石垣団子は、角切りのさつまいもを粉と砂糖でまとめて蒸し上げる蒸し菓子です。
芋がたっぷりと入り、石垣のように見えることからこの名で呼ばれています。
九州地方や神奈川県の相模原などで伝わる素朴なおやつで、「石垣餅」「石垣まんじゅう」とも呼ばれます。
今回のレシピは、ふくらし粉を使わず、薄力粉を最小限に抑えた昔ながらの作り方。
小麦粉で重くならず、さつまいものほくほく感と、ほどよい団子らしさが同時に楽しめるのが特徴です。
芋の甘みを引き立てるための砂糖と塩のバランス、水分量、練らない工程など、シンプルだからこそ大切にしたいポイントを丁寧にまとめました。
石垣団子を初めて作る方にも、久しぶりに作る方にも、安心して再現していただけるレシピです。
材料
| さつまいも | 中1本(300g) |
| 薄力粉 | 50g |
| 砂糖 | 大さじ2〜2と1/2 |
| 塩 | 小さじ1/8 |
| 水 | 大さじ1〜2程度 |
石垣団子(石垣餅)のレシピ・作り方
さつまいもの下準備
- ① 蒸し器にたっぷりの水を張り、強めの中火にかけて温めておきます。
蓋は布巾で包み、蒸している間に水滴が石垣団子の上に落ちないようにします。 - ② さつまいも(中1本:300g)は皮付きのまま1.5cm角ほどの角切りにし、変色とえぐみを防ぐため、水に5分ほどさらします。
粉類をまぶす

- ③ さつまいもの水気を軽く切ってボウルに入れ、薄力粉(50g)・砂糖(大さじ2〜2と1/2)・塩(小さじ1/8)を加えます。
手でよく混ぜて、粉を全体にまぶします。
生地をまとめる

- ④ 水(大さじ1〜2程度)を少しずつ加え、粉っぽさがなくなる程度に手で軽くまとめます。
混ぜすぎると重たい食感になりやすいため、練らないように注意します。
成形する

- ⑤ 生地をスプーンですくい、10個(直径5〜6cm)程度の円形に成形し、四角く切ったクッキングシートにのせます。
クッキングシートの代わりに、アルミカップやグラシン紙などを敷いたカップ型にのせても良いです。
蒸したら石垣団子(石垣餅)の完成!

- ⑥ 蒸気の上がった蒸し器に並べ、強めの中火で20分蒸します。
それぞれがくっつかず、蒸気が回りやすいよう、少し間隔をあけて並べます。
蒸している途中は、蒸気が逃げて仕上がりが水っぽくなりやすいため、蓋を開けないようにします。
一度に入らない場合は、成形したあとに順番に蒸してください。 - ⑦ 竹串がすっと通り、芋がほくっとしていれば完成です。
石垣団子は、材料も工程もとてもシンプルですが、比率や作り方で仕上がりが大きく変わるお菓子です。
今回のレシピでは、さつまいもを主役に、粉はつなぎとして使い、しっかり蒸すことで重くならず満足感のある味わいに仕上げています。
芋のごろっとした存在感、素朴ながらほどよい甘さは、今食べても飽きのこないおいしさです。
季節のさつまいもに合わせて砂糖の量を少し調整したり、家族の好みに合わせてサイズを変えたりしながら、ぜひご家庭で楽しんでみてください。
よくある質問(FAQ)
石垣団子と石垣餅の違いは何ですか?
基本的には同じ蒸し菓子を指すことが多く、地域や家庭によって呼び名が異なります。
見た目の印象から「石垣団子」と呼ばれることもあれば、「石垣餅」と呼ばれることもあります。
石垣まんじゅうとは別の料理ですか?
地域によっては同じものを石垣まんじゅうと呼ぶ場合があります。
一般的な饅頭のように中に餡を包む形ではなく、さつまいもを主役にした餡なしの蒸し菓子を指すことが多いです。
石垣団子や石垣まんじゅうと、いきなり団子は関係がありますか?
どれもさつまいもを使った蒸し菓子という点で共通していますが、作り方や構造は異なります。
いきなり団子は、厚い輪切りのさつまいもとあんこを小麦粉の皮で包んで蒸す熊本の郷土菓子で、饅頭の構造が分かりやすいのが特徴です。












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