コツは袋に入れて叩く!本場風ソムタムレシピ。切り干し大根と胡瓜で代用

ソムタム代用レシピ(切り干し大根ときゅうりのソムタム)
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手軽に本場風!切り干し大根ときゅうりのソムタム

身近な食材だけで作れる、ソムタムのレシピをご紹介します。

本場タイのソムタムは青パパイヤで作りますが、青パパイヤは日本ではなかなか入手しにくい食材です。
そこで、この記事では、青パパイヤの代わりに「切り干し大根」と「きゅうり」を使って、ソムタムの味と食感を再現します。

ナンプラーの味が切り干し大根にしっかりと染み込み、そこにきゅうりのシャキシャキとした食感が加わることで、本格的な味を楽しめます。

タイのソムタム作りに欠かせないクロークとサーク
また、ソムタムといえば、千切りにした青パパイヤを、にんにくやピーナッツとともに、すり鉢風の素焼きの調理道具で叩いて味をなじませる調理法が特徴的です。

タイでは、この臼のことをクロック、棒をサークという名前で呼びますが、日本でこれらの道具をお持ちの方は、かなり限られると思います。

そのため、このレシピでは、クロックとサークを使わずに、袋に食材を入れて上から叩くことで、本場タイ風に仕上げます。

材料

2〜3人分:調理時間15分
切り干し大根 30g
きゅうり 1本(100g)
にんにく 4g
干しエビ 大さじ2
ピーナッツ 大さじ2
赤唐辛子 1/2本
砂糖 小さじ2
ナンプラー 大さじ1
レモン汁 大さじ1


作り方

切り干し大根を戻す

まず、切り干し大根(30g)を流水でさっと洗い、かぶるくらいの水に10分ほど浸して戻します。


切り干し大根の水気を手で絞る

十分に柔らかくなったら、水気を手でしっかり絞ります。

水気はきっちり絞ってください。



切り干し大根を刻む

切り干し大根の水気を絞ったら、キッチンバサミで軽く刻みます。

ここで切り干し大根を少し短くしておくと、他の具材や調味料が絡みやすくなり、食べやすさもアップします。


きゅうりと赤唐辛子を切る

そして、きゅうり(1本:100g)を2〜3ミリ幅の細切りにし、赤唐辛子(1/2本)をみじん切りにします。

きゅうりを細切りにするには、まず、きゅうりを2〜3ミリ幅の斜め薄切りにします。
そして、切ったきゅうりを数枚重ねて置き、端から2〜3ミリ幅に切っていけばできあがりです。


ニンニクと干しエビとピーナッツを袋に入れて叩く

次に、にんにく(4g:1/2かけ)・干しエビ(大さじ2)・ピーナッツ(大さじ2)をビニール袋に入れ、麺棒などで軽く叩いて砕きます。

袋の上から叩いて本場風に

袋の上から叩いて食材を砕くことで、本場タイのクロックとサークで作ったような仕上がりにします。

にんにくは、きれいに潰れるくらいまで、ピーナッツは、食感が残る程度にやや粗めに砕いてみてください。
干しエビは、ほぼ砕けませんが、軽く叩くことで、風味が出やすくなります。

なお、使用する袋は、ごく普通のビニール袋でいいですけど、あれば、保存専用のジッパー付きの袋の方が叩いても頑丈なのでおすすめです。



切り干し大根ときゅうりと調味料を袋に加える

続いて、切り干し大根・きゅうり・赤唐辛子・砂糖(小さじ2)・ナンプラー(大さじ1)・レモン汁(大さじ1)を加えます。


ソムタムの材料を入れた袋を振る

そして、袋を振って軽く混ぜます。


切り干し大根ときゅうりと調味料を入れた袋を軽く叩く

最後に、もう1度、袋の上から麺棒などで軽く叩いたら完成です。

きゅうりが切れない程度に、軽く叩いてみてください。
きゅうりを軽く叩くと、切り干し大根としんなりまとまって、味馴染みも良くなります。



切り干し大根ときゅうりのソムタム

きゅうりは青パパイヤよりも含まれる水分量が多いため、きゅうりだけで青パパイヤを代用しようとすると、調味料が少し絡みにくくなってしまいます。
でも、そこに切り干し大根を加えることで、調味料が十分に染み込み、満足度の高い味に仕上がります。

ナンプラーのまったりとした旨みとレモンの爽やかな酸味が食欲をそそる、味わい深い一品です。
ふだん使いのサラダとしてもおすすめですよ。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で6日

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