花切りから亀模様まで!しいたけの飾り切り。お洒落に可愛く見栄えをUP

しいたけの飾り切り

レシピ動画

花切りから亀模様まで!椎茸の飾り切り

しいたけの飾り切りの切り方を詳しく解説します。

お伝えするのは2種類の飾り切り。
「花切り」と「亀」です。

しいたけの飾り切り(花)
花切り
しいたけの飾り切り(亀)

「花切り」は、しいたけの飾り切りの代名詞とも言えるほど人気のある切り方です。
見た目が華やかなので、おせちのお煮しめなど、お祝いの料理によく使われます。
また、普段使いでは、鍋物や天ぷらなどでもお馴染みです。

一方の「亀」は、ちょっと変わった飾り切りをしたいという時におすすめです。

どちらの切り方も、コツさえ分かればとても簡単。
しいたけを飾り切りすることで、味染みや火の通りも良くなるので、ぜひお試しください。

花切り

最初に、王道の「花切り」のやり方を解説します。

「花切り」という名前が付いている理由は、ご覧いただけばすぐに分かります。
花の形に切るので、花切り。
とても人気のあるしいたけの切り方です。

しいたけの軸を切り離す

まず、しいたけの軸を切り落とします。


しいたけに放射状に切れ目を入れる

そして、しいたけに切れ目を3本入れます。

最初に目安線を入れる
放射状に切れ目を入れたしいたけ
3本の切れ目は、しいたけの中心で交差するように、なるべく均等に放射状に入れます。

この線が、花びら状に切れ目を入れる際の目安になります。


しいたけに曲線を描くように切れ目を入れる

次に、1本の目安線のすぐ脇に、目安線に向かって包丁の刃を傾けながら、ゆるい曲線を描くように切り込みを入れます。

切り込みを入れたしいたけ
写真のように、目安線の始まりから終わりを結ぶように、湾曲した切れ目を入れます。

分かりにくい場合は、冒頭の動画を参考にしてください。


しいたけに木の葉型に切れ目を入れる

続いて、しいたけを180度回転させます。

そして、逆側にも、同じように切り込みを入れます。
目安線のすぐ脇の部分に包丁を当てて、目安線に向かって刃を傾けながら、ゆるい曲線を描くように包丁を入れていきます。


しいたけに入れた切れ目を引き上げる

次に、目安線の両サイドに入れた切れ目を、包丁の刃で引き上げます。

木の葉型に椎茸が切れたところ
そうすると、このように木の葉型にしいたけが切れます。

しいたけに二つ目の切れ目を入れる

2本目の目安線の両サイドにも、同じように切り込みを入れます。

4枚の花びらができたしいたけの飾り切り
2本目を取り除くと、こんな感じになります。

椎茸の飾り切り「花切り」

3本めの目安線の両側も、これまでと同じように切り込みを入れます。
切り込みの部分を取り除いたら、「花切り」の完成です。

目安線なしでやろうとするとバランスを取るのが大変ですが、あらかじめ目安線を入れておくことで、作業がグッと楽になります。

次にご紹介するのは、しいたけを亀の甲羅のような模様に切る方法です。

亀の甲の模様は実際は6角形なのですが、そこまで忠実に再現しようとすると、かなり手間がかかります。
そのため、ここではひし形に切り分けて、手軽に亀らしく仕上げます。

しいたけに3本の切れ目を平行に入れる

まず、しいたけの中心部分に切れ目を1本入れ、その線と平行するように、両サイドに切れ目を1本ずつ入れます。

切れ目を入れたしいたけ
なお、椎茸のサイズはものによってまちまちです。
見栄えがするように、ケースバイケースで切れ目の本数を微調整してみてください。

一本目の切れ目の脇に切り込みを入れる

次に、いずれか1本の切れ目のすぐ脇から、切れ目に向かって包丁を斜めに傾けて、切り込みを入れます。


しいたけに入れた切れ目を取り除く

そして、切り込みを入れた部分を、包丁の刃でくっと持ち上げて取り除きます。


しいたけに切れ目を入れる

続いて、残りの2本の切れ目も、すぐ脇から包丁を斜めに入れて切り込みを作ります。

椎茸の表面に3本の線ができたところ
そうすると、こんな感じに3本の溝ができます。

交差するようにしいたけに切れ目を入れる

次に、最初に入れた3本の切れ目と斜めに交差するように、新しい3本の切れ目を入れます。


しいたけに切れ込みを入れる

そして、先ほどと同じように、3本の切れ目すべての脇に、斜めの切り込みを入れます。


しいたけの飾り切り「亀」

これで「亀」の完成です。

しいたけは丸っこい形状をしているので、それを甲羅に見立てることで、可愛らしい感じの「亀」に仕上がります。



以上、しいたけの飾り切りのやり方についてお伝えしました。

しいたけを飾り切りすることで、見た目が良くなるうえに、味染み&火の通りもアップします。
ひと手間かける価値はありますよ。

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