大根の面取り。ひと手間かけて煮崩れ防止!やり方を動画で解説。

大根の面取り

レシピ動画

これが基本!大根の面取り

大根の面取りのやり方を動画をもとに解説します。

面取りをする意味

面取りとは、大根の切り口の角を、皮をむくような感覚で削って丸くすることです。

ふろふき大根やおでんなど、大根を長時間煮込む料理によく使われる切り方です。

面取りをする一番の理由は、煮崩れの防止。
大根をコトコト煮込むと角の尖った部分が煮崩れしやすいのですが、面取りをして丸くしておくことで、型崩れを防ぐことができます。
また、型崩れしにくくなることで、見た目も良くなります。

面取りは、絶対にやる必要があるものではありません。
家族で食べるだけなら、多少煮崩れても愛嬌ということで、面取りしないでそのまま煮るのもアリです。

ただ、料理をきっちり作りたいのなら、面取りをして、見た目をきれいに仕上げるのがおすすめです。

面取りのやり方

材料

調理時間1分
大根 好みの量

大根を輪切りにする
大根の皮を厚めにむく
  1. ① 大根を好みの大きさに切り、皮を剥きます。

切り方は料理によって変える

ふろふき大根やおでんに使う場合は、厚めの輪切りにしたうえで、皮も厚めにむくのが定番です。

煮物など他のお料理に使う場合は、半月切りなどに切り方を変えてももちろんOKです。


大根の切り口の角に包丁を当てて角を丸く削ぐ
大根の面取りをする
  1. ② 大根の切り口の角に包丁を当て、大根を手で回しながら、皮をむくように角を丸く削いでいきます。

大根をひっくり返して裏面を面取りする
面取りした大根
  1. ③ 大根をひっくり返して、切り口の角に包丁を当て、裏面も同じように角を丸くします。

両面の角を丸くする

面取りは、大根の表面と裏面の両面に行います。
大根を半月切りにした場合も、同じように、両面のすべての角が丸くなるように切ってください。

ここまでの工程で、大根の「面取り」はお終いです。
面取りをしたあとの残りの大根は、捨ててしまうのはもったいないので、味噌汁の具材などとして料理に使うといいです。


面取りをした後の下ごしらえ

なお、ふろふき大根やおでんなど、大根を厚めに切って煮込む場合は、面取りした大根に隠し包丁を入れ、さらに下茹で(アク抜き)をしてから使うのが一般的です。

大根の隠し包丁を入れる
隠し包丁の深さ
  1. ④ 隠し包丁を入れるには、面取りをしたあとに、大根の厚さの1/3〜1/2くらいまで、十字の切り込みを入れます。

大根に隠し包丁を入れると、火の通りや味しみが良くなります。
面取りをしただけだとこうした効果はほとんど見込めませんが、このひと手間で大根が更に美味しくなります。

なお、隠し包丁下茹で(アク抜き)のやり方については、別記事で解説していますので、そちらも参考にしてください。

また、当サイトでは、「ふろふき大根」と「おでん」の作り方もご紹介しています。
下ごしらえの方法を含めて詳しく解説しているので、これらのお料理を作る場合は、リンク先の記事もぜひご覧ください。

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