天日干しが一番!切り干し大根の作り方。上手に乾燥させる干し方を解説

投稿日:2022年3月2日 更新日:

切り干大根の作り方

切り干し大根の作り方を解説します。
自家製切り干し大根の干し方についてです。

切り干し大根は、一般的には市販品を使うことが多いと思いますが、生の大根を使って、自宅で簡単に手作りすることもできます。

乾燥大根にすると、保存性が高まるだけでなく、甘みが増して、さらに旨味も凝縮。
大根にはえぐみの強いものも時々ありますが、たとえそうした大根を使ったとしても、乾燥させることで食べやすさが格段にアップします。

天日干しが一番

切り干し大根を作るのなら、天日干しが一番です。
天日干しと言っても、必ずしも屋外に干す必要はありません。
陽の当たる窓際に放置するだけでいいんです。

レンジやオーブンなどを使って干さないで乾燥させる方法もありますが、天日干しの方が失敗しにくいですし、そのうえ、大根の甘みも出やすいです。

切り干し大根作りに適した時期

大根は一年中出回ってるお野菜ですが、気候の関係から、切り干し大根を作るのに適した季節があります。
それは、晩秋から冬にかけての寒い時期です。

切り干し大根作りで一番大事なのは、大根を短時間で効率よく乾燥させることです。
そうすれば、失敗せずに簡単に作れます。

寒い時期は、空気が比較的乾燥しているので、切り干し大根を作るのに向いています。
一方で、高温多湿の夏場には、傷みやすくカビも生えやすいので、切り干し大根作りにはあまり向いていません。

大根が旬をむかえる冬のあたりに、ぜひ手作りしてみてください。

切り干し大根の材料

大根 好みの量

切り干し大根の作り方

切り干し大根の作り方の手順です。

切り干し大根の大根の切り方

大根を細長く切る

まず、大根(好みの量)を切ります。

小さく切った方が早く乾く

大根は、細く小さく切れば切るほど早く乾燥するので、その分、途中で傷んだりして失敗する可能性が少なくなります。

大根をすぐにカラカラに乾燥させたいのなら、ピーラーで薄くむくといいです。
また、スーパーでよく見かける細切りの干し大根を作るのなら、5ミリ角くらいの細切りにするとぴったりです。

太めに切ると歯応えが際立つ

一方で、しっかりとした歯応えのある切り干し大根がお好みなら、1.5センチ角くらいの太めの棒状に切ってもいいですし、あるいは、切り方を少し変えて、いちょう切りや半月切りにするのもアリです。

なお、それぞれの切り方ごとの乾燥にかかる時間については、下の画像を参考にしてください。
どれも、冬に、陽の当たる窓際に放置した場合の乾燥時間の目安です。
屋外で天日干しする場合は、これよりも日数が少し短くて済む場合が多いです。

ピーラーで薄切りにした大根
ピーラーで
薄切り
1〜2日
細切りにした大根
5ミリ角
細切り
2〜3日
いちょう切りにした大根
5ミリ厚
いちょう切り
4〜5日
棒状に切った大根
1.5センチ角
棒状
1週間

皮も好みで一緒に使う

大根の皮については、お好みで、むかずに一緒に切って使ってもいいです。
皮の部分は、食感がややしっかり感じられますが、付いたままでもちゃんと乾燥できます。

ただ、食感を全体的に均一にしたいという場合は、皮とその内側の部分をあらかじめ切り離して、それぞれを別々に乾燥させる方がいいです。

また、大根の葉が付いていたら、葉も細かく切って一緒に干して、砕いてふりかけにするのがおすすめです。


切り干し大根の干し方

切った大根を干す

大根を切ったら、重ならないように広げ、日光の当たる場所に干します。

屋外に干す

屋外で天日干しする場合は、大根が風で飛んでしまわないように、ネットをかぶせておくと安心です。
干し野菜専用のネットなども販売されているので、上手に活用してください。

室内に干す

もし屋外で干せないという場合は、盆ザルなどの上に広げて、陽の当たる窓際に干してもいいです。
屋内で干すと、突然の雨でも取り込む必要がありませんし、夜もそのまま放置することができるので、とてもラクチンです。

屋外と屋内、いずれの方法で干す場合も、たまに大根をひっくり返すと、効率よく乾燥させることができます。


1日干した大根

こちらは、陽の当たる窓際に1日干した大根です。

半乾燥でも美味しい

市販の切り干し大根は、カラカラになるまで乾燥させたものが一般的ですが、自家製の場合は、これくらいの半生状態で干し終えるのもアリです。

大根はもともと水気を多く含んでいるので、2〜3時間、あるいは1日だけ干すだけでも、余分な水分が飛んで、旨味や甘みが凝縮します。

半乾燥させた大根は、生の大根とまったく同じように料理に使えますが、味は生よりも濃く感じられて美味しいですよ。


切り干し大根

こちらは、カラカラに乾燥するまで干した大根。
これくらいまで水分を飛ばせば、自家製切り干し大根の完成です。

大根を干すと甘みも栄養もアップ

大根を干して切り干し大根を作ると、保存性が高まるだけでなく、甘みが増します。
大根に含まれる酵素が、デンプンを分解して糖を作り出すためです。

さらに、余分な水分が蒸発することで、単純に旨味も凝縮されます。

また、栄養の面でもメリットがあり、ビタミンD・ビタミンB群・カリウム・カルシウム・鉄分・食物繊維などの栄養価がアップします。
食物繊維は生の約15倍に、タンパク質は約11倍、カリウムは14倍、カルシウムは23倍にまでアップするというデータもあるようです。


切り干し大根の保存方法

カラカラに乾燥させた切り干し大根は、ガラスビンや保存袋などで密閉して、冷暗所で保存します。

手作り切り干し大根の保存方法
保存期間は、半年ほどと考えてください。


切り干し大根の使い方

手作りした切り干し大根は、市販の切り干し大根とくらべると、食感がややしっかりめに感じられるところが、大変魅力的です。

とは言え、使い方は、市販品とまったく同じです。

太めに切ってから干した場合は、戻すのに少し時間がかかりますが、戻し方も調理の仕方も変わりません。

自家製切り干し大根で作った切り干し大根煮物
もし、手作りの切り干し大根で「切り干し大根の煮物」を作るのなら、リンク先のレシピを参考にしてください。

リンク先では、市販の切り干し大根を使ったレシピを紹介していますが、手作りの干し大根でも、まったく同じ分量・同じ手順で作れます。
また、「少し太めの切り干し大根」でも、「ピーラーで薄切りにした切り干し大根」でも、同じように使えます。


以上、自家製切り干し大根の作り方と使い方についてお伝えしました。

大根を切って干すだけで作れるので、なにも難しいことはありません。
保存性も高いですし、幅広い料理に使えるので、ぜひお試しください。

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