とうもろこしを保存する方法をご紹介します。
お伝えする保存方法は2パターン。
冷凍と冷蔵、それぞれについて解説します。
とうもろこしは、わりと足が早い食材なので、常温保存には向きません。
冷蔵することである程度日持ちしますが、それでも、生のまま冷蔵庫に入れた場合の保存期間は2〜3日です。

もし、とうもろこしを長期保存したいという場合には、冷凍保存するという手もあります。

ただし、とうもろこしの冷凍保存には、食感がかなり柔らかくなるという欠点もあります。
食感が分かりにくいコーンスープなどの料理であれば、あまり違和感なく食べられますが、それ以外の使い道はかなり限定されます。
とうもろこしの冷凍にはこうしたデメリットがあるため、「大量に買い込んでおいて、好きなときに食べる」といったニーズには、適していません。
あくまで、使い切れなかったとき限定の保存法と考えてください。

これらの点を踏まえたうえで、とうもろこしの冷蔵・冷凍の仕方を解説します。
とうもろこしの冷凍保存
とうもろこしの冷凍保存期間:1ヶ月
まず最初は、とうもろこしの冷凍保存についてです。
とうもろこしを冷凍するにあたっては、生のまま冷凍してもいいですし、加熱調理してからでもOKです。
- 生のまま冷凍
- 加熱して冷凍
解凍後の食感については、両者の間におおきな違いはありません。
どちらも、かなり柔らかくなります。
なお、日持ちの目安は1ヶ月ほどです。
とうもろこしの冷凍方法はとてもシンプルです。
とうもろこしを軸ごと冷凍する場合は、ラップで包んだうえで、保存袋に入れればOK。
軸から粒を外して冷凍する場合は、後で使いやすい量を小分けにしてラップで包み、保存袋に入れます。
なお、とうもろこしを加熱するにあたっては、電子レンジを使うのがいちばん手軽です。

詳しくは、「とうもろこしをレンジでチンする方法」をご覧ください。

その場合の蒸し時間は、10分程度。
こちらは、「とうもろこしの蒸し方」という記事が参考になります。
とうもろこしの冷蔵保存方法
続いては、とうもろこしの冷蔵保存についてです。
生のとうもろこしは、傷みやすく常温保存には向かないので、買ってきたらすみやかに冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
冒頭でもお伝えしたとおり、とうもろこしは、 生の状態よりも、火を通した状態の方がやや日持ちしやすくなります。
ですから、茹でて使うことが決まっている場合は、早めに加熱してしまうといいですよ。
とうもろこし(生)の冷蔵保存期間:2〜3日
こちらは、生のとうもろこしの冷蔵方法です。
スーパーで売られているとうもろこしには、皮付きと皮なしがありますが、皮付きを生のまま冷蔵する場合は、わざわざ皮を取り除く必要はありません。
むしろ、皮付きのままの方が、水分の蒸発を抑えられるので、美味しさをキープしやすくなります。
皮付きの生とうもろこしを冷蔵する手順は次のとおりです。
- とうもろこしを新聞紙などで包んだ上で、ビニール袋に入れる。
- 茎の方を下にして、立てて保存する。
このように保存すると、少し日持ちしやすくなります。
皮なしの生とうもろこしを冷蔵保存する場合は、こうなります。
- とうもろこしをラップでぴったりと包む。
- 茎の方を下にして、立てて保存する。
とうもろこし(茹で)の冷蔵保存期間:3〜4日
こちらは、茹でるなどして加熱したとうもろこしの冷蔵方法です。
加熱したとうもろこしは、ラップなどでぴったり包むか、あるいはタッパーなどに入れて密閉した上で、冷蔵庫に入れます。
日持ちは、3〜4日ほど。
生よりも少し長持ちしますが、新鮮な方が美味しいので、サラダや和え物などに早めに使ってしまうのがおすすめですよ。