なすの揚げ浸しのレシピ|香ばしくジューシーに仕上げる基本の作り方

なすの揚げ浸し
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なすの揚げ浸しは、香ばしく揚げたなすを旨味たっぷりのつけ汁に浸す、和食の定番レシピです。
冷やすことで油っぽさが和らぎ、さっぱりとした味わいに仕上がります。
ご飯のおかずにはもちろん、そうめんの副菜やお酒のお供にもぴったり。
作り置きもできるので、普段使いの常備菜として重宝する一品です。


材料

2〜3人分:調理時間25分(漬け込み時間を除く)
なす 3本(約300g)
生姜(すりおろし) 適量
サラダ油(揚げ油) 深さ1センチ
つけ汁
醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
顆粒和風だし 小さじ1/2
200ml

なすの揚げ浸しのレシピ・作り方

なすを切って水にさらす

なすを切って水にさらす
なすの水気を拭き取る
  1. ① なす(3本:約300g)はヘタを落として縦半分に切ります。
    皮目に包丁の刃先で浅く5ミリ幅の斜めの切り込みを入れ、さらに横半分に切ります。
    切ったなすは水に5分さらしてアクを抜き、水気をしっかり拭き取ります。


つけ汁を作る

揚げ浸しのつけ汁を作る
つけ汁をバットに移す
  1. ② 鍋に醤油(大さじ3)・みりん(大さじ2)・砂糖(小さじ1)・顆粒和風だし(小さじ1/2)・水(200ml)を入れます。
    中火にかけて、1分ほど煮立ててみりんのアルコール分を飛ばし、つけ汁を作ります。
    火を止めてバットに移し、粗熱を取ります。

なすを揚げる

なすを皮目を上にして揚げ油に入れる
なすをひっくり返して皮目を下にして揚げる
  1. ③ フライパンにサラダ油(揚げ油:深さ1センチ)を入れ、170〜180度に熱します。
    菜箸の先を入れて細かい泡がさかんに出る状態が目安です。泡の動画
  2. ④ なすを皮目を上にして入れ、油に浸してからすぐに裏返し、皮目を下にして中火で1分半ほど揚げます。
    裏返してさらに1分〜1分半ほど揚げ、軽く焼き色を付けます。
なすは皮目を下にして揚げるのが基本ですが、最初に皮目を上にしてすぐに裏返すことで全体に油が馴染み、均一に火が通りやすくなります。


油を切る

なすを裏返して皮目を上にしてあげる
なすの皮目を下にして油を切る
  1. ⑤ なすが揚がったら、皮目を下にして網にのせ、1〜2分ほど置いて油を切ります。
皮目を下にすると、切り込みを入れた面が下向きになるため、そこから油が流れ落ちやすくなります。
余分な油をしっかり落とすことで口当たりが軽くなり、仕上がりもさっぱりとします。

つけ汁に浸して冷やしたら完成!

揚げたなすをつけ汁に浸す

  1. ⑥ 熱々のなすをバットのつけ汁に加え、上下を返して浸します。
    ラップをかぶせて冷蔵庫で1時間以上冷やしましょう。
    2〜3時間置くと味がより染みて美味しくなり、冷やすことで油っぽさも落ち着いてさっぱり仕上がります。
  2. ⑦ 器に盛り付け、仕上げにすりおろし生姜(適量)を添えたら完成です。

揚げ焼きにしたなすはとろっと柔らかく、噛むと旨みたっぷりのおつゆがじゅわっと溢れ出します。
油っぽさを抑えつつ、香ばしさと旨味をしっかり感じられるのがこのレシピの魅力です。
定番の和食レシピとして、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。

よくある質問(FAQ)

なすの揚げ浸しはどれくらい日持ちしますか?

冷蔵保存で2日ほど日持ちします。
時間を置くほどにつけ汁の味がしっかりとなじみ、ご飯によく合うおかずになります。
作り置きしておくと、冷たいままでも美味しく食べられるので、夏の常備菜にもおすすめです。

なすに切り込みを入れて、4等分に切る理由は?

切り込みを入れることで火が通りやすくなり、味もしっかりしみ込みます。
さらに皮が縮みにくく、見た目もきれいに仕上がります。

また、4等分にすることでひと口で食べやすくなるのもポイントです。
半分に切る方法もありますが、そのままでは皮が噛み切りにくく、食べづらいことがあります。

なすのアク抜きは必要ですか?

なすは切ってそのまま調理すると、アクによって渋みや変色が出やすくなります。
水に5分ほどさらすことで余分なアクが抜け、色もつややかに仕上がり、油の吸収もほどよく抑えられます。
このひと手間で味わいがぐっと良くなります。
長くさらしすぎると水っぽくなるので、5分程度で十分です。

みりんのアルコール分を飛ばす理由は何ですか?

みりんをそのまま使うとアルコールの風味が残り、えぐみやクセにつながることがあります。
ひと煮立ちさせてアルコールを飛ばすことで、つけ汁の味がまろやかになり、素材の旨味が引き立ちます。

なすの揚げ浸しは、冷やすとなぜ油っぽさが和らぐのですか?

冷やすことでつけ汁の味がしっかりと染み込み、油の存在感が相対的に弱まります。
また、油が落ち着いて全体になじむため、食べたときに重さを感じにくくなり、さっぱりとした仕上がりになります。

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