ビーフストロガノフは、牛肉とクリーミーなソースの組み合わせが絶妙なロシア生まれの料理。
本場では牛ヒレ肉を使うことが多いですが、このレシピでは手に入りやすい牛薄切り肉や牛こま切れ肉を使い、短時間で作れるのにコク深い味わいに仕上げました。
玉ねぎとマッシュルームをじっくり炒めて甘みと旨味を引き出し、サワークリームのまろやかさと、トマトペースト&ウスターソースのコクをプラス。
ご飯とよく絡む仕上がりで、バターライスとも相性抜群です。
簡単なのに本格的なビーフストロガノフ、ぜひお試しください。
材料
牛薄切り肉か牛こま切れ肉 | 200g |
玉ねぎ | 200g(1個) |
マッシュルーム | 100g |
塩 | 少々 + 小さじ1/4 |
こしょう | 少々 |
赤ワイン | 50ml |
薄力粉 | 大さじ1 |
サワークリーム | 90ml |
顆粒コンソメ | 大さじ1/2 |
トマトペースト | 大さじ1 |
ウスターソース | 小さじ1 |
水 | 300ml |
バター | 10g + 20g |
ご飯またはバターライス | 適量 |
刻みパセリ・ナツメグパウダー・黒こしょう | 好みで少々 |
レシピ・作り方
ビーフストロガノフの材料を切る

- ① 牛肉(200g)を食べやすい大きさに切り、塩こしょう(各少々)を軽く振ります。
- ② 玉ねぎ(200g:1個)を縦に薄切りにして、マッシュルーム(100g)を薄切りにします。
調味料を用意する

- ③ 赤ワイン(50ml)と薄力粉(大さじ1)とサワークリーム(90ml)を用意します。
塩(小さじ1/4)・顆粒コンソメ(大さじ1/2)・トマトペースト(大さじ1)・ウスターソース(小さじ1)・水(300ml)を用意しておきます。
牛肉を炒めて取り出す
- ④ フライパンにバター(10g)を入れて中火で溶かし、牛肉を炒めます。
- ⑤ 牛肉に火が通ったらすぐに火を止めて、トングなどで掴んで取り出します。
フライパンに残った脂をそのまま利用するために、牛肉は掴んで取り出します。
こうすることで、柔らかい食感に仕上がります。
玉ねぎとマッシュルームを炒める
- ⑥ 同じフライパンにバター(20g)を補い、玉ねぎを炒めます。
玉ねぎがしんなりしたら、マッシュルームを加え、玉ねぎに少し焦げ目が付いて茶色っぽくなるまで、さらに炒めます。
赤ワインを加え、薄力粉を加えて炒める
- ⑦ 赤ワインを加え、1分ほど加熱してアルコールを飛ばします。
- ⑧ 火を弱め、薄力粉を加えます。
薄力粉が全体にしっかりなじみ、粉っぽさがなくなるまで炒めます。
調味料を加えて煮込む

- ⑨ 用意しておいた塩(小さじ1/4)・顆粒コンソメ・トマトペースト・ウスターソース・水を加え、よく混ぜます。
火を強めて沸騰させたら、弱火にして、5〜6分煮込みます。
牛肉を戻す

- ⑩ 炒めた牛肉を戻し入れ、牛肉を温めながらソースを絡めます。
サワークリームを混ぜる

- ⑪ 火を止め、サワークリームを加えて混ぜます。
味を見て、好みで塩こしょう(各少々)で調整します。
なめらかな仕上がりになります。
ビーフストロガノフの完成!

- ⑫ 温かいご飯やバターライスを添えて、器に盛り付けます。
好みでご飯の上に刻んだパセリを散らし、ビーフストロガノフのソースにナツメグ・黒こしょうを散らしたら完成です。
牛薄切り肉を使った、手軽で濃厚なビーフストロガノフ。
短時間で作れるのに、玉ねぎとマッシュルームの旨味が溶け込んだ奥深い味わいに仕上がります。
ご飯やバターライスと合わせれば、より満足感のある一皿に。
特別な材料がなくても、簡単に本格的な味わいを楽しめるので、ぜひご家庭で試してみてください。
ビーフストロガノフのよくある質問(FAQ)
ビーフストロガノフとハヤシライスの違いは何ですか?
ビーフストロガノフはロシア発祥の料理で、牛肉を炒めてサワークリームで仕上げるのが特徴です。
一方、ハヤシライスは日本生まれの洋食で、デミグラスソースをベースにしています。
ビーフストロガノフはさっぱりとした酸味があり、ハヤシライスは甘みやコクが強いのが大きな違いです。
このビーフストロガノフのレシピは、もともとハヤシライスをベースにしており、サワークリームを除き、代わりにケチャップと中濃ソースを加えて煮込むと、美味しいハヤシライスが作れます。
実際のハヤシライスの詳しいレシピは、リンク先の記事をご覧ください。
ビーフストロガノフはご飯以外にも合いますか?
もともとはロシアの定番料理ですが、アメリカやヨーロッパではアレンジされ、パスタやマッシュポテトと合わせることも多いです。
クリーミーなソースがよく絡むので、ショートパスタやバター風味のマッシュポテトとも相性抜群。
ご飯以外にも、お好みに合わせたアレンジをぜひ試してみてください。
なお、ご飯ではなく、バターライスを添える場合は、リンク先のレシピを参考にしてください。
サワークリームの代用はできますか?
サワークリームがない場合は、プレーンヨーグルトや生クリーム + レモン汁で代用できます。
ヨーグルトを使うと少しさっぱりした味わいになり、生クリームにレモン汁を加えるとコクのある仕上がりになります。
酸味の調整ができるので、お好みに合わせて試してみてください。
ビーフストロガノフにおすすめの牛肉の部位は?
牛こま切れ肉や薄切り肉を使うと手軽ですが、牛ヒレ肉や肩ロースの薄切りもおすすめです。
ヒレ肉は柔らかく、上品な味わいに仕上がります。
肩ロースは適度な脂があり、コクが増します。
煮込みすぎると固くなるので、火加減に注意しながら調理すると美味しく仕上がります。
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