とうもろこしの蒸し方と蒸し時間。おいしく蒸す方法!

とうもろこしの蒸し方と蒸し時間

レシピ動画

とうもろこしの蒸し方と蒸し時間

とうもろこしの蒸し方をご紹介します。

とうもろこしの蒸し時間は、10分がおすすめです。

使う道具は、金属製の蒸し器や、竹製や木製のセイロでも勿論いいですけど、それらをお持ちでない場合は、蒸し器なしで加熱することもできます。
その際には、鍋や深めのフライパンに蒸し板などを敷き、蒸し器の代わりにします。

丸ごとでも切ってもOK

とうもろこしを蒸す際には、皮付きを丸ごとでもいいですし、皮をむいて食べやすい大きさに切ってからでも構いません。

どちらも味に差はありませんが、皮付きのまま蒸すと、冷ますときにシワシワになりにくいというメリットがあります。
とは言え、皮なしの場合もラップで包むことで同様の効果が見込めるので、皮付きと皮なし、どちらも同じように美味しくいただけます。

とうもろこしの蒸し方と蒸し時間

とうもろこしを蒸すと、60〜70度くらいの低温でじっくり加熱することになるので、甘みが出やすくなります。

材料

調理時間10分
とうもろこし 好みの量
  • 皮付きでも皮なしでもOK。

手順

  1. とうもろこしを好みで切り分け(丸ごとでも良い)、蒸し器に水を張り、とうもろこしを入れ、強火にかける。
    (鍋やフライパンで蒸す場合は、下の文中を参照。)
  2. 沸騰したら火を少し弱め、10分ほど蒸したらできあがり。
  3. すぐに食べない場合は、皮付きなら皮を付けたまま置き、皮なしなら熱いうちにラップで包むと、冷めてもシワシワにならない。

とうもろこしを切ってから蒸す場合

とうもろこしを包丁で半分に切る
とうもろこしを半分に折る
  1. ① とうもろこし(好みの量)を食べやすい大きさに切ります。
とうもろこしを包丁で切るのが怖い場合は、手で折ってもいいです。
とうもろこしは、子供の手でも簡単に折ることができます。

参考:とうもろこしの切り方


切ったとうもろこしをせいろで蒸す
とうもろこしをせいろで蒸す
  1. ② 蒸し器に水を張り、とうもろこしを入れます。
  2. ③ フタをして強火にかけ、沸騰したら火を少し弱めます。
    中火くらいの火加減で、常に蒸し器から蒸気が上がっている状態をキープしながら蒸します。
とうもろこしは水から蒸す

とうもろこしは、水から蒸すのがおすすめです。
火にかける前に蒸し器に入れる方が、低温でじっくりと加熱できるので、甘みが出やすくなります。

金属製の蒸し器ならフタを布巾で包む

蒸し器は、金属製の蒸し器でもいいですし、セイロでもいいです。

金属製のフタを布で包む
なお、金属製の蒸し器を使う場合は、できれば、フタを布巾で包んで蒸す方がいいです。

というのは、加熱している途中でフタに当たった蒸気が水滴に変わり、とうもろこしに落ちて水っぽくなりやすいためです。


蒸したとうもろこし
蒸したとうもろこしをラップで包む
  1. ④ 10分ほど蒸したら完成です。
  2. ⑤ とうもろこしをすぐに食べない場合は、蒸してすぐの熱いうちにラップで包みます。
すぐに食べない場合はラップで包む

蒸したてのとうもろこしをラップで包むと、水分が蒸発しにくい状態になるので、冷めても表面がシワシワになりません。
プリッとした見た目と、しっとりとした食感がキープできます。

とうもろこしを丸ごと蒸す場合

丸ごとのとうもろこしはサイズが大きいため、1本が余裕で入るような大型の蒸し器をお持ちの家庭は少数派だと思います。
そのため、ここでは、鍋を用いて説明します。

また、皮付きとうもろこしを例に解説しますが、皮なしとうもろこしでも手順は同じです。

鍋に水を注ぐ
鍋に蒸し板を敷く
  1. ① 鍋(もしくは深いフライパン)に、蒸し器と同じように水を注ぎます。
  2. ② 鍋の中に蒸し板を敷きます。
水の量の目安

水は、途中で無くなってしまわないくらいの量を入れます。
鍋の大きさにもよりますが、とうもろこしが2本入る容量なら、500mlくらいあれば安心です。

蒸し板がない場合

蒸し板は、100均などでも購入できます。
とうもろこしに限らず、野菜・肉・魚と幅広い食材に活用できるので、1つあると便利です。

とは言え、蒸し板がない場合は、鍋にザルをのせたり、あるいは鍋の中に小さな器を入れたりして、蒸し板の代わりにするのもアリです。

蒸し板をザルなどで代用する
右の写真はさつまいもを蒸す場合の例ですが、とうもろこしでも同じように使えます。

ただし、いずれにしても、フタがぴったり閉まるようにしてください。


蒸し板の上にとうもろこしをのせる
フタをして蒸す
  1. ③ 蒸し板の上に、皮付きのとうもろこしをのせます。
  2. ④ フタをして強火にかけ、沸騰したら火を少し弱めます。
    中火くらいの火加減で、常に蒸気が上がっている状態をキープしながら蒸します。
フタは布巾で包む

すでにお伝えした通り、金属製の蒸し器を使う場合は、加熱中に水滴が落ちてとうもろこしが水っぽくなるのを防ぐため、フタを布巾で包むのがおすすめです。

ただ、適した布がない場合は、布なしでも蒸せないことはありません。


蒸した皮付きとうもろこし
蒸した皮付きとうもろこしを冷ます
  1. ⑤ 10分ほど蒸したら完成です。
  2. ⑥ とうもろこしをすぐに食べない場合は、皮付きなら皮を付けたまま、皮なしならラップで包んだ状態で冷まします。

以上、とうもろこしの蒸し方についてお伝えしました。
とうもろこしを蒸すことで、甘みをぐっと引き出せます。
ぜひお試しください。


とうもろこしをレンジで加熱する
ところで、とうもろこしの蒸し方としては、蒸し器を使う方法のほかに、電子レンジを使う方法もあります。

手軽さを比較すると、蒸し器よりも電子レンジの方がラクチンです。
しかも、レンジでも十分美味しく仕上がります。

蒸し器を使う方が低温でじっくり加熱できるので甘みが出やすくなりますが、最近のとうもろこしは、元々、品種改良で砂糖でも入っているのかと思うくらい甘みが豊かです。
レンジでも甘みたっぷりに蒸し上がりますよ。

レンジでのとうもろこしの蒸し時間は5分。
1本につき、500Wで5分加熱すればお終いです。
皮付きの場合はそのまま、皮なしの場合はラップで包んで電子レンジに入れます。
リンク先も合わせて参考にしてください。

レンジを使ったとうもろこしの加熱法

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