ふきのとうのオリーブオイル漬けのレシピをご紹介します。
旬のふきの風味をそのままオイルに閉じ込めた、おすすめの保存食レシピ。
色鮮やかさもキープできるので、見た目良く、味良く仕上がります。
保存期間は2ヶ月ほど。
ふきのとうは生のままだと足が早い食材ですが、オリーブオイルに浸しておけば、季節限定の風味を長く楽しむことができます。
ご飯にのせてお醤油を少し垂らして食べるだけでも美味しいですし、パスタや納豆などとの相性もいいです。
材料
ふきのとう | 好みの量 |
オリーブオイル | ひたひたくらい |
塩 | オイル50mlにつき小さじ1/8 |
作り方
ふきのとうの色止めをする
まず、ふきのとう(好みの量)の変色した茎の端を切り落とし、汚れた葉を取り除いて、きれいに洗います。
そして、ふきのとうを縦半分に切り、葉と茎の部分を手で切り離して、それぞれをすぐに水にひたします。
葉と茎を切り離して水に浸す
ふきのとうは、このあとに茹でますが、あらかじめ葉と茎を切り離した方が、色が鮮やかに仕上がります。
また、ふきのとうは、切ったそばから断面が変色していくので、作業が済んだらすぐに水に浸けます。
葉の部分と茎の部分は、この後別々にゆでるので、それぞれを分けて水に浸すことをおすすめします。
次に、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(湯1リットルにつき小さじ2)を加え、葉を1分茹でて冷水に浸します。
続いて、同じ湯を使って、茎を2〜3分茹でて、同様に冷水にさらします。
ふきのとうは湯に浮きます。
全体を湯にしっかり浸けて茹でると、色止めの効果が高くなりますので、まめに返しながら火を通してください。
茹でたふきのとうは、すぐに冷水にさらすことで、色鮮やかさをキープすることができます。
そして、ふきのとうの水気を手でしっかり絞ります。
ふきのとうをオイルに漬ける
熱湯消毒した保存容器を用意して、ふきのとうを入れ、ひたひたくらいのオリーブオイルを注いで、塩(オイル50mlにつき小さじ1/8)を加えます。
フタをして、冷蔵庫に一晩ほど置いたら完成です。
ふきのとうオイル漬けの保存期間
日持ちは、冷蔵保存で2ヶ月ほどが目安です。
このオイル漬けは、醤油を少し垂らして食べると美味しいので、塩気はやや控えめになっています。
とは言え、ふきのとうをオイルにしっかり浸した状態で冷蔵庫に入れれば、けっこう長持ちしますし、色も鮮やかなまま変わりません。
ふきのとうオイル漬けの使い方
ふきのとうは、茹でるだけだと苦味やえぐみが際立ちやすいですけど、オリーブオイルに浸けて少量の塩を加えることで、食べやすさがグッとアップします。
とろっとしたオリーブオイルに包まれて、マイルドな味に仕上がりますよ。
なお、このオイル漬けは、工夫次第で幅広い食べ方が楽しめます。
- ご飯にのせる
- 納豆に混ぜる
- チーズに混ぜる
- パスタに加える
ご飯にのせる
たとえば、一番シンプルな食べ方としては、熱々のご飯にのせて、醤油を少し垂らすのがおすすめです。
ふきのとうのほんのりほろ苦い風味に、オリーブオイルの香りが加わった、ちょっぴり洋風のご飯のお供の完成です。
納豆に混ぜる
オイル漬けを和風の食材と合わせるのなら、納豆も好相性です。
作り方は、納豆に付属のタレとからしを混ぜ、オイル漬けを和えるだけです。
チーズに混ぜる
また、オイル漬けを洋風のお料理にアレンジするのなら、クリームチーズと混ぜるのが簡単でおすすめです。
ふきのとうとクリームチーズは、少しクセのあるもの同士、とてもよく合います。
作り方は、オイル漬けを少し粗めに刻み、クリームチーズを混ぜて、粗びき黒胡椒をトッピングします。
そのままおつまみにしても美味しいですし、パンにつけて食べてもいいです。
「ふきのとう味噌」と「ふきのとう味噌クリームチーズ」の作り方は、それぞれのリンク先を参考にしてください。
パスタに加える
最後にご紹介するのは、ふきのとうオイル漬けを使ったパスタのレシピです。
ふきのとうの風味を存分に活かすには、シンプルなペペロンチーノ風にするのがおすすめです。
作り方は、まず、にんにくと唐辛子をオリーブオイルで炒め、パスタの茹で汁を少し加えてペペロンチーノソースを作り、粗めに刻んだふきのとうオイル漬けを加えます。
パスタはしっかり塩気を効かせて茹で上げ、ソースを絡め、醤油を少々加えて味を調えたら完成です。
ふきのとうの風味がアクセントになって、味わい深い、大人のパスタに仕上がります。
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