セリ(芹)の上手な茹で方を動画で解説します。
セリは、短時間でさっと茹でると、シャキシャキとした食感が残りやすくなりますし、風味も損なわれにくくなります。
そのうえ、アクも、ほど良く取れます。
茎と葉を時間差で湯に浸して、茹で時間はトータルで10秒ほど。
同じセリでも、スーパーで売られているセリと野生のセリでは少し違うので、そうした点も合わせてお伝えします。
材料
セリ | 好みの量 |
塩 | 湯1リットルにつき小さじ1 |
茹で方
まず、セリをきれいに洗い、根元の部分を切り落とします。
せりの根元の部分も料理に使われることがありますが、茎や葉の部分と根元では、火の通りがかなり違います。
根元もつかう場合は、根元だけを別に分けて加熱調理するのがおすすめです。
次に、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。
湯の量は、セリ1束(100g程度)を茹でるのなら、最低でも1リットル、できれば1.5リットルくらいあった方がいいです。
塩の量は、湯1リットルに対して小さじ1程度がおすすめです。
少量の塩を加えて茹でると、セリのアクが抜けやすくなるうえに、色よく仕上がります。
塩を加えたら、葉を手で持ち、茎の部分だけを湯に沈めて、5秒ほど茹でます。
茎の部分は、葉の部分と比べて少し火の通りが悪いので、先に茹で始めます。
セリは湯に浮くので、トングや菜箸などで沈めるなどして、常に湯に浸った状態を保つようにしてください。
続いて、セリの葉の部分も湯に沈めて、あと5秒茹でます。
セリの茹で時間は、合計で10秒がおすすめです。
茎の部分だけを先に湯に浸して5秒茹で、その後に全体を湯に浸して5秒茹でます。
10秒ほどの短時間でセリをサッと茹でると、食感・風味・色、それぞれが良い感じに仕上がります。
茹で上がったら、たっぷりの冷水に軽く浸します。
浸す時間は、ごく短時間で十分です。
特にスーパーなどで販売されているハウス栽培や路地栽培のセリは、野生のセリとくらべるとかなり風味が弱いので、水にさらしすぎると、セリらしい味が失われやすいです。
また、茎が太いものは食感がかたい場合もあるので、そんな時は、茹で時間と水に浸す時間をやや長めにしてください。
セリを水にサッと浸したら、水の中でセリの根元をそろえ、手できゅっと水気を絞ります。
そして、食べやすい長さに切ったら、すぐに料理に使えます。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。