2種類のソースを使うのですか?
このハンバーガーでは、下のバンズにマヨネーズを塗り、上のバンズにケチャップ・マスタード・生姜を混ぜたソースを塗ります。
マヨネーズは肉汁を受け止めてバンズが湿りすぎるのを防ぎ、まろやかなコクを加えて味の土台を作ります。
一方、ケチャップ×マスタード×生姜のソースは酸味と香りで全体を引き締め、後味をすっきりと整えます。
下がコク、上が爽やかさを担当することで、肉の旨みが引き立ち、最後までバランスよく楽しめます。
ハンバーガーのパティが固くならないコツは?
粗びき牛肉は、こねすぎないのが基本です。
塩と黒こしょうを加えたら、軽くほぐす程度にまとめ、成形後は焼く直前まで冷やしておきます。
脂が溶けにくくなり、ジューシーさと形の保ちやすさが両立します。
焼き始めは中火で動かさず焼き色をつけ、裏返したら焼きすぎないように短時間で仕上げましょう。
ハンバーガーのバンズはどう焼くと美味しい?
断面にバターを塗り、フライパンで軽く押さえながら焼くと、表面は香ばしく内側はふんわり仕上がります。
水分やソースをしっかり受け止めて、食べ進めても崩れにくくなります。





















このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。