牛乳寒天の作り方。濃厚で柔らか!ミルク100%の水なしレシピ

牛乳寒天
レシピ動画
濃厚で柔らかい!牛乳寒天

味が濃厚で食感の柔らかい、美味しい牛乳寒天(ミルク寒天)のレシピをご紹介します。

レシピのポイントは、水なしで、牛乳だけで寒天を溶かすことです。
寒天は少し牛乳に溶けにくいため、牛乳寒天をつくる際には、ごく一般的には、寒天を湯で溶かしてから牛乳と砂糖を加えて固めます。
でも、それにはデメリットもあって、水で薄まることで、牛乳の味が濃く感じられなくなってしまいます。

今回の牛乳寒天は、水を一切使わない牛乳100%の簡単レシピになっています。
寒天を加えた牛乳を加熱して、最後にすことで、ほんの少し残った寒天の溶け残りをきれいに取り除きます。
また、牛乳の量を多めにしてあるので、食感もプルンとしていて柔らかいです。
もちろん、味も濃厚です。

材料

4〜6人分:調理時間5分/3時間置く
牛乳 700ml
粉寒天 4g(1袋)
砂糖 85g
カロリー
1人分163kcal


レシピ・作り方

鍋に牛乳と寒天パウダーを入れる

  1. ① 牛乳(700ml)を大きめの鍋に入れ、粉寒天(4g:1袋)を加えます。

粉寒天は、たいてい小袋1袋が4gになっています。


牛乳と粉寒天を混ぜる

  1. ② 鍋を中火にかけ、沸騰してくるまでヘラでゆっくりと混ぜ続けます。


牛乳と寒天を煮る

  1. ③ 沸騰したら、牛乳が吹きこぼれないように弱火にします。
    静かな沸騰を保ちながら、2分ほどかけて粉寒天を完全に煮溶かします。
    煮ている間は一切混ぜません。

2分煮ている間は、混ぜずにそのまま、寒天が自然に溶けるのに任せます。

牛乳の吹きこぼれに注意

牛乳を沸騰させると、表面がどんどん盛り上がり、吹きこぼれてしまうことがあります。
特に、小さめの鍋を使っている場合は、盛り上がってから吹きこぼれるまでの時間が短いので注意が必要です。

吹きこぼれそうになったら、火力をすぐに弱めるか、鍋をコンロから持ち上げるなどして、早めに対処してください。


牛乳と寒天に砂糖を加える

  1. ④ 火を止めて、砂糖(85g)を加え、ヘラなどで混ぜて砂糖を溶かします。

牛乳寒天をこす

  1. ⑤ 牛乳を火からおろし、すぐに、こし器や茶こしなどを使ってします。

牛乳をすぐに濾す

熱々の牛乳を濾すことで、加熱した際にできた牛乳の皮膜や溶け残った寒天をきれいに取り除きます。
なお、寒天は常温に置くと固まる性質があるので、牛乳が冷めないように必ず熱々の状態で手早く作業してください。



牛乳寒天を器に注ぐ

  1. ⑥ 時間を置かずにすぐに器に注ぎ、スプーンなどで軽く混ぜます。
    見た目良く仕上げたい場合は、スプーンで表面の泡をきれいに取り除くと良いです。(動画参照)

牛乳寒天

  1. ⑦ 常温にそのまま1時間ほど置くと固まります。
    粗熱を取ったうえで、ラップをかぶせて冷蔵庫で2時間ほど冷やすと、より美味しく食べられます。

完成した牛乳寒天は、牛乳の味がしっかりと感じられて、濃厚な味わいです。
水を使った牛乳寒天とはひと味違う、濃いめの味を楽しめます。

寒天・牛乳・砂糖だけで作るシンプルなスイーツですが、満足度はかなり高めです。
休日などの時間に余裕があるときには、こうした手作りおやつで癒やされるのもオススメですよ。

なお、この牛乳寒天の賞味期限は、冷蔵保存で3日程度の日持ちと考えてください。

追記
  • この牛乳寒天のレシピを気に入ってくださっている皆様、いつもどうもありがとうございます。
    この記事は、牛乳寒天をより失敗せずに安心して作っていただくために、2024年8月10日にレシピの一部を変更しました。
    また、それに合わせて、写真と動画を撮影し直しました。
    変更した点は、工程です。
    以前は牛乳と粉寒天を混ぜてから火にかけるレシピでしたが、今回、沸騰してくるまで混ぜ続けるレシピに修正しました。
コメント

このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。

関連レシピ