とうもろこしの茹で方と茹で時間。甘くて美味しい!旨みを引き出す加熱法

投稿日:2015年7月8日 更新日:

とうもろこしの茹で方と茹で時間

とうもろこしの美味しい茹で方を解説します。

旨みを引き出す茹で方

とうもろこしは、10分塩茹でしてから、更に10分ほど茹で汁に浸すのがおすすめです。

実の部分に火を通すだけなら3〜5分の茹で時間でもよいのですが、この程度の浅い加熱では、とうもろこしの青臭さがすこし残りやすいです。
じっくり10分ほど時間をかけて茹でると、塩だけでなく芯やひげに含まれる旨味成分も実の部分に浸透するため、味に深みが出て、一体感のある味に仕上がります。

なお、とうもろこしは皮なしでも茹でられますが、皮付きが手元にある場合は、皮を3〜4枚ほど残して茹でてください。
そうすると、皮の成分も実に浸透しますし、そのうえ、皮に守られて実の味が薄まりにくくなるため、甘くて濃厚な味に茹で上がります。

水からとお湯から

水から茹でるか湯から茹でるかについては、味の面では、ほとんど違いはありません。
しいて言えば、「水から茹でる」方が、いくぶん水っぽく感じられる程度です。

そのため、沸騰までの時間が短くて済む「湯から茹でる」方が便利です。

レシピ動画

「とうもろこしの美味しい茹で方」です。
とても簡単なので、初めての方でも失敗せずに作れます。

材料

調理時間20分
とうもろこし 2本程度
かぶるくらいの量
水2Lにつき40g(2%)

※ 鍋に入れば何本でもOK。

下処理

まず最初に、とうもろこしを茹でる際の下処理についてお伝えします。

とうもろこしは皮付きのまま丸ごと茹でるのがおすすめですが、手元に皮なししかない場合や、丸ごと入る大きな鍋がない場合もあると思います。

そのため、ここでは、そうした場合の下処理についても解説します。

① 皮付きとうもろこしの下処理

とうもろこしの皮をむいて茎とひげを取り除く

皮付きのとうもろこしを使う場合は、まず、皮を3〜4枚残してあとは取り除き、茎を手で折るか包丁で切り落とします。

そして、「ひげの茶色い部分(A)」と「皮の先端の濃い緑色の部分(B)」をキッチンバサミで切り取り、きれいに洗います。

ひげの茶色い部分も取り除く

皮付きとうもろこしの場合は、実全体が皮でぎりぎり覆われた状態にします。

その際には、表面の皮だけでなく、「ひげの茶色い部分」と「皮の先端の濃い緑色の部分」も取り除きます。
こうした部分を一緒に茹でると、エグミが苦味が出やすいためです。

残った黄緑色のひげや薄皮に関しては、むしろ一緒に茹でた方が、こうした部分のエキスが出て、とうもろこしの味に深みが出ます。

皮が一部ない場合も同じ

皮が少しむいてあるとうもろこし
なお、スーパーでは、右の写真のように、皮の一部がない状態で売られている場合もあります。

このような場合も、下処理のやり方は同じです。
皮がない部分は仕方がないとして、残った皮の部分に関しては、使える部分は残して茹でるのがおすすめです。

② 皮なしとうもろこしの下処理

続いては、皮なしのとうもろこしの下処理についてです。

皮なしとうもろこしの茎を切り落とす
このようなとうもろこしは、ひげも既に取り除かれているため、根元の茎の部分を切り落とすだけでOKです。

茎を手で折るか包丁で切り落とし、きれいに洗います。

③ 鍋が小さい場合の下処理

皮なしとうもろこしを切り分ける
皮付きとうもろこしを切り分ける

こちらは、鍋が小さい場合の下処理です。

とうもろこしが丸ごと入る大きめの鍋がない場合は、とうもろこしをきれいに洗い、鍋に入る大きさにカットします。

なお、皮付きのとうもろこしの場合は、薄皮を残した状態で切り分けます。
丸ごと茹でる場合と同様に、不要な部分を取り除いたうえで、カットしてください。

皮付きのままだと、茹でている間に先端部分の皮が剥がれやすくなりますが、薄皮やひげと一緒に茹でることで、深みのある味に茹で上がります。

茹で方

ここからは、とうもろこしの茹で方を解説します。

沸騰した湯に塩を加える

まず、鍋に水を入れて強火にかけ、沸騰したら塩を加えます。

水と塩の量

水は、とうもろこしがかぶるくらいのたっぷりの量を用意してください。
鍋の大きさなどにもよりますが、だいたい2〜2.5リットルくらい必要です。

また、塩の量は、水の2%くらいがおすすめです。

たとえば、水の量が2L(2,000ml)だとすると、
2,000 × 2 ÷ 100 = 40 となるため
塩の量は、40gとなります。

水が2.5Lなら、塩は50gです。


鍋にとうもろこしを入れる

そして、とうもろこしを入れます。


とうもろこしを入れた鍋に落し蓋をする

続いて、落しぶたをします。
再び沸騰したら火を弱め、静かにフツフツとした状態を保ちながら10分ほど茹でます。

落し蓋がない場合

とうもろこしは湯に浮くので、落し蓋をして、全体を湯にしっかり浸して茹でるのがおすすめです。

落し蓋がない場合は、鍋よりもひとまわり小さい皿でも代用できます。

転がしながらは難しい

湯に浮いたとうもろこしを転がしながら茹でることも、できなくはありません。

でも、とうもろこしを転がしても、また同じ部分が上になって浮いてきてしまうので、全体を均一に加熱するのは難しいです。


10分茹でたら火を止めて、落し蓋をしたまま10分ほど置きます。

茹でたらすぐに取り出さない

とうもろこしを茹で終えたら、すぐに取り出さずに、落し蓋をしたまま10分ほどそのまま置きます。
そうすると、塩気がしっかり染みて甘みが引き立ちますし、とうもろこしの芯やひげや薄皮に含まれる旨味が全体に十分に馴染んで、深みのある味に仕上がります。

また、すぐに取り出した場合とくらべて、とうもろこしの実がしわしわにならないうえに、しっとりジューシーに仕上がるというメリットもあります。



こちらが茹で上がりです。



最後に、とうもろこしの先端を下に向けてザルに上げ、水気を切ります。
皮付きを茹でた場合は、トングなどで皮とひげをつかんでむき、キッチンバサミで切り落としたら完成です。

すぐに食べない場合

なお、茹でたとうもろこしをすぐに食べない場合は、茹でたてをすぐにラップでぴったり包んでおくと、しっとり感がキープできます。

茹で上がったとうもろこしをラップで包む
皮付きを茹でた場合は、皮をむかないでラップで包んでください。

この茹でとうもろこしは、できたてのアツアツはもちろんのこと、冷やして食べても美味しいです。


塩茹でとうもろこし

とうもろこしは短時間で茹でることもできますが、とうもろこしの味を最大限に引き出したいのなら、この茹で方がおすすめです。
芯などの旨みが実の部分にしっかりと染み込んで、とても美味しくいただけます。

とうもろこしの味を堪能するのにぴったりの食べ方ですよ。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で3日

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