牛肉とピーマンの組み合わせは、炒め物のなかでも定番中の定番。
今回ご紹介するのは、ご飯がすすむ甘辛味で仕上げる、王道の「牛肉ピーマン炒め」のレシピです。
柔らかい牛肉に濃厚なたれが絡み、ピーマンはほどよくしんなりとした食感に。
具材の味がしっかりなじんで、絶妙な一体感が生まれます。
ご飯のおかずにはもちろん、食べごたえのあるメインディッシュとしてもぴったり。
しっかり味なのにくどさがなく、思わず箸が進むおいしさです。
材料
牛こま切れ肉または牛薄切り肉 | 250g |
ピーマン | 4個(1袋:120g) |
玉ねぎ | 1/2個(100g) |
みりん | 大さじ1と1/3 |
酒 | 大さじ1と1/3 |
醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1と1/3 |
塩 | 小さじ1/5 |
こしょう | 少々 |
片栗粉 | 小さじ2 |
ごま油 | 小さじ2(牛肉用)+小さじ1(追加用) |
大葉 | 2〜3枚 |
牛肉ピーマン炒めのレシピ・作り方
牛肉と野菜の下ごしらえ

- ① ピーマン(4個:120g)は縦半分に切ってヘタと種を取り、5ミリ幅の細切りにします。
玉ねぎ(1/2個:100g)は縦に薄切りにします。
みりん(大さじ1と1/3)・酒(大さじ1と1/3)・醤油(大さじ1)を合わせておき、砂糖(小さじ1と1/3)も用意します。 - ② 牛肉(250g)は大きい場合は食べやすく切ります。
塩(小さじ1/5)とこしょうをまぶしてから、片栗粉(小さじ2)をまぶします。
牛肉を炒めて取り出す

- ③ フライパンにごま油(小さじ2)を熱し、牛肉を広げて中火で炒めて火を通します。
火を止めたら、牛肉をつかんで、軽く油を切りながら取り出します。
フライパンに焦げが残っている場合は、ヘラで軽く取り除きます。
また、このタイミングで一度取り出しておくことで、加熱のしすぎを防ぎ、やわらかさをしっかり保てます。
玉ねぎを炒める

- ④ 同じフライパンにごま油(小さじ1)を追加します。
中火にかけて玉ねぎを加え、しんなりするまで炒めます。
ピーマンを加えて炒める

- ⑤ ピーマンを加え、しんなりしてツヤが出るまで中火で2分ほど炒めます。
調味料と牛肉を加えて仕上げる

- ⑥ 牛肉を戻し入れます。
用意しておいた調味料(みりん・酒・醤油・砂糖)を加え、汁気が軽く飛ぶまで炒め合わせます。
牛肉ピーマン炒めの完成!

- ⑦ 器に盛り、千切りにした大葉(2〜3枚)をのせたら完成です。
手軽に作れてご飯がすすむ、甘辛味の「牛肉ピーマン炒め」。
牛肉のうまみとピーマンのやさしい甘みが、コクのあるたれとよくなじみます。
忙しい日の晩ごはんにもぴったりなので、ぜひお気軽にお試しください。
よくある質問(FAQ)
牛肉を取り出さずにそのまま炒め続けたらどうなりますか?
牛肉を炒め続けると、加熱しすぎて固くなり、ジューシーさが失われがちです。
このレシピでは片栗粉をまぶしているため水分やアクは出にくいものの、調味料を加える前に火を入れすぎると、たれがうまく絡まず、肉の食感も損なわれることがあります。
一度取り出してから戻すことで、牛肉のやわらかさを保ちつつ、たれの味が全体にほどよくからみ、仕上がりがグッとよくなります。
牛肉の代わりに合うおすすめの食材は?
豚こま肉や鶏もも肉でもおいしく作れます。
豚肉はあっさりと、鶏肉はよりジューシーに仕上がるのが特徴です。
牛肉と比べて脂が出にくいため、炒めるときはごま油をやや多めにすると風味よく仕上がります。
冷蔵庫にある他の野菜を加えてもいいですか?
にんじんやしめじなどを加えると、彩りや食感が豊かになります。
その場合は火の通りやすさに合わせて炒め時間を調整し、調味料の量も少し調整するとバランスよく仕上がります。
作り置きやお弁当に使えますか?
しっかり味がついているので冷めてもおいしく、お弁当にもぴったりです。
保存する場合は、密閉容器に入れて冷蔵で2〜3日を目安にしましょう。
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