人参とじゃがいもを使ったきんぴらのレシピをご紹介します。
細切りにした人参とじゃがいもをサラダ油で炒め、みりん・砂糖・醤油などで味付けしたお料理です。
じゃがいもと人参を油でコーティングすると、コクが出るうえに、表面の食感がアップして、煮物とはまた違った感覚で食べられます。
醤油ベースの甘辛な味も加わって、とても美味しくいただけますよ。
お弁当のおかずにもおすすめです。
じゃがいもと人参のきんぴら
「じゃがいもと人参のきんぴら」のレシピです。
じゃがいも | 2個(300g程度) |
人参 | 1/2本(75g程度) |
サラダ油 | 大さじ1 |
白ごま | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
醤油 | 大さじ1 |
顆粒だしの素 | 小さじ1/4 |
水 | 50ml |
- カロリー
- 1人分:117kcal
- 人参を皮ごと5ミリ幅の細切りにし、じゃがいもの皮をむき5ミリ幅の細切りにする。
Aを混ぜ合わせる。 - フライパンにサラダ油を入れ、人参とじゃがいもに油を絡める。弱めの中火でたまに混ぜながら5〜7分炒める。
- 火を弱め、Aを回し入れる。3〜4分かけて、じっくり水分を飛ばす。白ごまを振ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
最初に、人参(1/2本:75g程度)を皮ごと5ミリの細切りにします。
細切りにするには、まず、人参を5ミリの斜め薄切りにします。(上の写真)
人参は、皮をむかずに、きれいに水洗いして、そのまま使うのがおすすめです。
皮をむいた場合とくらべて、食感がややしっかりめに感じられるという違いはありますが、食費の節約になりますし、調理の時短にも繋がります。
ただ、皮をむいて使ってももちろん構いません。
次に、薄切りにした人参を少しずらして並べます。
そして、人参を端から5ミリ幅に切ります。
これで人参の細切りはお終いです。
今度は、じゃがいも(2個:300g程度)を切ります。
まず、じゃがいもの皮をむき、5ミリ幅の輪切りにします。
包丁で皮をむくのが面倒な場合は、ピーラーを使うとラクです。
次に、輪切りにしたじゃがいもを少しずらして並べます。
あとは、人参と同じように、端から5ミリ幅に切っていくだけです。
じゃがいもと人参を切ったら、調味料Aを混ぜておきます。
Aは、みりん(大さじ1と1/2)・醤油(大さじ1)・顆粒だしの素(小さじ1/4)・水(50ml)です。
【工程2】
下準備が終わったら、フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れ、人参とじゃがいもに油を絡め、火にかけます。
そして、フライパンが温まったら(パチパチ音がしてきたら)弱めの中火にし、たまに混ぜながら5〜7分炒めます。
5〜7分炒めると、じゃがいもに薄っすらと焼き色が付き、火が通ります。
加熱時間には少し幅を持たせているので、お好みで調整してください。
火が通っているか分からない場合は、少し食べてみるといいです。
生っぽくなければOK。
煮物などとくらべると、食感はややしっかりした仕上がりになります。
火が通っていない場合は、弱火にしたうえで、もう少し加熱してみてください。
最後に、火を弱め、あらかじめ混ぜておいた調味料Aを回し入れます。
そして、3〜4分かけて、じっくり煮詰めます。
仕上げに、白ごま(大さじ1)を振ったら完成です。
水分を飛ばすことで醤油とみりんの味が凝縮されて、優しい甘みとコクのある味に仕上がります。
炒めたじゃがいもの食感は少ししっかりめで、それがまたいい感じ。
煮込んだじゃがいものホクホク感とは違った魅力があります。
最後に白ごまをふるのも大事なポイントで、白ごまのしっかりとした風味が加わることで、味にメリハリがついて、さらに美味しくいただけます。
じゃがいもを使ったきんぴらの、おすすめレシピですよ。
なお、このお料理は、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵保存で3〜4日程度と考えてください。