切り干し大根の戻し方。基本は水で時短ならレンジ。戻さない方が良い場合も

投稿日:2021年9月20日 更新日:

切り干し大根の戻し方

切り干し大根(千切り大根)の戻し方を解説します。

基本は水につける

乾燥した状態の切り干し大根を柔らかくするには、水を使うのが基本です。
ごく一般的な千切りタイプの切り干し大根なら、軽く洗ってひたひたくらいの水に浸し、5〜10分置くだけで戻ります。

なお、切り干し大根の戻し率は、4倍程度。
乾燥した状態の切り干し大根は、戻すと重量が4倍くらいになります。

時短ならレンジ

もし、もっと早く戻したいという場合は、電子レンジを利用するという手もあります。

切り干し大根の時短の戻し方 水に浸した状態で電子レンジで軽くチンすれば、水が熱湯になるので、より短時間で戻すことが可能です。

ただ、この方法も万能ではありません。
仕上がりを比較すると、水で戻した方が、全体が均一に柔らかくなりやすいです。

そのため、電子レンジを使う方法は、特別に急ぐ場合に限るのがおすすめです。

戻さないのもアリ

切り干し大根を戻す前提で話しを進めてきましたが、実は、切り干し大根は戻さずに使うこともできます。
むしろ、その方が良いケースも。

というのは、切り干し大根を戻すことで、戻し汁のなかに旨味や栄養が大量に溶け出してしまうからです。
戻さずに流水でさっと洗うだけに留めれば、こうした成分を流出させずに済むので、切り干し大根の風味が濃く感じられるお料理が作れます。

切り干し大根を戻さないで使う料理 たとえば、煮物などに使う場合は、戻さずに使う方が美味しいです。

一方で、干し野菜特有の風味が少し邪魔になる料理もあります。
そのため、ケースバイケースで使い分けるといいですよ。

ちなみに、切り干し大根をまったく洗わないでそのまま使うのは、あまりおすすめしません。

切り干し大根は、ものによって汚れている場合があるためです。
また、軽く洗ってから数分置くことで、水分が吸収されて、食感がある程度柔らかくなるというメリットもあります。

この記事では、切り干し大根の戻し方、そして、切り干し大根を戻さずに使う方法について詳しく解説します。

レシピ動画

基本の戻し方

最初に、切り干し大根の基本の戻し方を解説します。

切り干し大根を洗う
まず、切り干し大根(好みの量)をボールに入れて、流水で軽く洗います。

洗って汚れを落とす

スーパーで売られてる切り干し大根は、ほとんどが、洗う必要がないくらいきれいです。
ただ、天日干しの切り干し大根などは汚い場合もあるので、まずは水洗いすることをおすすめします。


切り干し大根を水にさらす
きれいに洗ったら、ひたひたくらいの水を注ぎ、5〜10分ほど置きます。

水の量は、切り干し大根の頭が少し出るくらいが丁度良いです。
あまりに少ないと、戻り具合にムラができますし、逆に多すぎると、切り干し大根の旨味や栄養が水にたくさん溶け出してしまいます。

なお、戻し時間は、ごく一般的な細い切り干し大根で5〜10分くらい。
厚めに切られた商品を戻す場合は、手で触って充分に柔らかくなったと感じるまで、もう少し長い時間ひたしてみてください。


戻した切り干し大根をザルにあげる
切り干し大根が十分に柔らかくなったら、ザルにあげて水気を切ります。


切り干し大根の水気を絞る
切り干し大根を切る

あとは、お好みで、水気を手で絞ったり食べやすい長さに切ったりすれば、すぐに料理に使えます。

戻し汁の使い方

なお、切り干し大根で煮物を作る場合は、この工程で残った戻し汁を煮汁として使うと、味が濃く感じられて美味しいです。

ただ、戻し汁を煮物に活かすのなら、最初から切り干し大根を水に浸さずにつくる方が、よりおすすめです。
詳しくは、記事後半の「戻さないで使う」をご覧ください。

また、戻し汁を味噌汁やスープに使うこともできますが、正直、好みが分かれます。
とりあえず試してみるのは、ありだと思います。

時短になる戻し方(レンジ)

切り干し大根は、10分ほどあれば水で戻せます。
でも、10分も待てないという場合は、電子レンジを使って加熱するといいです。

切り干し大根を水の中に沈める
まず、切り干し大根を流水で軽く洗い、ひたひたくらいの水に浸します。


切り干し大根を電子レンジで加熱する
そして、ラップをかぶせて、切り干し大根30gにつき、電子レンジ600wで2分30秒ほど加熱します。

切り干し大根の量を変える場合は、30gにつき2分30秒を目安に、加熱時間を微調整してみてください。


レンジで加熱すると、水が湯になるので、切り干し大根を早く戻すことができます。

柔らかくなった切り干し大根 また、レンジを使わずに、熱湯を切り干し大根にかけることでも、同様の効果を見込めます。

ただ、いずれの場合も、水で戻した場合と比較すると、水で戻した方が十分に柔らかくきれいに戻りやすいです。

そのため、少しでも早く戻したいという場合以外は、水を使う方がおすすめです。

戻さないで使う

続いて、切り干し大根を戻さずに使う方法をご紹介します。

冒頭でもお伝えしたとおり、切り干し大根を戻さずに使うことで、旨味や栄養成分の流出を抑えられます。

切り干し大根を綺麗に洗う
とはいえ、乾燥した切り干し大根をそのまま料理に加えるのは抵抗があるという方もいらっしゃると思います。

切り干し大根は汚れていることもあるので、まずは軽く水洗いするといいです。


水に濡れた切り干し大根を置く
切り干し大根を洗ったら、ボールの中の水を流し捨てて、水気を絞らずに、5〜10分ほど放置します。

ごく一般的な細い切り干し大根だったら、このように洗って放置するだけでも柔らかくなります。

切り干し大根を煮物の煮汁で戻す 水にどっぷり浸した状態と比べれば、十分に柔らかくなったとは言えないかもしれません。
でも、この後に煮物にするのなら、ほんの少し多めの煮汁に浸して煮始めれば、まったく問題なく美味しく作れます。

もし、調理する前にもう少し柔らかくしたいのなら、切り干し大根をもう一度軽く洗って水を付けて、そのまま少し放置すれば、さらに柔らかく戻ります。

戻さない方が良いケース

今回ご紹介した切り干し大根を戻さずに使う方法は、切り干し大根の煮物を作る際には、特におすすめです。

戻し汁を捨てずに一緒に使うという手もありますが、そのやり方よりも、最初から戻し汁を出さない方が、切り干し大根の旨味や甘みは濃く感じられます。

切り干し大根の煮物切り干し大根の煮物」レシピは、リンク先で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
戻した方が良いケース

一方で、切り干し大根を水に浸してしっかり戻してから使った方がいいケースもあります。

切り干し大根のソムタム たとえば、右の写真は「切り干し大根のソムタム」ですが、こうしたサラダの具材にする場合は、切り干し大根の濃厚な味が、少し邪魔だと感じることもあります。

切り干し大根を戻すかどうかは、作る料理に応じて使い分けるといいですよ。

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