切り昆布を使った、ご飯によく合うおかずレシピをご紹介します。
切り昆布と合わせるのは、豚肉と大根。
豚バラ肉を少し多めに使い、主菜としても十分な存在感がある、コク旨な煮物に仕上げます。
また、水を一切使わずに、調味料の水気だけで煮るのもポイントの一つです。
味が薄まらず、素材の味をしっかりと楽しめます。
昆布のやさしい旨味がクセになる、食べ応えのある一品です。
常備菜としてもおすすめですよ。
材料
切り昆布 | 100g |
大根 | 200g(1/6本) |
豚バラ薄切り肉 | 150g |
皮を剥いた生姜 | 7g |
ごま油 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ3 |
酒 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ1と2/3 |
作り方
まず、切り昆布(100g)を軽く水洗いします。
切り昆布は、スーパーの鮮魚コーナーなどでよく売られている、生のきざみ昆布を使います。
そして、切り昆布をキッチンバサミで食べやすい長さに切ります。
大根(200g:1/6本)は、少し厚めに皮をむきます。
皮は少し厚めにむく
大根の皮の内側には、線のように見える部分が、ぐるっと一周通っています。
なお、残った厚い皮の部分は、煮物には不向きですが、細く刻んで漬物やきんぴらにしたり味噌汁の具にしたりするといいです。
大根の皮をむいたら、1センチ厚のいちょう切りにします。
生姜は、皮をむいたもの(7g)を千切りにし、豚バラ薄切り肉(150g)は食べやすい大きさに切ります。
次に、調味料Aを混ぜます。
調味料Aは、砂糖(小さじ1)・みりん(大さじ3)・酒(大さじ2)・醤油(大さじ1と2/3)です。
小さめのフライパン(もしくは鍋)にごま油(小さじ1/2)を引き、豚肉と生姜を入れて、中火にかけます。
そして、豚肉をたまに返しながら炒めます。
豚肉の色が変わってきたら、大根と切り昆布を加えます。
軽く混ぜて、油を全体に回します。
続いて、混ぜておいた調味料Aを回し入れます。
この時、大根をなるべくフライパンの底の方に移しておくと、味が染みやすくなります。
水を一切使わない
この煮物は、水もだし汁も一切使わずに調味料だけで煮ます。
そうすることで、素材の旨味たっぷりに仕上げます。
そして、フタをして火を弱め、10分ほど煮ます。
途中2〜3回混ぜる
また、煮汁が無くなりそうになったら、火を弱めて煮てみてください。
10分経ったら、フタを取って混ぜ、汁気が少なくなったら完成です。
甘辛く味付けした豚肉と大根は、濃厚な味わい。
切り昆布のしこしことした食感とほどよい旨味がアクセントになって、豚肉と大根の味が引き立ちます。
切り昆布を使った煮物と聞くと、食卓の脇役をイメージしがちですが、このお料理に関しては、それは違います。
豚肉を多めに使っているので、しっかりとした存在感があり、メインおかずとして十分に通用する一品です。
冷蔵保存で3日ほど日持ちするので、作り置きしても便利ですよ。
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