
オーブンで香ばしく焼き上げる、クルトンの基本の作り方をご紹介します。
食パン・バゲットそれぞれの写真付きで、工程をわかりやすくまとめました。
クルトンは、市販のパンを使って簡単に手作りでき、サラダやスープのトッピングにぴったりです。
フライパンで作るクルトンレシピもありますが、オーブンで焼いたほうがムラなく、ほどよい軽さに仕上がります。
特に、パンを大きく切ると中まで火が通りにくく、仕上がりに差が出てしまうことも。
1センチ角ほどの小さめサイズに切ると、外はカリッと、中はサクッとした理想の食感になります。
手作りならではのクルトンの香ばしさと口当たりを、ぜひ楽しんでみてください。
材料
バゲット(または食パン8枚切り) | バゲットなら1/2本、食パンなら2枚 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
- すべてを半量にしても全く同じように作れます。
クルトンの作り方・レシピ
パンを1センチ角に切る
- バゲット
- 食パン
- ① バゲット(1/2本)または食パン(8枚切り:2枚)を、1センチ角くらいの小さめにカットします。
- パンは、天板に一度に並べられる量を使います。
- 食パンを使う場合は、耳を切り落とすと仕上がりがより均一になります。
- カリッとした軽い食感がお好みなら、食パンよりバゲットがおすすめです。
パンにオリーブオイルを回しかける
- バゲット
- 食パン
- ② 切ったパンをボウルに入れ、オリーブオイル(大さじ2)を2回に分けて回しかけます。
その都度すぐにヘラなどで混ぜ、オイルが全体に均等になじむようにしてください。
パンをオーブンで焼いたら完成!
- バゲット
- 食パン
- ③ 天板にクッキングシートを敷き、パンが重ならないように、少しずつ間をあけて並べます。
- ④ 180℃に予熱したオーブンで10〜15分ほど焼きます。
途中、5〜7分ほど経ったところで焼き加減を確認し、全体の上下を返すと、より均一な焼き色に仕上がります。
- バゲット
- 食パン
- ⑤ 全体がきつね色になり、カリッと焼き上がったら、天板を取り出して、クルトンをクッキングシートごとまな板や作業台の上にのせます。
- ⑥ すぐに塩(少々)をふって軽く混ぜてなじませ、そのまま粗熱が取れるまで冷まします。
しっかり冷ますことで、食感がさらにカリッと際立ちます。
オーブンでじっくり焼いた手作りクルトンは、風味も食感も格別です。
バゲットでも食パンでも、用途や好みに合わせて使い分けられるのも手作りならでは。
ぜひお好きな料理に添えて楽しんでください。
レシピの補足説明
クルトンはトースターでも作れますか?
トースターでも作れますが、火力が強いため、表面だけが先に焼けて、中までしっかり乾きにくいことが多いです。
特に1センチ角のような小さめサイズの場合、焦げやすく仕上がりにムラが出やすくなります。
クルトンは、全体をじっくり乾燥させながら焼くことで、外はカリッと、中までサクッと仕上がるのが理想です。
その点、オーブンなら温度調整がしやすく、焼き色もムラなく、失敗が少ないのでおすすめです。
クルトンはどれくらい日持ちしますか?
常温保存で2〜3日が目安です。
完全に冷ましてから密閉容器に入れ、湿気を避けて保存してください。
より長持ちさせたい場合は、冷凍保存も可能です(1〜2週間程度)。
オリーブオイル以外の油でも作れますか?
はい、サラダ油・バター・ガーリックオイルなどでも代用できます。
バターを使うと風味が増し、ガーリックオイルを使えば洋風の料理によく合う味に仕上がります。
クルトンはどんな料理に使えますか?
シーザーサラダやポタージュはもちろん、ミネストローネやラタトゥイユなどの煮込み料理にもよく合います。
細かく砕いてグラタンやスープのトッピングに使うと、香ばしさと食感がアクセントになります。
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