捨てずに活用!とうもろこしのひげ茶のレシピ。効能も解説。

投稿日:2021年6月21日 更新日:

とうもろこしのひげ茶

とうもろこしのひげ(ひげ根)は、普段捨ててしまいがちな部分ですが、実は、漢方薬として使われるほど健康効果に優れた食材です。

この記事では、とうもろこしのひげの効能と、手軽に作れる「ひげ茶」のレシピをご紹介します。

ひげ根の健康効果

とうもろこしのひげは、漢方では「南蛮毛」と呼ばれており、中国はもとより、韓国でも、広く民間茶として親しまれてきました。

とうもろこしのひげには、カリウムが豊富に含まれており、次のような効能があると言われています。

  • 利尿作用
  • 血圧降下作用
  • むくみ解消
  • 便秘解消
  • ダイエット効果

作り方2パターンの違い

なお、この記事では、乾燥させてから煎る一般的なひげ茶の作り方と、生ひげをそのまま煎る簡単なひげ茶の作り方をご紹介します。

乾燥してから煎ると、風味が出やすくなる反面、クセも感じやすくなります。
一方で、生ひげをそのまま煎ると、ひげ自体の風味が出にくい分、クセも感じにくくなります。

とうもろこしのひげ根
ちなみに、私は、生のまま煎る方が好みです。

ひげ茶の味

ひげ茶の味は、正直、賛否両論です。
ややクセがあるので、飲みにくいと感じる方もいますし、穀物特有の甘みがあるので、親しみやすさを感じる方もいます。
私自身はけっこう好きです。

好みは別れますが、栄養価が高いお茶なので、まずは、健康効果を期待して飲んでみるのは十分ありです。
もともと捨ててしまう部分を使うものですし、そのうえ作るのも簡単なので、自分の口に合うか、まずは気軽に試してみてください。

レシピ動画

「とうもろこしのひげ茶」のレシピです。

材料

とうもろこしのひげ 好みの量
ひげ茶2gにつき200ml

※ひげ茶2gは、とうもろこし2本分程度の生ひげに相当します。

作り方

一般的なひげ茶の作り方

とうもろこしのひげの取り方と切り方

まず、とうもろこしのひげ(好みの量)を用意して、先端の茶色い汚れた部分を切り落とし、適当な長さに切ります。

長いままだと乾燥しにくいうえに、煎りにくいので、あらかじめ2〜3センチくらいの長さに切っておきます。

ひげの取り方

とうもろこしのひげの取り方
ちなみに、とうもろこしのひげは、茶色い先端部分を手でつかんでバナナの皮を剥くように放射状に引くと、付け根部分まできれいに取れます。

とうもろこしのひげを乾燥させる

そして、盆ザルに広げ、1〜2日天日干しします。

屋内干しがおすすめ

天日干しと言っても、屋外に置くのはあまりおすすめしません。
なぜなら、とうもろこしのひげはとても軽いので、少しの風でも飛んでしまうから。

ひげは細いので、窓際の日が良く当たる場所でもすぐに乾きます。
1〜2日放置しておけば、カラカラになります。


乾燥したとうもろこしのひげ

完全に乾くと、かなりかさが減ります。

上の写真にうつっているのは、とうもろこし2本分のひげです。


とうもろこしのひげを乾煎りする

あとは、フライパンで5〜10分ほど乾煎りして、こんがりとさせたら、ひげ茶の完成です。

乾燥したひげはふわふわしているので、まめに返したり、ほぐしたりしながら、弱めの火でじっくり煎ると、色ムラが少し出にくくなります。


とうもろこしのひげの粗熱を取る

こんがりと茶色く色付いたら、火から下ろし、粗熱を取ります。

以上が、とうもろこしのひげを乾燥させてから煎る、一般的なひげ茶の作り方になります。


【時短】ひげ茶の作り方

続いて、より短時間でひげ茶を作る方法をご紹介します。
ひげを干さずに、生のままフライパンで煎る方法です。

上でご紹介した一般的なひげ茶と飲みくらべると、こちらの方が、ひげ茶のクセを感じにくく、飲みやすいです。

ただ、効能を目当てにひげ茶を飲むのであれば、乾燥させてから煎る一般的なひげ茶の方が、よりおすすめです。

とうもろこしのひげを乾煎りする

まず、とうもろこしのひげ(好みの量)を適当な長さに切って、フライパンに入れます。
フライパンが温まったら火を弱め、10〜15分ほど乾煎りします。

ひげをあらかじめ短く切った方が、ひげがフライパンに接する部分が増えるので、効率よく煎ることができます。


とうもろこしのひげを手でほぐす

とうもろこしの生ひげは、とても絡みやすいです。
絡んだ部分には火が入りにくいので、煎っている間にたまに火を止めるなどして、手でほぐすといいです。


乾煎りしたとうもろこしのひげ

全体がこんがりとしたら、ひげ茶の完成です。

ひげが色付いて、完全に乾燥したら、火からおろします。

賞味期限は1ヶ月

とうもろこしのひげ茶の保存方法
とうもろこしのひげ茶は、湿気ないように保存ビンなどに詰めて密閉し、冷暗所に置くと、1ヶ月くらいは日持ちします。

ひげ茶の淹れ方

煎り終えたひげ茶は、湯を注いだり、煮出したりして飲みます。
ここでは、味も栄養成分も濃く出やすい、ひげ茶の煮出し方をご紹介します。

ひげ茶の淹れ方

ひげ茶(2g)を鍋に入れ、水(200ml)を加え、火にかけます。
そして、沸騰したら火を弱め、5分ほど煮出します。

茶こしでこしながら、カップに注いだら完成です。


ひげ茶

煎った穀物特有の、まったりとした風味が印象的。
野生的な媚びない味なので、好き嫌いは分かれると思います。

もし飲みづらさを感じる場合は、はちみつを少量加えるという手もあります。
糖分なので、ダイエット中の方にはおすすめできませんが、格段に飲みやすくなりますよ。

ひげを食べるレシピ

最後に、とうもろこしのひげを使った料理をあと1品ご紹介します。

とうもろこしのひげの料理
とうもろこしの実と一緒に、ひげと芯も使った、「とうもろこしのひげの炊き込みご飯」です。

実と一緒に炊き込むと、ひげまで美味しく食べられます。
ひげの旨味も加わって、実だけで作る炊き込みご飯とまた違った美味しさが楽しめます。

リンク先の記事もぜひ参考にしてください。

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