クッキーの基本レシピをご紹介します。
クッキーは、使う材料がシンプルなので、材料の配合比が大切です。
小麦粉とバターと砂糖と卵黄を4:2:2:1で加えると、サクサクした食感の、風味の良いクッキーが作れます。
自宅用としてはもちろんのこと、プレゼント用としてもおすすめです。
材料
薄力粉 | 80g |
無塩バター | 40g |
砂糖 | 40g |
卵黄 | 1個(20g) |
レシピ・作り方
- ① バター(40g)をボールに入れ、常温に戻しておきます。
別のボールに薄力粉(80g)をふるっておき、砂糖(40g)と卵黄(1個:20g)を用意します。
補足:クッキーの配合比率
- ② バターに砂糖を加え、白っぽいクリーム状になるまでヘラですり混ぜます。
補足:バターはヘラで混ぜる
- ③ 卵黄を3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
- ④ 薄力粉を加え、ヘラを使って練らないように切るように混ぜて、バターを均一になじませます。
効率良くなじませるには、バターと粉がある程度混ざった状態にしたうえで、「ヘラでバターを粉に軽く押し付けて平らにし、それをさっくりと混ぜる作業」を繰り返すと良いです。
- ⑤ ヘラに付いた生地をボールに落とし、手で生地をまとめます。
- ⑥-1 「型抜きクッキー」にする場合は、あとで生地を伸ばしやすくするために、厚さ1センチ程度の平たい円形に整えます。
- ⑥-2 「輪切りクッキー」にする場合は、生地を直径3センチ程度の棒状にまとめます。
- ⑦ いずれの場合も、生地をラップで包み、冷蔵庫に最低30分入れて少し固めます。
- ⑧-1 「型抜きクッキー」にする場合は、生地をクッキングシートではさみ、麺棒などで厚さ5ミリ程度にのばしてから、型抜きします。
- ⑧-2 「輪切りクッキー」にする場合は、生地を1センチ厚に切り分けます。
- ⑨ 天板の上にクッキングシートを敷き、生地を並べます。
オーブンを170度に温め、「型抜きクッキー」は13〜15分、「輪切りクッキー」は15分を目安に、うっすらと色付くまで焼いたら完成です。
こちらは、型抜きクッキーの焼き上がりです。
輪切りにして焼くと、このようになります。
4種類の材料だけで作るシンプルなクッキーですが、卵黄とバターの風味がしっかりと感じられて、美味しくいただけます。
レシピの補足説明
クッキーの配合比率
プレーンクッキーを作る際には、小麦粉とバターと砂糖と卵黄を、4:2:2:1の比率で加えると良いです。
この配合比で作ると、バターと卵の風味をしっかりと活かせるうえに、食感もサクサクに仕上がりやすく、また、生地も扱いやすいです。
バターの量は小麦粉の半分
バターの量を増やしすぎると、生地が柔らかくなって扱いにくくなりますし、焼いている途中で形が崩れやすくなります。
反対に、バターの量を減らしすぎると、風味が乏しくなってしまいます。
当サイトのおすすめは、バターの量を小麦粉の半分にすることです。
バターの風味をいかせて、なおかつ生地が扱いやすくなります。
砂糖の量も小麦粉の半分
砂糖の量も、小麦粉の半分にすると良いです。
砂糖を多めに入れると、小麦粉の粉っぽさが感じにくくなりますし、カリッとした食感も際立ちます。
ただ、あまり入れすぎると過度に甘くなるので、小麦粉の半分がちょうどいいです。
バターはヘラで混ぜる
このレシピでは、バターを混ぜる際に、泡だて器ではなくヘラを使います。
レシピを考案するにあたり、泡立て器でバターに空気を含ませてから焼いたクッキーと、ヘラで混ぜてから焼いたクッキーを食べ比べてみましたが、食感や味に違いは感じられませんでした。
ヘラの方がバターが絡みにくく扱いが簡単なので、このクッキーを作る際には、ムリして泡だて器を使う必要はありません。
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