大根の煮物に味を染みこませる、効率の良い下ごしらえの方法をご紹介します。
大根の煮物の下ごしらえは、次の4つの方法がよく知られています。
- 大根に隠し包丁(切り込み)を入れる。
- 電子レンジで加熱する。
- 塩ゆでする。
- 冷凍する。
情報元のテレビ番組によると、この中で最も大根に味が良く染みるのは、電子レンジを使った場合です。
電子レンジを使った、大根の下ごしらえの手順をご紹介します。
(一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2015年11月29日放映)
大根に味を染みこませる方法
大根の煮物の下ごしらえをするには、大根をあらかじめ電子レンジで5分ほど加熱します。
そうすると、大根の繊維が壊れ、水分が飛ぶため、ダシが染み込みやすくなります。
なお、ミシュランで2つ星を獲得している和食の名店「き久ち」の店主 菊池隆さんによると、大根は厚めに皮をむき乱切りにすると、味がより染み込みやすくなります。
乱切りにすると、輪切りにした場合とくらべ、断面積が大きくなるためです。
以上のポイントを踏まえて、大根の煮物の下ごしらえの手順をまとめると、次のようになります。
- 大根の皮を厚めにむき、乱切りにする。
- 大根を耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600w程度)で5分加熱する。
あらかじめ大根を電子レンジで加熱すると、その後に大根をダシで煮た時に味が染み込みやすくなり、しかも調理時間の短縮になります。
ところで、この電子レンジによる下ごしらえをいかした、大根料理を2品紹介しました。
菊池さんが考案した、「ぶり大根」と「ふろふき大根」のレシピです。
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