とうもろこしをフライパンで調理するのなら、少ない水で、蒸すように茹でるのがおすすめです。
フタをして加熱することで、フライパンの中に蒸気が充満し、10分ほどの茹で時間で、シャキシャキとした心地よい食感に仕上がります。
茹で方のポイントは、皮を取り除いたうえで、塩気をほど良く効かせること。
そうすると、とうもろこしの甘みが引き立ち、美味しさが格段にアップします。
ちなみに、とうもろこしを焼きたい場合は、フライパンはあまり適していません。
フライパンだと焦げ目が付きにくいため、グリルやトースターを使う方が美味しく仕上がります。
フライパンを使うなら、今回のように蒸し茹でにするといいですよ。
材料
とうもろこし | 1〜3本(フライパンに入る量) |
塩 | 小さじ1/3 |
水 | 300ml |
作り方
まず、とうもろこし(1〜3本)の皮をむき、ひげを取り除きます。
そして、茎が邪魔でフライパンに入らない場合は、茎を手で折るか包丁で切ります。
皮なしで茹でる
とうもろこしを皮ごとフライパンで加熱すると、完全に湯にひたして茹でる場合とは違って、塩気が付きにくく、青臭さが残りやすくなります。
そのため、このレシピでは、皮をむいてから使います。
フライパンに入らない場合は切る
次に、フライパンに塩(小さじ1/3)と水(300ml)を入れ、手で軽く混ぜて塩を溶かします。
そして、とうもろこしをフライパンに並べ、手で一回ころがして、表面全体に塩水を付けます。
こうすることで、塩気が均一に付きやすくなります。
続いて、フライパンにフタをして強火にかけます。
フタが閉まらない場合
フライパンが浅すぎて、とうもろこしを入れるとフタがぴったり閉まらない場合は、フライパンにはこだわらず、フタが閉まる他の鍋などを探してください。
そうした鍋も手元にない場合は、蒸し茹でという選択肢は捨てて、次の方法でとうもろこしを加熱するのがおすすめです。
どちらもとても美味しく仕上がります。
① レンジで加熱する
レンジで加熱すると、水をまったく使わないので、とうもろこしの味が濃く感じられて、栄養も逃さず摂れます。
そのうえ、調理も簡単ですし、加熱時間も短くて済みます。
② 鍋で茹でる
鍋で茹でると、とうもろこしの芯の旨味が、実の部分にじんわりと浸透します。
また、皮付きのまま茹でると、ひげや皮の旨味も加わって、より味わい深く仕上がります。
フライパンを強火にかけ、沸騰したら、中火にして10分ほど蒸し茹でにします。
フタを取るタイミングは、4分と7分が目安です。
10分経ったらフタを取り、とうもろこしをもう一回ころがして、少し残った湯を表面全体に付けます。
塩が溶けた湯をこのようにしてまとわせて、全体になるべく均一に塩気を付けます。
すぐに食べない場合はアツアツをラップで包む
このとうもろこしは、茹で上がりのアツアツはもちろんのこと、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。
茹で上がったとうもろこしは、ほどよい食感があり、シャキシャキとしたジューシーな口当たりを楽しめます。
また、とうもろこしの実全体に塩気がほどよく染み込んでいるため、しっかりとした甘みが感じられるのも嬉しいところです。
今回のように少量の水で蒸し茹でにすることで、短時間で美味しく仕上がりますよ。
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