旨味を凝縮!切り干し大根の煮物レシピ。甘辛い味付けでご飯と好相性。

切り干し大根の煮物
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旨味を凝縮!切り干し大根の煮物

切り干し大根(千切り大根)の旨味を存分に活かした、おすすめの煮物レシピをご紹介します。

切り干し大根を水につけないのがコツ

調理のポイントは、切り干し大根の戻し方にあります。

切り干し大根は、水に浸して戻すのが一般的。

でも、このレシピでは、水に浸さずに、軽く洗って5分ほど放置するだけに留めます。
必要最小限の水で戻すことで、旨味や栄養の流出を防ぎます。

切り干し大根と人参&油揚げが好相性

また、煮物の具材には、人参と油揚げを使います。

この2つは、切り干し大根の煮物をつくる時の、言わば定番の食材です。
切り干し大根のあふれでる旨味に、人参の甘みと油揚げのコクが加わって、滋味深く仕上がります。

醤油ベースの甘辛い味付けとともに、とても美味しくいただけますよ。


材料

3〜4人分:調理時間12分
切り干し大根 30g
人参 50g(1/3本)
油揚げ 1/2枚
赤唐辛子 1/3〜1/4本
だし汁 180ml
砂糖 小さじ1
みりん 大さじ1と1/2
大さじ1
醤油 大さじ1

※ごく一般的な千切りタイプの切り干し大根を使用する。

作り方

切干大根を洗う

まず、切り干し大根(30g)をボールに入れ、軽く2回ほど水洗いします。

切り干し大根は、ものによっては汚れが付いていることもあるので、1回洗ったら水を捨て、もう一度洗ってきれいにします。



洗った切り干し大根をボールに入れて置く

そして、水気を切って、ボールに入れたまま5分ほど置きます。

水気を切る際には、切り干し大根を絞らずに、水をボールから流し捨てるだけでOKです。

切り干し大根を水につけない

この煮物レシピでは、切り干し大根を水に浸さずに戻します。
そうすると、切り干し大根の旨味が濃く感じられますし、その分、調味料の量を減らせます。

なお、ごく一般的な切り干し大根は、軽く水洗いするだけでも十分柔らかくなります。



5分ほど置いたら、食べやすくするために、キッチンバサミで軽く刻みます。


人参を細切りにし油揚げを細切りにし赤唐辛子を小口切りにする

人参(50g:1/3本)は、3〜4ミリ幅の細切りにします。
油揚げ(1/2枚)は、キッチンペーパーで挟み、手で押さえて軽く油を取って、5ミリ幅の細切りにします。
赤唐辛子(1/3〜1/4本)は、小口切りにします。

人参は、お好みで皮をむいてもむかなくてもOKです。
皮をむかずにそのまま使うと、食感が少しだけしっかり感じられますが、栄養を逃さず摂ることができます。
いずれにしても、50g分を細切りにしてみてください。



切り干し大根と人参と油揚げと調味料とだし汁を鍋に入れて火にかける

鍋に、切り干し大根・人参・油揚げ・赤唐辛子・だし汁(180ml)・砂糖(小さじ1)・みりん(大さじ1と1/2)・酒(大さじ1)・醤油(大さじ1)を入れ、よく混ぜて火にかけます。

だし汁は、市販のだしパックを使うと、手軽に本格的なだしが作れます。
ただ、面倒な場合は、顆粒だしの素(小さじ1/2)を水(180ml)に溶かして使うのもアリです。


切り干し大根を煮る

沸騰したら火を少し弱め、たまに混ぜながら5分ほど煮ます。


出来上がった切り干し大根の煮物

汁気が少なくなったら完成です。



切り干し大根(千切り大根)の煮物

切り干し大根は、水に浸さずに調理していますが、エグミなどはなく、干し野菜特有の濃厚な旨味を楽しめます。

また、食感の方もまったく問題がありません。
煮物のおつゆが染み込んで、ジューシーかつ柔らかに仕上がります。

ご飯との相性が抜群なので、和食のお供にぴったりですよ。

なお、切り干し大根の煮物を作り置きする場合の賞味期限は、冷蔵保存で6日程度と考えてください。

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