柿プリンの簡単レシピをご紹介します。
材料は柿とバニラアイスと牛乳だけ。
これらをミキサーにかけ、冷やし固めたら完成です。火は一切使いません。
卵も使いませんが、本物のカスタードプリンのような味と食感に仕上がりますよ。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」坂上忍の料理の裏ワザ 2015年10月8日放映)
柿プリンの作り方
「火を使わないプリン」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
柿(※) | 200g(2個分) |
バニラアイス | 90g |
牛乳 | 大さじ6 |
※かたくて熟していない柿を使用。
- 柿は皮をむき、適当な大きさに切る。
柿・バニラアイス・牛乳をミキサーに入れ、1分ほど撹拌してトロトロにする。 - 1を容器に流し入れ、フタをする。
冷蔵庫で3時間冷やし固めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
柿プリンの作り方
まず柿(2個分)の皮をむき、適当な大きさに切ります。
そして柿・バニラアイス(90g)・牛乳(大さじ6)をミキサーに入れ、トロトロになるまで1分ほど撹拌します。
最後にミキサーの中身を容器に流し入れ、フタをして冷蔵庫で3時間冷やしたら完成です。
ちなみに私が試したところ、固まるまでにもう少しだけ時間がかかりました。
冷やしている間にプリンの色は、淡い黄色から濃いオレンジ色に変わります。
柿とバニラアイスと牛乳をミキサーにかけ、冷蔵庫で冷やし固めると、柿に含まれるペクチンによって、プリンのように固まります。
またバニラアイスを加えることで、カスタードプリンのような味に仕上がります。
柿とバニラアイスと牛乳だけで、なぜプリンのように固まるのか、その理由は、柿に含まれる「ペクチン」という成分にあるようです。
ペクチンは、バニラアイスや牛乳に含まれるカルシウムと結合すると、ゼリー状に固まる性質があります。
ちなみにペクチンは、ブドウ・桃・イチゴ・バナナ・リンゴなどにも含まれていますが、これらの果物で同じように作っても、うまく固まらないようです。
柿に含まれるペクチンは、カルシウムと結合する力が特別強いため、プリンのように固まるのだそうです。
また味がカスタードプリンのようになる理由は、バニラアイスの原料にあります。
バニラアイスの原料である卵・牛乳・バニラエッセンスは、そのままプリンの材料でもあります。
バニラアイスとくらべると、柿の風味は弱いため、プリンのような味に感じられるとのことです。
卵を使わず、材料を冷やし固めただけなのに、ぷるぷるっとしたプリンらしい柔らかい食感に仕上がります。
またお味の方も、柿を使っているにも関わらず、本物のプリンみたい。少しあっさりとしたカスタードプリンと言ったところです。とても美味しいですよ。
柿が手に入るシーズンにしか作れないデザートです。
面白いので、是非お試しください。