柿を使った、ご飯によく合う炒め物のレシピをご紹介します。
豚こま肉と長ねぎをオイスターソースや酢で炒め、細切りにした柿を加えたらできあがり。
柿と言えば生のまま食べるのが定番ですが、調理次第で、いくらでも美味しいおかずが作れます。
今回のレシピのポイントは、硬めの柿を使ったうえで、すこし小さめに切ることです。
そうすると、柿の食感をほど良くキープしつつ、豚こまやねぎとの味馴染みが良くなります。
また、柿は、オイスターソースや酢との相性が抜群です。
オイスターソースのまったりとしたコクと、酢のほんのりとした酸味が加わって、深みのある味を楽しめますよ。
材料
柿 | 正味130g※ |
豚こま切れ肉 | 200g |
長ねぎ | 100g(1本) |
塩こしょう | 少々 |
片栗粉 | 大さじ1 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
オイスターソース | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ2/3 |
酢 | 大さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1 |
※皮や種を取り除いた可食部分を130g。1個程度。
作り方
かたい柿を使う
この炒め物には、熟して柔らかくなった柿ではなく、硬めの柿を使ってください。
最初に、柿を半分に切ってヘタを取り、皮をむいて種を取り除きます。
正味130gの柿を用意して、5ミリ角の細切りにします。
長ねぎ(100g:1本)は、1センチ幅の斜め切りにします。
柿の切り方
柿を5ミリ角の細切りにするには、まず、5ミリ幅にスライスします。
そして、切った柿を数枚重ねて、端から5ミリ幅に切ったら完了です。
次に、豚こま切れ肉(200g)に塩こしょう(少々)を振り、手でよく混ぜます。
そして、片栗粉(大さじ1)をまぶします。
豚肉に片栗粉をまぶすと、肉汁の流出を抑えることができるので、しっとりジューシーに焼き上がります。
続いて、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を引き、豚肉と長ねぎを広げて、中火にかけます。
そして、たまに返しながら、少し焦げ目が付くまで2〜3分焼きます。
お肉に火が通ったら、火を弱め、調味料Aを混ぜたものを回しかけます。
調味料Aは、オイスターソース(大さじ1と1/2)・酒(大さじ2/3)・酢(大さじ1/2)・醤油(小さじ1)です。
調味料について
調味料の量は、必要最低限に抑えています。
オイスターソースは、とろっとしていて計量スプーンやボールなどに残りやすいので、付いて残ったものもきれいにかき出して、きっちり測ってみてください。
そして、よく混ぜて調味料を全体に絡めます。
最後に、柿を加え、軽く炒め合わせたらすぐに火を止めます。
柿は軽く温める程度
柿は、とても火が通りやすい食材です。
このレシピでは、他の食材との馴染みを良くするために柿を小さめに切っているので、ここで気長に炒めてしまうと食感が失われてしまいます。
軽く温める程度にさっと炒め合わせたら、すぐに火を止めて、お皿に取り出してください。
柿を使った炒め物と聞くと、あまり食べ慣れないこともあって、少し躊躇う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、心配は不要です。
甘ったるさやしつこさは全くなく、むしろ、柿の優しい甘みがアクセントになって、他の食材の味が引き立ちます。
また、オイスターソースの濃厚なコクと旨みもいい感じ。
お料理全体が一つにまとまって、一体感のある味を楽しめますよ。
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