サモサのレシピをご紹介します。
じゃがいもやグリンピースを具材にした王道のサモサで、外はサクッと香ばしく、中はホクホクとした絶妙な食感に仕上がります。
さらに、ターメリックやガラムマサラなど複数種類のスパイスを効かせることで、本場インドの深みのある味を再現しています。
サモサの皮の包み方も丁寧に解説していますので、初めての方でも安心して作れます。
ぜひこのレシピを参考にして、ご自宅で本格的なサモサ作りを楽しんでみてください。
材料
茹でたじゃがいも | 150g(大1個分) |
茹でたグリンピース(又は水煮) | 20g |
玉ねぎ | 80g |
生姜 | 5g |
にんにく | 5g |
ターメリック | 小さじ1/4 |
コリアンダー | 小さじ1/4 |
ガラムマサラ | 小さじ1/4 |
チリペッパー・胡椒 | 各少々 |
塩 | 小さじ1/3 |
クミンシード | 小さじ1/2 |
サラダ油(炒め用) | 大さじ1 |
サラダ油(揚げ油) | 深さ3センチ |
中力粉または強力粉 | 100g |
塩 | 小さじ1/4 |
サラダ油 | 大さじ2 |
ぬるま湯 | 35〜45ml |
レシピ・作り方
皮の作り方
- ① 中力粉(100g)・塩(小さじ1/4)・サラダ油(大さじ2)をボールに入れ、手でよく混ぜて、油を均一に粉に馴染ませます。
少し多めの油を加えると、皮がサクサクとした軽い食感に仕上がります。
補足:強力粉でも代用可
- ② ぬるま湯(35〜45ml)を少しずつ加えながら生地をまとめ、耳たぶくらいのなめらかな生地になるまでこねます。
- ③ 生地にラップをかぶせて、常温に30分ほど置きます。
補足:生地を常温に置く理由
中身の作り方
- ④ じゃがいもを茹でます。
皮をむき、適当な大きさに切って鍋に入れます。
かぶるくらいの水(500ml:分量外)を注ぎ、塩(小さじ1/2:分量外)を加えて火にかけます。
沸騰したら火を少し弱め、竹串がすっと通るまで6〜8分茹でます。 - ⑤ じゃがいもをザルに上げます。
じゃがいも150g分をボールに移し、熱いうちに潰します。
- ⑥ 玉ねぎ(80g)と生姜(5g)とにんにく(5g)をみじん切りにします。
- ⑦ ターメリック(小さじ1/4)・コリアンダー(小さじ1/4)・ガラムマサラ(小さじ1/4)・チリペッパー(少々)・胡椒(少々)・塩(小さじ1/3)を合わせておきます。
- ⑧ フライパンにサラダ油(大さじ1)・生姜・にんにく・クミンシード(小さじ1/2)を入れ、弱めの中火にかけて香りを立たせます。
- ⑨ 玉ねぎを加え、少し色づくまで炒めます。
- ⑩ 火を弱め、茹でたグリンピース(20g)と合わせておいた調味料を加え、1分ほど炒めます。
- ⑪ 火を止めて、潰したじゃがいもを加え、よく混ぜます。
フライパンの中身をボールに戻し入れ、8等分に分けます。
サモサの包み方
- ⑫ まな板の上に小麦粉(適量:分量外)で軽く打ち粉をします。
生地を4等分し、それぞれを丸め、手のひらの上である程度平たく伸ばします。
生地をまな板にのせ、麺棒を使って15〜16センチの円形にのばします。
- ⑬ 包丁で半分に切り、半円形にします。
生地の直線部分の片側半分にだけ、水を塗ります。 - ⑭ 生地の左右の端を内側に倒し、少し重ねて折ります。
「重ねた部分」を指で軽く押さえて密着させます。
- ⑮ 生地を持ち上げ、「重ねた部分」が手前に来るように持ちます。
上部を開けた状態で親指と人差し指で支え、具材を詰めます。
- ⑯ 生地上部のフチの内側に、水をぐるっと一周塗ります。
生地上部のフチを密着させて閉じます。
まず、「重ねた部分」と反対側をしっかりと閉じ、その後全体をしっかり密着させます。 - ⑰ 閉じた部分を、「重ねた部分」の方に折りたたみます。
揚げ方
- ⑱ 油を深さ3センチ注ぎ、180度に温め、全体がこんがりと色付くまで4分ほど揚げます。
途中1分ほど経ち、皮の表面が固まってきたらひっくり返します。
その後は、たまに返しながら揚げます。
- ⑲ 取り出して油を切ったら完成です。
揚げたてをいただきます。
お肉を一切使わずに作るお料理ですが、揚げ物特有のコクとスパイスの風味が加わって、満足度の高い味わいに仕上がります。
インドではスナック感覚で食べられることが多いですが、食卓の主役としてもぴったりの一品です。
レシピの補足説明
強力粉でも代用可
インドでは、サモサを作るときに中力粉を使うのが一般的です。
中力粉を使うとサモサの皮がほどよくサクッとした食感に仕上がるため、初めてサモサを作る方は、まずは中力粉で作ることをおすすめします。
もし中力粉をお持ちでない場合は、薄力粉と強力粉を半々ずつ混ぜ合わせて使っても良いです。
また、少ししっかりめの食感がお好みの場合は、強力粉で作ることもできます。
強力粉はタンパク質の含有量が高いため、中力粉を使った場合と比べると、やや重ための食感に仕上がります。
生地を常温に置く理由
小麦粉に水を加えてこねると、タンパク質が水と結びついてグルテンが形成され、生地に弾力が生まれます。
この弾力はサモサの生地作りにおいて欠かせないものですが、あまり強いと生地が固くなりすぎてしまいます。
そのため、生地を30分ほど寝かせてグルテンを落ち着かせると良いです。
そうすると、適度に柔らかく、また扱いやすい生地になります。
ところで、当サイトでは、現地インドでの経験をもとに、インド料理やインドの観光スポットについて別記事で詳しく解説しています。
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